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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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もう一つの世界エドラスの章
  第二十七話 それぞれの思惑

第二十七話 それぞれの思惑

オレは走った。二人を見つけるために。そして地下には似合わない扉を見つけた。その中に入るとぐったりとした二人が気を失っていた

「オイ!!大丈夫か!?」

ナツの頬をペチペチと叩き、ウェンディの体を揺する。しかしいくら呼んでも返事がなかった。ただ意識を失っているようだ。しかしかなりの魔力を吸われてるな

何やら外から声が聞こえる。勢い良く入ってきたのはグレイ。エドラスのではなくアースランドのグレイ。その証拠に脱いでいるからな

「お前ら!?」

「キョウ!!無事だったの!?」

「それよりこの二人だ!」

「心配するな。意識はないが死んじゃいない」

シャルルが泣きながらウェンディに謝っていた。何かあったんだろう

「とりあえずエクスボールを飲ませるんだ!!コラ!!口開けろナツ!!!」

「エクスボール?何それ?」

「この世界で魔法を使えるようにする薬だ。オレもミストガンからもらった」

「オレたちはガジルからもらったんだが、おまえはミストガンからもらってねーのか?」

「そういえば何か飲まされたような」

そしてエクスボールを飲まされたナツはむせてゴロゴロと転がる。意識のない人間に無理やり薬を飲ませればむせるに決まっている

「おし!!次はウェンディだ」

「それはオレがやろう」

オレはグレイからエクスボールをうせとり、懐から小瓶を取り出し、エクスボールをウェンディの口に入れてから小瓶の中の水を飲ます。その間にナツは目を覚まし、どこかへ走り去っていった

するとウェンディも目を覚ました

「大丈夫か?」

「キョウ‥さん‥た‥‥大変なの‥‥ギルドのみんなが‥」

「一体どういう事だ?」

「王国軍は‥エクスタリアを破壊する為に‥巨大ラクリマを激突させるつもりなの‥‥」

みんなの顔が驚きに変わる

「巨大ラクリマ‥‥?ギルドの奴らか!?」

ウェンディは小さく頷く

「私たちの仲間を爆弾代わりにするつもりなんだ!!!!」










しばらくしてウェンディも落ち着きを取り戻した

「エドラスには空に浮いている浮遊島があるの。みんなも幾つか見たでしょ。あれはエクスタリアの魔力で浮いているらしいわ。世界の魔力のバランスを取ってるって本に書いてあった」

「ラクリマにされた仲間もその島の上にいるのか?」

「エクスタリアのすぐ近くにね。今私たちがいる王都上空にエクスタリアとラクリマが浮いているのよ」

「その浮遊島に滅竜魔法を当てる事で加速させ、エクスタリアに激突させるのが王国軍の狙いなんです」

「それで、激突するとどうなるんだ?」

「エクスタリアの魔力と妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔力がぶつかる事ではじけて融合し、永遠の魔力がこの国にふりそそぐって‥‥‥」

「そんな事したらギルドのみんなは‥」

「消えちまう!!」

そんな真面目な話をしている最中に外からドタドタと聞こえる。皆が敵か!?と思いきやーー

「ああああああああ!!!」

血相をかいて走ってくるナツの足音だった

「エルザが二人いたーー!!!何だよアレ!!!怪獣大決戦か!!?この世が終わるのかーー!!?」

「少しは落ち着け」

グレイを見るや否や

「グレイじゃねーか!!!!」

「しまらねーし、落ち着きねーし、ホントウゼェなオマエ」

「アースランドの‥私たちの知ってるグレイよ」

「何!!!?」

「いろいろあってこっちにいるんだ。エルザとガジルもな」

「ハッピーはラクリマを止めに行ったわ」

ナツはそれを知るはずもなくかなり驚いた。そしてウェンディはグレイを見てーー

「あれ‥‥本当だ‥‥グレイさんがいる‥」

「おや?地下だから陽が当たんねーのかな。自分の影が薄く見えるぜ」

「いたのかグレイ」

「てめーはわざとらしいわ!!」

「もしかしておまえらがオレたちを助けてくれたのか?」

「いや、最初に駆けつけたのはキョウだ」

「ありがとうございます。キョウさん!!それにグレイさんも!」

「気にすんな」

グレイにぺこぺこ頭を下げるウェンディ

「やっぱりシャルルも私たちを助けに来てくれた。ありがとう」

ウェンディはぎゅっとシャルルを抱きしめ礼を言った。しかしシャルルは落ち込んでいるようだ

そしてナツ、ルーシィ、グレイは王を見つけるために走っていった

「シャルル、私たちはエクスタリアに向かおう」

「!!?な‥‥何で!?」

「王国軍の攻撃がある事を伝えて避難させないと」

「私たちはその攻撃を止めるんでしょ!!!」

「もちろん止めるよ。絶対にやらせない!!!それはナツさんたちを信じてるから!!!」

珍しくウェンディが怒鳴る

「でも‥‥王国軍は他にどんな兵器を持っているかわからない。万が一に備えて危険を知らせなきゃ。私たちにはそれができるんだから」

「嫌よ!!戻りたくない!!私‥‥エクシードなんてどうなってよいいの!!」

「人間とかエクシードとかじゃないんだよ。同じ生きるものとして‥‥できることがあると思うの」

シャルルは下を向いてしまう

「らしくないぞシャルル」

「キョウ‥‥」

「おまえはいつも通りにドンと構えていればいい」

「それに私がずっとそばにいるからね。こわくないよ。ね?」

「わかったわ」

キョウはウェンディとシャルルの頭を撫でる

「成長したな、おまえら」

とキョウは二人に何かを手渡す

「キョウさん、これは?」

「ま、お守りみたいなものだ。行ってこい」

「はい!行ってきます!行こうシャルル!!」

ウェンディはお守りを握りしめシャルルとともに走っていった


「そろそろオレも行くとするか。飛雷神の術!!」







キョウside

ジェラールはうまくやってくれたようだな。ピンポイントで城の一番上へ出れた

「雷遁・雷雲狼煙!!」

口から雷雲を放ち、それを王都全体に広ませた。これなら"あの術"で敵を一掃できる。それにこの雲はオレの意のままに操れる。


すると王都の近くに大軍が現れた。アレがこの世界の最大規模の犯罪組織バラム。面倒なことになってきた



sideout


エドキョウside

オレたちはようやくここまで来た。長かった。このチャンスもう二度とないだろう。エドラス王がエクスタリアに目が入っているこの時我々が自由を手にするとき!!

「このまま攻め込んでエドラス王もろともこの都を破壊する!!」

「おおおおおおおっ!!!!!」

皆が雄叫びをあげる。皆も自由を手にするためについてきてくれた奴らだ。もう後戻りはできない。妖精の尻尾(フェアリーテイル)の奴らには悪いがたとえ死んだとしてもエドラス王を殺す!!




第二十七話 完 
 

 
後書き
やっぱり地の文が短くなってしまう‥どうしたらいいんだっ!! 
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