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仮面ライダースカルー青空の少女達ー

作者:末武克之
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第2話 別の世界でも探偵

 
前書き
今回は少しハードボイルド? 

 
ー荘吉ー


俺はスカルメモリーとロストドライバーをテーブルの真ん中に置かれていた。
「貴方に聞くわ!貴方は一体何者?」
そう聞いてきたのは赤い髪のレディだった。
「悪いが、俺は神様に頼まれてこの世界に来たんだ」
そう言って俺は帽子を外して言った。
「神様?嘘も休み休み言いなさい!」
そう金髪のお嬢ちゃんは言った。
「本当の話なんだがな」
そう言って俺は帽子を頭に被った。
「ねぇ、仮面ライダーって荘吉だけなの?」
そうツインテールの少女は聞いてきた。
「さぁな!だが俺が前まで風都を守ってきたからな」
そう言って俺は席を立ち上がった。
「待ちなさい!貴方が何者かまだ聞いてませんわよ!」
そう金髪のメガネの少女は言った。
「俺は鳴海荘吉、私立探偵で仮面ライダーだ!」
そう俺は言った。
「待ちなさい!」
そう赤髪のレディは俺を呼んだ。
俺は振り向いた。
「貴方に相棒で助手を与えます!」
そう赤髪レディは言った。
「相棒だと?」
俺は帽子を片手に持ちながら向いた。
「宮藤さん!それからリーネさん!」
そう赤髪のレディは二人の少女を呼んだ。
「はい!」
茶髪の少女とおさげの少女は赤い髪のレディの方を見た。
「貴女達には少しの間スカルの見張りと助手として働いてもらいます!いいわね?」
そう赤髪のレディは二人に言った。
「はい!」
そう二人は敬礼をして頷いた。
俺は呆れながらロストドライバーとスカルメモリを持った。
「それから荘吉さん!」
そう赤髪レディは俺を呼んだ。
「何だ?」
俺は赤髪のレディの方を見た。
「私達は家族みたいなものだからそう思ってくれて構わないわよ」
そう赤髪のレディは言った。
「ああ、俺はお前等の父親の代わりか?」
そう俺は言って全員を見た。
「それよりまだ自己紹介がまだだったわね、私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です」

そうミーナは言った。
「私は坂本美緒少佐だ」
そう眼帯をしたレディは言った。
「ゲルトルート・バルクホルン大尉だ!」
そうバルクホルンは言った。
「シャーロット・E・イェーガー大尉だよ!」
そうシャーロットは言った。
「ペリーヌ・クロステルマン中尉ですわ」
さっきの金髪のレディはペリーヌという名前だった。
「エイラ・イルマタル・ユーティライネン中尉だ!」
そうエイラは言った。
「サーニャ・V・リトヴャク中尉です」
そうサーニャは言った。
「エーリカ・ハルトマンだよ!階級は中尉!」
そうハルトマンは言った。
「リネット・ビショップ階級は曹長です」
そうリネットは言った。
「宮藤芳佳です!階級は軍曹です!」
そう宮藤は言った。
「俺は鳴海荘吉またの名を仮面ライダースカル」
そう俺は言って帽子を片手に持ちながらリネットと宮藤に部屋を案内してもらうことにした。



~荘吉の部屋~


俺は帽子を片手に持ちながら辺りを見た。
ベットと机があるだけであとは何もない。
寂しい部屋だ。
「あの、鳴海さんはこれからどうするんですか?」
宮藤は聞いてきた。
「さぁな」
俺はそう言って外を見ていた。


~ブリーフィングルーム~


俺はスカルメモリを片手に持ちながら考えていた。
「おい!荘吉!」
そう美緒は俺に話しかけてきた。
「何だ?」
俺は美緒を見た。
「少し訓練に付き合ってくれないか」
そう美緒は言った。
「俺は料理はあまりできないぞ」
そう俺は言った。
「いや、剣の訓練に付き合ってくれないか」
そう美緒は言った。
「いや、辞めておこう」
そう俺は美緒に言った。
俺は帽子を片手に持ちながら隊長室に向かった。


