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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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もう一つの世界エドラスの章
  第二十四話 希望の鍵

 
前書き
しばらくこうしんできずに申し訳ありませんでした。オリジナルの展開やストーリーを構成していたらこんなに期間が空いてしまいました‥… 

 
第二十四話 希望の鍵

オレたちはエドルーシィに連れられ近くの町ルーエンに来ていた。無論オレは変装して今は全くの別人になっている。名前も呼ぶときはキョウではなく"シスイ"と呼ばせるようにした

「ちょっと前までは魔法は普通に売買されていたんだ。けど‥王国のギルド狩りがあって。今は魔法の売買は禁止されている。それどころか所持しているだけでも罪になるんだ」

歩いていると見えるのは閉店した魔法を扱う店。

「つーか、所持してるだけで罪って‥‥」

「気に食わんな」

「元から使える人はどうなるんですか?」

「どう‥‥って魔法を手放せばいいだけだろ?つーか魔法を元から使える人って何だよそれ」

エドルーシィの言っていることもこの世界では何ら変なことではない
ナツたちは困ったような顔をしていた

「どうやらこっちの世界じゃ"魔法"は"物"みたいな感じらしいわね」

「物?」

「魔力が有限ということは私たちのように体の中に魔力を持つ人はいないって事よ。魔力を持つのはラクリマなどの物質。それを武器や生活用品に組み合わせる事で魔法の道具を造る。その総称を魔法とくくってるようね」

