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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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消滅へのカウントダウン

 
前書き
闇は光に憧れ、
光は闇に憧れ、
そして両者は対立し、
やがて手を取り合い、
そして皇となり、
それは希望と正義を生んだ。 

 
「おやおや、くたばりぞこないが帰って来たところで、消滅までの時間は止まらない!!」
ウロヴォロスは言う。しかし、ダークは……俺達の神はまだ、諦めた眼をせず、欠片を内に取り込み、剣を取った。
「消滅までの時間は止まらない、か。なら、それまでに狩るまでだ!!」
「貴方は馬鹿ですか!?貴方の分身の事を忘れた訳では在りませんよねぇ!?」
ウロヴォロスが言うと、<時間消滅>からダークの分身体がゾロゾロと涌き出てきた。
「うぇえ……マジか……」
「無限モンスタープラント……アクマイザーの技術転用か」
「その通り!!アクマイザーは本当に良い技術を持っていた物ですよ。ゼイバーもホラ、ご覧の通り!!」
ウロヴォロスはゼイバーを手に、言う。
「モンスタープラントにゼイバー……俺の分身体が操られてるのはそれか」
ダークはギリギリと歯を食い縛る。
「フッフッフ……やれぇ!!」
『ウォオオオオオオオッ!!』
ウロヴォロスの合図で分身体が動きだし、俺達目掛け突撃をしてくる。
「皆、気を抜くなよ!!」
『了解!!』
ダークは半神化、俺達の一部分は欠片による影響が残り、ダークの力を受けた状態で剣を取る。
そこに。
『アタックライド ブラスト』
上空から弾丸が放たれ、分身体が吹き飛んだ。
「おっと、遅れたな」
放たれた方を見ると、そこには銃を持った男が居た。
『誰!?』
「恭夜!?」
晴人以外は疑問を抱くが、その男は降りて言う。
「ウロヴォロスとは……まぁ、贅沢な面子だなおい」
「恭夜……お前まだ旅を続けていたのか!?」
「ああ、色々な所を旅しててな」
と、そこでダーク分身体が襲い掛かる。
しかし、動揺せずにうち落とすと、言う。
「風の噂で介入者がいるって聞いてな。まさか、神とは思わなかったが」
「<ワールドストッパー>……崩壊を止めるもの……ディケイドと同じ人種が何故!?」
すると、恭夜は言う。
「士と一緒にするなよ。彼奴は自由人で、俺はボランティアだ。決して、世界を破壊させるのが目的じゃ無いからな」
すると、腰の本みたいな物からカードを一枚取り出す。
「晴人、久々に行くぞ」
「OK、派手に行くか!」
『カメンライド』
『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』
「変身」
「変身!!」
『ブラスト!!』
『フレイム!ドラゴン……ボゥボゥボゥ・ボゥ・ボゥ!!』
同時に変身すると、ブラストはウィザードの背に回る。
『ファイナルフォームライド ウィ・ウィ・ウィ・ウィザード!!』
「行くぞ」
ウィザードの背を触ると、ウイザードラゴンへと変化し、ダーク分身体が蹴散らされて行く。
『オラオラオラァ!!近付くと怪我すっぞ!!』
ウイザードラゴンは吼え、焔を吐いて分身体を灰と化していく。
「ふん、まぁこんなものか」
ブラストはそういうと、再びカードを一枚取って、銃型のドライバーに入れる。
『サモンライド ガイム!』
『極アームズ!大・大・大・大・大将軍!!』
途端、虚空から鎧武・極アームズが現れる。
「うわっ、無から有を!?」
「おい、恭夜。呼び出すなら言えって!!」
「葛葉、お前は人の話をまるで理解すらしていなかった様だな」
「んなこと言うか!?……ってうわ、何だこの有り様!?」
「煩い、さっさと行け始まりの男」
『サモンライド W!』
『サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム!』
更に、ブラストは新たにカードを入れる。
『やぁ、久しぶりだね、村雲恭夜』
「ったく、相変わらずだなオメェ」
「左、フィリップ。依頼だ、彼奴を止めるのを手伝え」
「依頼だ、じゃねぇよ!!」
『翔太郎、他ならぬ村雲恭夜の頼みだ。聞き入れよう』
「ちっ、仕方ねぇ!!」
サイクロンジョーカーゴールドエクストリームは翼で飛び、戦線に加わる。