~隊長室~


俺は隊長室に到着してミーナと話をしていた。
「ごめんなさいね、書類の手伝いをしてもらって」
そうミーナは言った。
「別に気にしないさ」
そう言って俺は最後の書類を書き終えた。
「それにしても貴方は前に居た世界では探偵だったのよね?」
そうミーナは聞いてきた。
「ああ、俺は弟子の半熟のあいつに帽子を託してあの世に行ったからな」
そう俺は言った。
「荘吉さんはこの基地をどう思ってる?」
そうミーナは聞いてきた。
「悪くないと思ってるぜ」
そう俺は言った。
「そう、貴方が仲間になってくれて私は嬉しいわ」
そうミーナは言った。
「んじゃあな!」
俺は帽子を片手に持ちながら隊長室を後にした。


~ハンガー~


俺はハンガーでスカルボイルダーの整備をしていた。
「あ!お~い荘吉!」
後ろを振り向くとシャーロット・E・イエーガーが手を振っていた。
「何か用か?」
俺はそうシャーリーに聞いた。
「お前、そのバイク乗せてくれないか?」
そうシャーリーは聞いてきた。
「悪いがこいつは俺しか乗せてくれない」
そう俺は言った。
「そうか」
そうシャーリーは諦められない顔をしていた。
俺は調整を終えて部屋に戻ろうとした。
「イー!」
後ろを振り向くとショッカー戦闘員が灰色のカーテンから大量に出てきた。
「こいつは」
シャーリーはファイティングポーズを取った。
「シャーリー!ここは俺に任せて仲間を呼んできてくれ!」
そう俺は言った。
「あ、ああ!」
シャーリーは頷いて走り出した。
「見つけたぞ!鳴海荘吉!いや、仮面ライダースカル!」
そう言ったのはショッカー戦闘員の一人だった。
「貴様らが何人来ても俺には勝てないぜ!」
俺はそう言った。
「ふっふっふ!俺を只のショッカー戦闘員と思うなよ!」
そう言ってショッカー戦闘員は片手に何かを持っていた。
「これに見覚えがあるだろう?」
そう言って取り出したのはガイアメモリだった。
「なっ!そのメモリをどこで手に入れたんだ!それはWの世界にしか存在しないはずだ!」

そう俺は言った。
「なぁに!ショッカーの化学力があればこんなのは朝飯前だ!」
そうショッカー戦闘員は言った。
「いくぞ!」
ショッカー戦闘員は首にメモリを差し込んだ。
[シードラゴン1世]
そして体が変身してショッカー怪人のシードラゴン1世に変身した。
「やれ!ショッカー戦闘員達よ!」
そうシードラゴン1世は言った。
「イー!」
ショッカー戦闘員達は俺に攻撃を仕掛けてきた。
俺はロストドライバーを腰に装着してスカルメモリのボタンを押した。
[スカル!]
「変身!」
俺の体に黒い風が吹いた瞬間俺は仮面ライダースカルに変身した。
「さぁ、お前の罪を…数えろ!」
俺はそう言ってショッカー戦闘員にパンチとキックを打ち込んだ。
「イー!」
ショッカー戦闘員にスカルマグナムで攻撃を仕掛けた。
「これで一対一で戦えるな!」
そう俺は言った。
シードラゴン1世は鞭で攻撃を仕掛けてきた。
俺はそれを避けてスカルマグナムで攻撃を仕掛けた。
バァン!
スカルマグナムの弾丸はシードラゴン1世に直撃した。
「荘吉!」
後ろを振り向くとシャーリーとミーナ達が来ていた。
俺はそれを見た。
「お前等あんまり近づくなよ!」
そう言って俺はパンチでシードラゴン1世のボディに打ち込んだ。
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
俺はそう言ってスカルメモリをマキシマムスロットに差し込んだ。
[スカル!マキシマムドライブ!]
「スカルブロー!」
俺は右手にエネルギーを集めてシードラゴン1世のボディに打ち込んだ。
スカルブローを喰らったシードラゴン1世はふらついていた。
「我々ショッカーに栄光あれー!」
ドカーン
そう言ってシードラゴン1世は爆発した。
俺はロストドライバーを外してショッカー戦闘員の体から出てきたガイアメモリを見た。


ガイアメモリは砕けてメモリのシールに鷲のマークが書いてあった。
それを見る限りショッカー版のガイアメモリだと気づいた。


~夕方~


俺は砕けたガイアメモリを片手に持ちながらそれを机の引き出しの中に入れた。
「明日はどうするかな」
そう呟いて大食堂に向かった。


続く 
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