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スーパーロボット大戦ES

作者:LAP VAP
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第一話   日常が崩れた日

 
前書き
ようやく本編です。
スパロボのシナリオデモ風に書いていきます。 

 
 
???「人間がまだ抗うだと?」
アンファング「はい、殆どの主力は消したつもりでしたが…ヒトはまた新しい力を作り上げているようです」
???「フン、まあいいだろう、私の復活にはまだ生贄は足りない…復活の為とはいえここまで長い眠りにつくのは本当に退屈だ」
アンファング「もうしばらくお待ちください、我らがアンファングが!必ずやヒトを滅ぼして見せましょう!」
???「滅ぼす、か…フッフッフッフッ」
アンファング「どうかなされましたか?」
???「フッ、ここまで抵抗を続ける人間と、戦ってみたくなってきた…楽しみだ、復活の時が!」
アンファング「あなた様が出ずとも、私たちが!」
???「そう言うな、たまにはいいだろう…少し戦いたくなっても」
アンファング「あなた様に戦いは似合いませぬ!ましてやヒトが神に戦いを挑むなど…あってはありません!」
???「神に抗う人間か…待っているぞ人間達よ、この体で確かめたい…お前たちの進化を!」
          人類解放軍 アジト
ルー「ガンダムの最終チェック、すみましたか?マイさん」
マイ「まぁね、ガンブレードも動作に不具合はないし、さっき少し動かしたけど、何にも悪い所はないかな」
セシリー「このガンダム…発掘されたなんて嘘みたいに綺麗ですね…」
ルー「そうだね、フォルスが元からこの世界にあったことを考えたら、このガンダムもこの世界を守る為に作られたんじゃないかしら」
シーブック「でも…ふたつ目のガンダムが発見されるなんて思わなかったよ」
ルー「本当よねぇ、もしアンファングが襲ってきても、この機体とF91、Z、F90とフォルスがいるんだし、後はアムロ大尉やジュドー達が帰ってくるのを待つだけね」
マイ「帰ってくるって言えば…ねぇルー、ナデシコとの連絡はついたの?」
ルー「はい!2週間以内にはこっちに到着するって、ミスマル艦長から連絡が入りました、あとエンジェル隊、タクト大佐とも合流したとのことです」
セシリー「そうですか…よかった…本当に」
シーブック「…嬉しそうだな、ルー」
セシリー「えぇ…彼女、アムロ大尉達がいなくなったとき、とても落ち込んでいたから…」
マイ「エンジェル隊か…フォルテ達元気にしてっかなぁ…ってそういえば、あのガンダムの名前どうする?名前」
セシリー「名前ですか?そうですね…フォルスは確か惑星の名前でしたよね?」
ルー「惑星か・・・今度はどんな名前つけようか?」
シーブック「名前以前に、パイロットはどうするんです?解放軍の人たち、モビルスーツを操縦できない人ばかりじゃないですか」
マイ「うぅ…アタシに言われても」
(警報がなる)
ルー「敵襲!?」
マイ「まったく、こんな時に!」
セシリー「シーブック!」
シーブック「あぁ、わかってる!F91を出すぞ!」
(場面転換)
(警報が鳴り響く市街地)
レイ(警報、警報、警報、最近多くなってきてんな)
一般人「おい!避難シェルターはまだ開かないのか!」
軍人「ひ、開きます!ですがもう少々お待ちください!」
レイ「おい、あんた、そんなこと言っときながら本当にシェルター開くのかよ」
軍人「は、はい?仰っている意味が…」
レイ「あんた、人類解放軍だろ?本来なら俺たちが警報を聞いたタイミングより、もう少し早く情報を得ているはずだ」
軍人「い…いえいえっ…そんなことはないです!私たちも、あなた方と同じタイミングで警報を聞いたんですよ!そそ、それに、準備が整っていなくて…」
レイ「俺たちのことも考えないで自分一人だけガタガタ震えやがって!軍隊も地に落ちたもんだな!」
一般人「そ…そうだ、そうだ!この人の言う通りだ!」
一般人「私たちはなにもできないのよ!あなた達軍隊はいつも偉そうにしているくせに…ずるいわ!」
レイ「なぁ、せめて何もできない俺たちの為にシェルターぐらいは開けろよ」
軍人「でっ…ですからもう少しお待ち……!ぁ…あ…」
(何かが地面に着地する)
一般人「な、なんだ…どうしたんだ!」
一般人「あ…嫌ぁ…」
シカ型アンファング「神の復活…ヒトは滅びねばならない」
双頭のアンファング「ヒトよ…貴様たちは滅びる運命にある」
レイ「…アンファング…きやがった」
軍人「にげなきゃ…にげなきゃにげなきゃ」
レイ「なんだよ…軍人のクセにビビりやがって、ノコノコ逃げやがった」
一般人「お…おい!シェルター開かねぇのかよ!」
(アナウンスの音)
アナウンス「まもなく、ガンダムが出撃します。住民の皆さんは、至急シェルターに避難してください」
一般人「避難してください、か」
レイ「シェルターは開かねぇけど、逃げることはできるはずだ」
一般人「こうしてはいられません!皆さん!逃げましょう!ここにいては殺されます!」
一般人「多分、二番街には被害は届いていないはずだ!二番街のシェルターに行ければ・・・」
レイ「あぁ、二番街に賭けてみる価値はあるな、よし…いくぞ!」
( 場面転換 戦闘マップへ移行)
アンファング出現×3
レイ(くそ…走ってるだけじゃ、いつかは殺されちまう)
レイ「おい、走れ!
ナメクジ型アンファング「生贄を捧げなければ」
シカ型アンファング「我らが神は復活できない」
双頭のアンファング「だから、死ね」
マップ爆破演出×6
一般人「うわ…うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
レイ「ちくしょう…あぁ、くそ!」
一般人「た、助けて…!せめて赤ちゃんだけでも…」
ナメクジ型アンファング「生贄を捧げよ」
(爆発音)
一般人「いやぁぁぁ…」
レイ「お、おい!う、うわぁぁぁぁ!!」
   (爆発9
レイ「くそっ…くそっ…こんな所で、死ねねぇのによぉ…」
レイ「・・・・・・・・あれは?・・・・うぅ・・・くそ」

