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『心詩』

作者:零那
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『要らない』


湿気を帯びた夏
要らない子になり

空も凍る冬
要らない女になり

愛されたいと想う
それは愚かで滑稽

希望芽吹く春
要らない人間になり

必要とされたいと想う
それも不毛なこと

神様
教えて下さい

生きる苦痛に
耐えなければならない
理由を...

要らない僕の居場所を...

人間の存在理由を...


 
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