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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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() 僕とメールと文字

 
前書き
殴り書きです。すいません
 

 
「雄二はメールが苦手なの?」
いつもの放課後。屋上でご飯を食べている。いつものメンバー。そして騒ぎが始まる・・・
「いや、雄二はメールは苦手じゃないと思うよ?」
「うむ。ちゃんと帰ってくるしのう」
明久と秀吉は雄二とよくメールをするから即答で答える。
「どうしたんですか?翔子ちゃん」
姫路が心配そうに霧島に質問をする。
「私がメールを送っても一言で終わるの。会話が続かないの」
「そうだっけ?」
「いいや。どちらかといったら雄二の方が会話を伸ばしてるよ」
そして明久は霧島に今までのメールを見せた。
「本当だ。ちゃんと文章で帰ってきてる。うらやましい」
「霧島さんのときはどんな感じなの?」
そして今度は霧島が見せる。見ると霧島が言うとおりすべて「ああ」「そうだな」「わかった」と一言で終わってる。

そしてまたこの女がややこしくする。

「じゃあ吉井君と代表が同じ内容を送って比べない?」
「なんか意味あるの?」
「坂本君が代表だけにこうのか。内容で変わるのかをね」
「僕はいいけど?霧島さんは?」
「私もする」
工藤愛子のこの案でどうなるか

メール1

「じゃあ何にする?」
「最初だし『今日はお疲れー明日も学校だよぉ』は?」
「いいんじゃないかな?」
「うん。それにしよう」

今日の学校も疲れたね。明日も学校だね
(明久→雄二)
今日も学校お疲れ。明日も一緒に頑張ろ
(霧島→雄二)

「さてどう帰ってくるかな?」

3分後
明日も鉄人に遭うのか...冬休みが待ち遠しい
(雄二→明久)

3+2分後
そうだな。がんば
(雄二→霧島)

「「「「・・・・・」」」」
「まぁクラスが違うからこれは仕方ないよ」
「気を取り直して次行こう」

メール2

雄二は休日何してるの?
(明久→雄二)
雄二は私がいない間何してるの?
(霧島→雄二)

数分後
基本寝る、ゲーム、ぐーだら。だな。あ、今週の日曜またゲームしに行くわ
(雄二→明久)
色々なこと
(雄二→霧島)

「「「「・・・・・」」」」
「なんかさらっと予定作っちゃったね」

「次いこー」





30分後




「えー。検証の結果。坂本君は内容関係なく吉井君とのメールのときはちゃんとした会話で、代表とのときはすべて一言でした。」
「何なんだろうね。僕は男女関係なくしてるつもりだけど?」
「はい。見る限り私のときを変わりません」


「じゃあ次は坂本君にちゃんと文で返せよう!!」

「そういうことなら簡単だよ」
「アキからじゃないんだから。霧島さんが送るんだからね」
「っうぐ。はい」


雄二は料理何が好き?
  なんでも

雄二はなんで雄二なの?
  知るか

いつ試召戦争するの?
  未定

冬休み何かバイトするの?
  知らん

どうして部活しないの?
  面倒



「すべて失敗だね」
「じゃあ雄二を困らせるか」
「どうするの?」
「『助けて』だけ送る」
「うわぁ」
「やめて、ひかないで。そう来ると思ったけどひかないで」


「・・・やる」
霧島はメールを送った

助けて
(霧島→雄二)


30分後

「返事きませんね」
「うん。うんともすんとも言わないね」
「もう少しで下校時間だね。」
「読んでないのかな?」

それから10分経っても返事が来ないので皆は帰り支度して校門に居た。

「結局何で雄二は霧島さんには一言なんだろうね」
「さぁ?案外メールより直接話したい。っていう意志表示だったりして」
「雄二が?ないない!!そんな雄二が乙女チックな訳ないよ」
そして帰り出した頃。目の前の大通りの車道真ん中で自転車がもの凄い速さで動いているのが見えた。

「ぉぉぉ」

「あの運転手なんか叫んでるね」

「こぉぉぉ」

「あの暴走自転車こっちに来てない?気のせい?」
「気のせいではないと思います」
「あれってまさか」

「翔子ぉぉぉぉ!!」

「「「「雄二(坂本)!!」」」」

暴走自転車の運転手は雄二だった。そして暴走自転車は明久たちのところで急停止した。

「や、やぁ。雄

「大丈夫か?翔子!!怪我してないか?」
「うん。大丈夫」
「誰にやられそうになった?」
「あ、あのー。坂本くーん」
必死に雄二に声をかけるが雄二は翔子にいってて気がつかない。雄二をよく見るとまだ制服だった。おそらくあの『助けて』メールを見て自転車をずっと漕いでいたのかも知れない。汗だくで息も荒かった。

そして説明


「じゃあ『助けて』メールは架空でしたと?」
「はい」

「翔子!」
珍しく雄二が霧島に強い口調で話しかけた。
「こういう事はもうするな。本当の時でも俺が信じなかったらどうするんだ!!」
「ごめんなさい」
「と、はいうもののもしその時は俺がすぐ駆けつけてやるから心配すんな」
「うん」

「あのー。悪いんだけど僕たちの存在忘れてない?」

「・・・・」

「翔子」
「何?」
「あのメール考えたの誰だ?」
「吉井」
「ちょっと来い。明久」
「ちょっとそれはできない相談だなぁ」
「知るかぁーー」
そしてグランドに真っ赤な花ができました







「どうして雄二はメール返す時いつも一言なの?」
「.....言わなきゃだめか?」
「うん」
「....メールで話したら直接こうやって話す機会が減るから...」
「可愛い雄二」
「うっせ」

「ありがと雄二」

そして雄二と霧島は今日も仲良く二人帰って行きました。






『その時は俺がすぐ駆けつけてやるから心配すんな』
『....メールで話したら直接こうやって話す機会が減るから...』
この二つはしっかりムッツリーニが獲得済みで雄二が
「案外乙女チックな部分もあって可愛い」という噂と夕方に暴走する自転車が文月学園の暫くの噂となった 
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