そうこう話しているうちに魔法の闇市にたどり着いた

「この地下に魔法の闇市がある。旅をするなら必要だからね」

「闇市‥‥」

顔が青ざめるウェンディ

「しょうがねえ。この世界のルールにのっとって魔法使うか」

「だな」

「あい」

「順応‥‥早いわね」

その後店でナツは炎を封印した封炎剣を、ウェンディは風を起こす空列砲、そんなオレは魔力も何もないただの刀。だがこれでいい。こっちの方が断然戦えるからだ




そのあと店を出て近くのオープンカフェで休憩をしていた。ナツがアースランドのルーシィのことを話すと

「あはははっ!!!!あーはっはっはっ!!あたしが小説書いてんの?ひーーーっ!!!
そんでお嬢様で‥‥‥鍵の魔法使って‥‥‥あーーはっはっはっ!!」

大笑いである

「やかましいトコはそっくりだな」

「やかましい言うな!!!」

「そういえばコレどうつかうんですか?」

さっき買った空列砲。使い方がわからないウェンディはそれを取り出す

「今現在、魔法は世界中で禁止されているって言っただろ?」

それをエドルーシィはきつく叱る

「ごめんなさい」

「しかし‥元々は魔法も生活の一部だったんだろ?」

「そうだよ‥王国の奴ら、あたしたちから文化の一つを奪ったんだ。自分たちだけで独占するために」

「だったら王国の奴らをぶちのめせば魔力は元に戻る。という事か」

「それなら大得意だ!だろ!?キョーーじゃなかったシスイ!!」

「ああ」

「な‥何ばかな事で言ってんだよ!!!王国となんか戦えるわけねーだろ!!」

「何故戦えないと決めつける?」

「それに、何でついてきたんだ?」

「王都までの道を教えてやろーと‥‥‥た‥‥戦うつもりなんかなかったんだ!!」

エドルーシィはそう怒鳴るがナツは

「そっか。ありがとな」

爽やかな顔でそういった。言われたエドルーシィはというと顔を赤くしてナツから目をそらした。

しかしそんな休憩の時間も終わりを告げる。王国兵が攻めてきたのだ

「いたぞ!!」

「街の出入り口を封鎖しろ!!」

「王国軍!!?」

「えーーっ!?」

「チッ‥もうバレたのか!?」

「うそ!?」

「うあああ!!」


王国兵が机などを杖で退ける。兵は10人以上いる。

ナツはさっき手に入れた封炎剣で立ち向かう

「よーし!!さっそくさっき手に入れた"魔法"で‥」

「よせ!!!」

エドルーシィの制止も聞かずに魔法を取り出す

「いくぞー!!ファイヤー!!!!」

ナツが封炎剣を振りかざすと先端から激しい炎が吹き出し王国兵達にふりかかった

その一方でウェンディは空列砲の使い方がわからずに焦っていた。

「はっはーーーっ!!!」




「あ?」

ナツが高笑いを辞めた理由。それは王国兵達が魔法の盾でさっきの攻撃を封じていた

「んにゃろォ‥‥もう一回!!!」

とガコン!とリロードし炎を出そうとしたが、

ふしゅーという音だけが出てきただけだった

「魔力は有限って言っただろ!!?全部の魔法に使用回数が決まってるんだ!!」

「一回かよコレーー!!!」

「出力を考えれば100くらい使えたんだよ!!!」

そう言っている間にも王国兵は攻めてくる。




キョウ視点

いきなり王国兵が攻めてきた。ナツは封炎剣で攻撃したが効かずにウェンディは使い方がわからずに焦っている。エドルーシィは戦う意志がない。仕方ない‥‥

「ここはオレが行く」

「オ‥オイ!!」

オレはエドルーシィの制止も聞かず奴らに向かう。

3人がオレの前に立ちはだかった。しかし1人は左腕でボディブローを。その後にもう1人には右腕でアッパーカット。最後は刀を支えにして蹴りを加え吹っ飛ばした。
こいつら、魔法に頼りすぎて肉弾戦がまるでなってない。

「す‥すげぇ‥‥」

しかしすぽぉんという音と同時に竜巻が発生した。無論オレも吹き飛ばされる

「うおっ!!」

「何したウェンディーー!!」

「ごめんなさ〜い!!」

「うあああ!!」



三人称視点


吹き飛ばされたのはどこかの家畜小屋。外からはガシャガシャと王国兵が身につけている鎧の音が聞こえる。

「なんとかまけたけどこのままじゃ街を出れないよ」

「不便だなァ。こっちの魔法」

「ですね」

「同感だな」

しかし外に王国兵がいるから脱出はできない

「どうしよう」

「別の出入り口はない?」

「難しいな」

その時だった

「いたぞ!!妖精の尻尾(フェアリーテイル)だ!!!」

皆ビックリする。そして兵が入ってくるのかと思いきや、ないもない。とびらをそぉ〜っと開けるともう一人のルーシィがーーアレは間違いなくアースランドルーシィだ。オレはそう確信した。
しかし今のルーシィは王国兵に両手を掴まれている

「放してよォ!!」

「お前はルーシィだな?」

「確かにルーシィだけど何なの一体!?」

「ルーシィ!!!」

「あたし!!?」

「なんでルーシィがここに‥‥」

「ど‥‥どういう事!?」

しかし今ルーシィは王国兵に囲まれている。そんなことを言っている場合ではない

「助けねーと!!!」

ナツはルーシィを助けるために飛び出す

「開け‥天蠍宮の扉!」

ルーシィは星霊魔法を使おうとする。しかしエドラスでは魔法は使えない。皆はそう思っていた

「ルーシィさん!!こっちの世界じゃ魔法は使えないんです!!」

「スコーピオン!!!!」

「ウィーアー」

魔法が使えた。それに皆は驚く

「サンドバスター!!!」

スコーピオンの尻尾から砂の竜巻が放たれ、王国兵を圧倒した

「魔法!!?」

「何で!!?」

「どういうことだ!!?」

「こ‥‥これは‥」

魔法など使えないエドルーシィはナツ達以上に驚いていた

「ルーシィ!!!!」

ナツが呼びかける

「みんな!!!!会いたかった〜〜〜っ!!!」

「一体どうなっているんだ‥‥」

ルーシィはエドラスのルーシィを見つけるとーー

「あたしーーーっ!!!!」

「ま‥まさかこいつがアースランドの」

と話しているうちに王国兵がまた追ってくる

「逃すなーー!!!」

「捕まえろーー!!」

「話は後回しみたいだね」

「ナツ!!早くやっつけて!!」

「オレたち魔法が使えねーんだ」

「えーーっ!!?」

ルーシィは驚く。この時点で魔法が使えるのはルーシィしかいない。キョウは格闘でもあの数を相手にするのは難しい

「ルーシィ!!お願い!!!」

「あいつらをやっつけて!!!」

「ルーシィさんしか魔法使えないんです!!」

皆に頼られるルーシィそんなことされたことは一度もなかったルーシィは

「もしかして今のあたしって最強?」

ポーっとなっていた

「バカみてえな事言ってないでさっさとやれ!!」

「誰がバカよ!!全く‥‥
開け白羊宮の扉!!アリエス!!!!」

ルーシィが鍵をかざし出てきたのは白羊宮のアリエス。頭には羊のツノ。引っ込み思案の可愛らしい女の子。

「あ‥‥あの‥‥がんばります‥‥」

「もこもこー!!!」

「な‥何だこれは‥」

エドルーシィは驚く。驚いているのはエドルーシィだけでなく王国兵も同じだ。無理もないだろう。エドラスは剣などに魔力をまとわせ武器として使う。召喚する魔法などあるはずもないからだ

