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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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もう一つの世界エドラスの章
  第三十四話 生きる者たちよ


第三十四話 生きる者たちよ

戦う覚悟を決めたエドラスのフェアリーテイル。それと王国兵が激突する。グレイはもう一人の自分と会い困惑する

「見てシャルル。妖精の尻尾(フェアリーテイル)が助けに来てくれたよ。オイラたちの想いがこの世界を動かしてるんだ」

ハッピーは涙を流し、倒れているシャルルに話した

「グレイが二人とかありえない!!」

アースランドのジュビアとは違いグレイを嫌がるジュビア。王国兵2人を頭をアームロックしている。それをエドグレイが羨ましがる

「ナツ!!しっかり!!」

「ありがとリサーナちゃん」

「あんたたち、ルーシィより手柄とるよ!!!」

「どこに行っても、騒がしいギルドなんだから………」

倒れていたシャルルが涙を流しそう呟いた。
そして遠くの方から砂埃を立て何かの集団が迫ってきた

「な…なんだ…?」

「ま‥まさか……」

エドウェンディの予感は的中だった。エドキョウを先頭に総勢一万人の人間がこちらへ向かってきているのだった

「王国兵をぶっ潰せぇぇぇ!!!」

「「「ウオオオオオオッ!!!!」」」

「バ…バラムが攻めてきた‥‥?」

妖精の尻尾(フェアリーテイル)へ加勢しろォォ!!!」

皆に号令を掛けるエドキョウ。バラムは雄叫びを上げフェアリーテイルに加勢した

「キョウ……」

「一体どうなってんだ‥‥?」












エルザ・スカーレットもエルザ・ナイトウォーカーの戦い。戦いどちらも引けを取らず白熱した戦いを繰り広げていた。実力はほぼ互角だった

「ここまで互角とはな…」

「互角?違うな」

それをナイトウォーカーが否定した

「貴様はまだテン・コマンドメンツの最終形態を知らん」

テン・コマンドメンツに魔力が帯び始め、そして三つに別れていた刃が一つになった

「聖鎗レイヴェルト!!!」

しかしそれに対してエルザは最強の鎧へと換装した

妖精の鎧(アルマデュラ・フェアリー)!!!」

「最強の鎧というわけか!!面白い!!!来い!!!」

互いが全力で駆け激突した。浮遊島は崩れ、互いのレイヴェルト、アルマデュラ・フェアリーは粉々に砕け散った

「今の衝撃で浮遊島の浮力が失われた」

「もう互いに魔力も残っていない。それでも!!貴様を討つ!!!」

崩れ行く島の中でナイトウォーカーがエルザに殴りかかる。振るわれた拳はエルザの顔面にめり込む。しかしそれに耐え、エルザはそれをやり返す。落ちていく中それを2人はひたすらそれを繰り返した。
そしてナイトウォーカーがエルザを地面へと打ち付ける

「私は永遠の魔力のために!!負けられない!!!」

エルザは打ち付けられながらもナイトウォーカーに問う

「貴様の言う永遠はどれだけの一瞬の犠牲の上にある!!?押さえつけ奪い!!威圧して奪い!!他を憎み他を滅ぼしーーー」

「それが人間だーーっ!!!」

エルザがナイトウォーカーを殴り返し反論する

「人間はもっと人を愛するものだ!!!大切な者たちの為に立ち上がり!!涙を流す者の為に剣を取る!!お前はこの世界の悲鳴を感じないのか!!?ナイトウォーカー!!!」

さらにエルザを膝で蹴り返すナイトウォーカー

「世界の悲鳴など貴様より感じているに決まっているだろう!!!魔力の枯渇‥その為に私は‥!!!」

「違う!!!世界とは生きる者の事だ!!!」

ナイトウォーカーを投げ飛ばす

「この世界は死にゆく世界!!!魔力が枯渇し死に至る世界なのだ!!!アースランドの貴様には分かるまい!!!!魔力が無くなる不安・恐怖・絶望!!私たちは永遠の魔力を手にしなければ生きられないんだ!!!!」

ナイトウォーカーの腕をガシッとエルザ掴む

「私たちは生きているだろ、今!!!魔力がなくとも生きている!!!」

ナイトウォーカーがその言葉に目を見開いた

「互いを見ろ!!!魔力などとうに尽きてる!!!それでも人は死んだりしない!!!!弱さも恐怖も全て乗り越えていく強さがある!!!!それが生きる者だ!!!いいかエルザ!!!!お前の中には私の持つ邪悪も弱さもある!!!!だから人々を愛する心も必ずあるんだ!!!生きる者の声を一身に聞け!!!本当の声で語るんだ!!!!」

落ちていく中ナイトウォーカーはエルザの言葉に自身では気づかないうちに涙を流していた

「お前は一人じゃない!!!!」

そして地面へとズドォォォン!!という轟音とともに落ちた。その轟音を聞いたフェアリーテイル、バラム、王国兵たちは戦いの手を止めその音の方角へ目を向けていた



そして落下地点。二人のエルザは大の字になって倒れ込んでいた

「も‥もう動く力も残ってない…………」

「だが……生きて…るぞ」

「敵わんな。お前の勝ちだスカーレット」

ナイトウォーカーは自身の負けを認めた。しかしエルザがそれを否定した

「勝ちも負けもあるものか。同じエルザだ」

「そうか」





ここは城の地下。ここにエドジェラールとパンサーリリーがいた

「王子…一体何を」

「私は長いことアースランドを見てきた。争いもあるが豊かな世界だった。きっと受け皿になってくれる」

「ま‥まさか」

エドジェラールの考えに気がついたリリー

「いくら何でもそれは暴論すぎる!!!!」

「この世界の争いを根絶させるためにはこれしかない。人と人とがきちんと向き合える世界を作るんだ。アニマを逆展開し、この世界全ての魔力を消滅させる」

第三十四話 完 
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