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ウルトラマンメビウス外伝天空の少女達

作者:末武克之
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第5話 ウィッチーズ隊西へ[後編]

 
前書き
宇宙ロボットキングジョー

怪獣王ゴジラ 

 
ーミライー


僕は夢を見ていた。
キングジョーに負けてもう戦う事すらできなくなっていた。
「インペライザーの時と同じだ僕は…」


ーサーニャー


私はミライさんを探していた。
メビウスが立っていた場所を探していた。
「あ!ミライさん!」
私はミライさんが浜辺で倒れているのを見つけた。
「ミライさん!ミライさん!」
私はミライさんを揺すった。
ミライさんはボロボロの体で脈が弱くなっていた。
「ミライさん!目を開けてください!」
そう私は涙を流しながらミライさんの名前を呼んだ。
ミライさんは目を閉じたまま動かなかった。
私はミライさんを抱いて基地まで運んだ。
「死なないで!ミライさん!貴方は私達ウィッチの大切な兄妹なんだから!」
そう言って私はミライさんに言い続けた。
「さ、サーニャさん…」
ミライさんは少し弱い声で私を呼んだ。
「ミライさん!今は体を休めてください!」
そう私はミライさんに言った。


~医務室~


ミライさんは体に包帯を巻かれていた。
私はミライさんがウルトラマンメビウスだと知った時不安になった。
ウルトラマンメビウスは巨大な力でネウロイや怪獣を倒したけどあの巨大メカに立ち向かったけど敗北した。

もう残される手段は何一つない。
メビウスが負けてウィッチーズの攻撃が通用しないならどうする事もできない。


ーミーナー


私は報告書に書かれていた飛行物体の名前を読んでいた。
飛行物体はキングジョーと上層部がコードネームを書いていた。
キングジョーのボディはメビウスの必殺光線も全く効かない程に分厚い。
「メビウスが負けたら他の武器で倒すのは難しいわね」
私はそう言ってキングジョーと対決する方法がないか探していた。
「ん?」
私は上層部の書類に背中にトゲのような背中をした巨大生物がロマーニャに三日後に向かっていると書いてあった。
「敵でないことを祈りたいわ」
そう言って私は外を見ていた。



ーミライー


僕は夢を見ていた。
怪獣が口から熱線を放って他の怪獣を倒していた。
その強さは今までの怪獣以上だった。
僕はその怪獣の名前をリュウさんに聞いた事があった。
名前は確か「ゴジラ」怪獣の中で最強の怪獣だ。
僕はゴジラをじっと見た。
ゴジラは僕を見てすぐに消えた。


~現実~


僕は目が覚めると医務室で眠っていた。
「そうか!僕はキングジョーに敗北したんだ」
そう言って僕はメビウスブレスを見た。
「やるしかない!僕がウルトラマンだから」
僕は起き上がってウルトラ兄弟の服を着てガッツウイングがある格納庫に向かった。



~格納庫~


僕はガッツウイングを起動してキングジョーの消えた場所に向かった。


~ロマーニャの港~


僕はガッツウイングのデータを見てキングジョーが消えた場所を探った。
ビービー。
いきなり上から4機の熱源を感知した。
そこにはキングジョーの4体のUFOが飛んでいた。
僕はガッツウイングのビーム砲をキングジョーのボディに攻撃した。
キングジョーは合体してビームを弾いた。
「僕が皆を守る。メビウース!」
僕はメビウスブレスを引いてウルトラマンメビウスに変身した。
「セア!」
僕は海の中でキングジョーと戦った。
キングジョーはランチャーを僕に向けて放った。
僕はそれを避けてメビュームスラッシュを放った。
メビュームスラッシュはキングジョーに直撃したが効いていなかった。
「ダア!」
僕はメビウスブレスからメビュームブレードを出現させた。
メビュームブレードでキングジョーに攻撃を仕掛けた。
キングジョーは片腕のランチャーで攻撃を防いでいた。
僕はキングジョーのボディにキックを撃ち込んだ。
キングジョーは少しフラついた。
キングジョーは頭からビームを放ちながら近づいてきた。
僕はメビウスディフェンサークルでビームを防いでいた。
「ハァアア!」
僕はメビウスディフェンサークルが破壊されて僕は海の底深く沈められた。
僕は思い出していた。
ストライクウィッチーズの皆の声を。
彼女達と過ごした日々はとても楽しかった。
僕はそれを忘れたくなかった。
「セア!」
僕はストライクウィッチーズの皆の希望を守るために最後の最後まで諦めないと心に誓った。

ダンダン。
何かがキングジョーの腕に直撃した。
それを撃ったのはリーネさんだった。
「ミライさん!大丈夫ですか?」
そう宮藤さんは聞いてきた。
「ミライくん!貴方は私達の家族なのよ!貴方が消えてほしくないわ!」
そうミーナ隊長は言った。
「ヒビノさん!貴方は私達の兄弟みたいな存在なんですよ!」
そうリーネさんは言った。
「貴方がいないと寂しくなりますわよ」
そうペリーヌさんは言った。
「そうだよ!ミライがいないと錆びしよ!」
そうルッキーニちゃんは言った。
「立ち上がれ!ミライ!」
バルクホルンさんはそう言った。
「ミライ帰ったら説教してやるからな!」
そう坂本さんは言った。
「ミライ!平和を守るのは同じだよ!」
そうハルトマンさんは言った。
「立ち上がれよヒビノ!」
そうエイラさんは言った。
「ミライ!私はまだガッツウイングに乗ってないぞ!」
そうシャーリーさんは言った。
「ミライさん!私はまだミライさんの答えを聞いてませんよ!」
そうサーニャちゃんは言った。
僕は立ち上がった。
キングジョーは頭からビームを放とうとした。
そのときキングジョーの背中に何かの青白い光線が直撃した。
それを放ったのは怪獣の王と呼ばれているゴジラだった。
ゴジラはこっちに近づいてきた。
「グルルル」
ゴジラは僕をじっと見て口から青白い光を僕のメビウスブレスに入れた。
すると僕のスタイルが黒と赤のラインが入っていた。
「ジュワ!」
僕はキングジョーの片手を掴んでチョップした瞬間腕は簡単に破壊された。
「そこよ!」
「いけー!」
そうミーナ隊長とバルクホルンさんは言った。
僕は両手をL字にして新必殺技バーストメビュームシュートを放った。
キングジョーは直撃した瞬間キングジョーはバチバチと火花が出て海の底深くに沈んだ。

僕は皆を見てVサインをした。


~夕方~


僕は変身を解いて皆の所に戻ってきた。
「ミライ!」
ルッキーニちゃんは僕に抱きついてきた。
「全く貴様は私達に心配かけるなよ!」
そうバルクホルンさんは言った。
「はい!すみません」
そう僕は言った。
「それよりあの怪獣はなんなの?」
ミーナ隊長はMG42をゴジラに向けた。
ゴジラは僕を見て海に消えた。
「あれは敵なんですか?」
そう宮藤さんは聞いてきた。
「いえ、仲間ですよ」
そう僕は言った。
「そうだね」
そうサーニャちゃんは言った。
僕達は戦いを終えて基地に帰還した。


~空~


「ストライクウィッチーズ全機帰還します!」
そうミーナ隊長は言った。
「「「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」」」
そう僕達は言った。


続く 
 

 
後書き
新たなスタイルの名前を考えます! 
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