「ん?アリエスも持っていたのか?」

「え?どういうこと?」

アリエスはキョウに気がつくと駆け寄り

「あ‥あの‥‥お久しぶりです‥‥キョウ‥さん‥」

その発言にルーシィは驚く

「え!?あんたら知り合いなの!?」

「ああ、ちょっと昔な」

「そ‥その節は‥お世話になりました‥‥」

アリエスがキョウに深々とお辞儀をする

「いやいや、気にするな」

「って!!そんなことをしてる場合じゃなーい!!アリエス!!あいつら倒せる!?」

「は‥はい!!やってみます!!ウールボム!!!!」

アリエスの両手から薄ピンクのもこもこを兵たちに投げつける。すると兵士たちは

「あ〜ん♡」

「やさしい〜」

「気持ちいい〜」

「あふ〜ん」

と気持ちよくさせていた

「あれ?」

倒すつもりが気持ちよくさせてしまい首をかしげるアリエス

「みんな今のうちよ!!」

ルーシィの合図で皆は逃げたす

「ナイスルーシィ!!」

「ああ♡あたしもら気持ちいいかも〜」

「これが‥‥アースランドの魔法‥‥」




キョウ視点

オレたちはなんとか王国兵たちから逃げ切り森の奥で休憩をしていた。
そしてルーシィがアースランドからエドラスに来た経緯を語った

「‥‥と言う訳でアニマが街をのみ込む瞬間、ホロロギウムが助けてくれたの。空間の歪みを感じたとか言ってね。一時的に別空間にかくまってくれたみたい」

なるほど。そういうことだったのか

「それで何もない広野に一人取り残されたわけだけど、そこにミストガンがやってきた」

「ミストガン!?」

「‥‥で、事情を聞かされ一方的にこっちの世界に飛ばされたの」

「あいつは何者なんだ?」

「何も言ってなかったわ」

ミストガン‥‥いやジェラール。あの時"月読"でジェラールの記憶を探った。しかしあいつはアニマを知らなかった。もしかするとエドルーシィみたいにこっちにもジェラールがいたという事か。それがミストガンの正体というわけだな

「でも、何でルーシィだけこっちの世界で魔法が使えるの?」

「うーん‥もしかしてあたし‥‥伝説の勇者的なーーー」

「無いな」

「無いな」

見事にナツとキョウ、二人の声がハモった

「いじけるわよ‥‥」

その後ルーシィはうつむいた

「正直わかんないわよ。ナツとキョウが魔法使えないんじゃ不利な戦いになるわね」

エドルーシィがルーシィを見つめる

「てめーら、本気で王国とやり合うつもりなのか?」

「とーぜん」

「仲間の為だからね」

この一人と一匹は即答だが、ルーシィは

「本当にこれあたし?」

エドルーシィの言葉遣いに本当にあたしなのか?と気になったアースルーシィ。まぁ、最初に会った時はバカの次は下品か‥と思ったからな

「魔法もまともに使えねーのに‥王国と‥」

「ちょっと!!あたしは使えるっての!!!
ここは妖精の尻尾(フェアリーテイル)(現)最強魔導士のあたしにまかせなさい!!!!燃えてきたわよ!!!!」

いつも以上にキラキラしているルーシィ

「情けねえが‥‥‥」

「頼るしかないわね」

「あい」

「がんばれルーシィさん!!」

ナツは納得いかなそうにしており、ウェンディは応援していた。まあ、次の街のホテルで"アレ"をしてみるか








エドルーシィ視点

あたしは最初こいつらはバカな奴らだと思っていた。だけど、なんだろう‥‥こいつらならもしかして‥‥‥本当に世界を変えちまいそうな‥‥そんな気がするなんて‥



第二十四話 完 
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