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アカメが斬る!――悪を射抜く狩人――

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掃除屋が射抜く! 2

「たっだいま!」

元気よくドアを開けてニコニコとスキップしながらセリアは部屋へ入っていく。

一方、アレクは外でさっき狩ってきた危険種を気に引っ掻け宙吊りにしていた。

彼らがいるのはこの密林にある一番大きな大樹の中のツリーハウスである。

ここならば夜間に危険種に襲われる心配はないとこのツリーハウスを作ったアレク自信、自負していた。

「ふぁぁ…なーに朝から騒いでやがる。こっちは昨日一晩中仕事で寝てねぇっていうのに…」

奥の部屋から出てきたのは右目から首筋にかけて切り傷があり、強面の面構えをした赤髪の男がタバコをふかしながら眠そうに頭をボリボリとかきながら出てきた。

「おはよう、バサラ!てか、昨日仕事だっけ?」

セリアは階段から顔だけを出してバサラに挨拶する。

「あ?そうだよ。帝都で一件、帰り道に三件ほど済ませた…が、もう一件、帝都であったんだが、そっちは取られてた…あー!ったく、無駄足踏まされてムカつく…!お陰で寝不足だよ!」

「そうか、それは災難だな。朝食は今から作るがまだ寝ているかバサラ」

「あー…そうさせて貰う。出来たら起こしてくれ…」

そう言ってバサラは奥の部屋へと姿を消した。

「アレク!リドン起こす?」

セリアが二階の方でアレクを呼ぶ。

アレクは羽織っていた緑色のマントを脱ぎハンガーに掛け、テーブルの上にある青色のエプロンを着るとキッチンの中へ入っていく。

「アイツ起きねぇし、別に起こさなくてもいい」

「ホイホイ、ってあれ?エリ姉とカリンちゃんは?」

「アイツらは昨日から遠征だよ」

「あれー?そーだったー?」

(とぼ)けたように『アハハ』と笑っているセリアに呆れるように溜め息をするアレク。

「お前は…」

「朝から楽しそうだな、アレク」

「え?ああ、おっさん」

濃い髭を生やしたサングラスと頭は坊主の色黒の背の高い男性がアレクの居るキッチンを覗かしていた。

「え!?オヤジさん帰ってきたの!」

とセリアはドタドタドタと二階から飛び降りてきた。

「お帰りなさい!オヤジさん!」

セリアそのままの勢いでオヤジさんと呼ばれた男性に体当たりする形で抱き着こうとする。

「うおお、セリアお前も元気だな」

「オヤジさん、お帰り!」

ぎゅうっと抱き着きセリアはまるでオヤジさんを本当のお父さんのように安心したように笑っていた。

「うっせぇな!何度言えば…っ、リュウさんじゃねぇか。今帰ったのか?」

バサラはさっきまでイラッとした顔からリュウさんと呼ばれた男性を見るなりフッと笑い掛けた。

「おい、バサラ今日はいい酒買ってきたんだが、飲むか?」

「え!?マジでそれはいい!アレク、グラス持ってこい!」

「朝から飲むとかいい度胸だ…おっさん、バサラ…しばらく禁酒しようか?」

アレクはそう言うと包丁をくるくると回し始めニコリと二人に笑い掛ける。

「オヤジさんもバサラも…アレク…ガチギレだよ?」

セリアは抱き着いていたリュウからこっそりと抜け出しこそこそと二階に逃げていった。

「…さぁってもう一眠りでもしようか…」

「バサラ、もう飯できるぞ」

「………」

逃げようとしたバサラは逃げ場を失い、

「アレク、勘弁してくれねぇか?」

「ダメだ、おっさん最近あんた飲み過ぎ…」

アレクはリュウの持っていた酒瓶を取り上げると、そのまま外にドバドバと流した。

「「あ!」」

二人は目を丸めてガクッと落ち込んでしまった…

(アレクの鬼…)

(高かったのに…一口も飲んでないんだぞ…)

二人はホントに落ち込んでしまったみたいでぶつぶつと涙を浮かべて居たのは言うまでもない… 
 

 
後書き
今回はいつもより長めに書いたので誤字脱字があるかもしれませんね…

キャラクターに関しての情報は章が終わってから説明します!

来週にまた更新出来るように頑張ります!
 
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