味方ユニット出現
Zガンダム ルー搭乗 ガンダムF91 シーブック搭乗 ガンダムF90 セシリー搭乗 フォルスガンダム マイ搭乗
ルー「被害は!?」
マイ「建物は壊されてないけど…人を襲ってるのは確かね。何人かはもう…」
シーブック「こいつら…これじゃあ大量殺人じゃないか!」
セシリー「なんでここまで!こんなにひどい事ができるの!?」
双頭のアンファング「来たか、ガンダム」
シカ型アンファング「ニュータイプ、フォルスに選ばれた者よ、お前達は生きていてはならない」
ルー「何よ!アンタ達なんかに殺されるアタシ達じゃないわ!」
マイ「そうそう、殺られる前にやるってね」
ナメクジ型アンファング「…どうだろうな」
シーブック(やらなきゃこっちがやられる…だけど何だ…あいつらの背後に何かドス黒い大きなものを感じる)
ルー(胸騒ぎ…ってゆうの?いつにも増して嫌な気分だわ)
 戦闘開始
戦闘前会話
シーブックVSアンファング(全三種いずれと戦闘)
シーブック「貴様ら…性懲りもなく何度も何度も!」
シカ型アンファング「シーブック・アノー、消滅の光から逃れたニュータイ………ヒトの道を外れた者よ、貴様は生贄にする価値もない」
シーブック「生贄だと・・・?」

ルーVSアンファング
ルー「アンタ達ねぇ!何を企んでいるのか知らないけど、これ以上私たちの邪魔をするんじゃないわよ!」
ナメクジ型アンファング「貴様もニュータイプか。ヒトではない者よ、滅びるがいい」
ルー「ざっけんじゃないわよ!アンタ達が・・・アンタ達がいなければ、ジュドーは死なずに済んだだんだから!」

セシリーVSアンファング
セシリー「あなたたちはっ!そうやって人々の大切なものを奪ってばっかりで!」
双頭のアンファング「ヒトは我らが神の生贄となるべき存在…生贄となった魂は必ず神の国へと還るだろう、だが貴様たちニュータイプには何も残されておらん」
セシリー「確かに私たちには何も残されていないのかもしれない…でも!」

マイVSアンファング
ナメクジ型アンファング「来たか…エルマのガンダム、何としてでも止めて見せよう」
マイ「アタシ、わかんないや」
シカ型アンファング「…何が言いたいのだ」
マイ「あんたら、人類の進化系なんだろ?ならさ、なんでアタシが、いや…地球のみんなが思っていることを何で理解できないかね」
双頭のアンファング「わからないな、人の心など、とうの昔に捨てた」
マイ「…口で言ってわからないんじゃあ、戦うしかないみたいね」
アンファング「いいだろう、来い」

(3ターン経過  戦闘終了 アンファング撤退)
双頭のアンファング「フン…ニュータイプも抗うだけの力は持っているか」
シカ型アンファング「どうする…あの方の消滅まで時間が」
ナメクジ型アンファング「いいだろう、魂は手に入ったのだから」
シーブック「なっ…待て!」
 (ユニット消滅)
セシリー「行ったみたいですね」
マイ「うん・・・」
ルー「何よあれ、結局向うの勝ち逃げみたいじゃない!」
マイ「ルー…怒る気持ちはわかるけど、こらえた方がいいよ」
ルー「だって…だって…私たちがいつまでもこんな様じゃあ、人間は勝てないし…それに、ジュドーの仇だって・・・」
シーブック「ほら、帰るぞルー、メソメソしていたってしょうがないだろう?」
ルー「・・・うん」
セシリー「!?あれは」
マイ「セシリー、どうかしたの?」
セシリー「人です!今の戦いで生き残りがいたなんて」
シーブック「そうか・・・よかった・・・どうにか収容できればいいんだけど…F91のコクピットは…狭いな、Ζのコクピットに入れられないか?」
ルー「え、えぇ」
マイ「もう落ち込むのはよしな、ルー、ほら早く下りないと死んじゃうよあの人」
ルー「…はい!」
マイ(やっぱ、立ち直りが早いなぁ…いいよなぁ若いって)
レイ「ぅ・・うぁっ痛・・・・」
ルー「大丈夫ですか?今、基地に運びますから安静にしていてくださいね」
レイ「あ、あぁ・・・」
レイ(・・・まだ・・生きてるんだな・・オレ・・・)
レイ(とりあえず・・・一・・・安・・し・・ん)

 「広がる宇宙」に続く
 
 

 
後書き
書き直しに書き直してようやく一話が完成しました。
これから先完結できるか少し不安になってきたところです。
見てくださる皆様に感謝したいと思います。 
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