「面倒だな、一辺に呼ぶか」
『サモンライド オールライダー!!』
『クウガ・アルティメット!』
「やぁ、恭夜。久しぶり」
「今回は頼むぞ」
『アギト・シャイニング!』
「俺は戦う、誰かを悲しませたりはしない」
「津上、頼む」
『龍騎・サバイヴ!』
「何処の世界でも、争いは無くならないんだな……」
「人は変わらなければ、終わらないさ」
『ファイズ・ブラスター!』
「またお前か。しつこいぞ」
「夢を持ったお前が一番強い。信じてるからこそ呼んだ」
「後で飯おごれ!!」
『ブレイド・キング!』
「よ、恭夜」
「久しいな、剣崎。今回も頼むぜ」
「任せろ!!」
『響鬼・装甲!』
「ヒビキ、アンタかわんねぇな」
「鍛えてますから」
『カブト・ハイパー!』
「おばぁちゃんが言っていた。天を目指す者ならば、その下にいる者も救え、と」
「一番変わらねぇのは天道、お前だな」
「当たり前だ。俺は天の道を行き、全てを司る男だ」
『電王・超クライマックス!』
「俺達、超参上!!」
「いや、てんこ盛り過ぎだろ……良太郎は元気か?」
「おい、テメェ!!俺を無視するな!!」
「……お前、暑苦しいから苦手なんだよ」
「テメェはそれだから!!いい加減にしろヒエヒエイケメン!!」
「誉め言葉だ」
『キバ・エンペラー!』
「恭夜さん、お久しぶりです」
「渡、王を目指すならドカンと一発王らしさを見せ付けてやれ」
「ハイ!」
『オーズ・スーパータトバ!』
「恭夜さん、お久しぶりです!!」
「悪いな、映司。呼び出して」
「いえ、ライダーは助け合いですから!」
『フォーゼ・フュージョンナデシコ!』
「おお!恭夜!!久しぶりだなおい!!」
「ああ、頼むぜ、弦太郎!!」
「おうよ!!友情なら誰にも負けねぇ!!」
「はは……それで、お前はどうするよ」
恭夜がダークの方に向く。
「戦う意思は在るか?」
「決まってる、コイツらを言い様にぶちのめして言い様に世界を変えようとしてる奴なんざ殴って止めてやる!!」
「……原典より頼り甲斐が在りそうだ」
「行くぜ!!」
すると、ダークが変身するのを、俺が腕を掴む。
「ライト?」
「俺もやるぜ。腹立ってるのはお前だけじゃねぇ。俺達もだ」
すると、ダークと恭夜の隣に俺達が並ぶ。
「ああ、今までの借りは返さねぇとな!!」
「散々人を怒らせやがって……!」
「ライト君を悲しませた罰をまだ与えてない!!」
「さて、俺も行きますかね」
「興味は無いが、ライトを傷付けたのには怒りを覚える」
ライト、リン、サナ、タツ、レイトが、
「僕を操り人形にしたことを後悔させてあげるよ!!」
「いい加減に腹が立っている」
「……人の物を好き勝手させた報いは受けさせる」
ロード、ゲン、ミヤビが、
「ダークをここまでやった奴だ。いい加減憂さ晴らしをしたい頃なんでな。色々と制限(リミッター)外してぇんだよ」
俺が、怒りを露にした。
「……ちっ、無茶だけはすんなよ!!」
『それは全力で約束できない!!』
ダークはそれを聞くと笑い、ベルトさんを巻いた。
『さぁ、翔夜。一走り行こうか!』
「当たり前だ。今の俺は、脳細胞が今までになくトップギアだぜ!!変身!!」
『ドラ~イブ!!タ~イプスピード!!』
赤いボディをなったダークと共に俺は剣型のキーを取る。
「チェンジブレード!」
『アクセス』
それを腰のドライバーの横にスラッシュさせ、台座にセットして押し込む。
「変身!!」
『チェンジ!ブレード!!』
白い甲冑を身に纏い、最後に剣が腰に転送されて現れる。
「仮面ライダーブレード。けっしてブレイドじゃない。覚えておけ」
そして、再びブレードキーをコネクタから取り出すと、台座のキーを外し、スラッシュ、台座に押し込む。
『キーチェンジ!エクス・カリバー!!』
すると、Fetoでお馴染みの青セイバーにモードレッドの頭装備を付けたアーサースタイルに変わった。
「さぁ、相棒。一走り付き合え!!」
「元よりそのつもりだ!!さぁ、英雄の凱旋だ!!」
その声と共に、ライダーが討ち損ねたダーク分身体を消し飛ばす。 
 

 
後書き
仮面ライダーブレード
主要アイテム/ブレードキー

ライトが仮面ライダーを参考にして作ったライダーズギア。
アイテム<ブレードキー>による能力変化切換を駆使する。
現在のスタイルは、
全てを切り裂く聖なる剣<エクスカリバー>を操るアーサー。

凄まじい切れ味を誇り、竜殺しと呼ばれた大剣<グラム>を操るジークフリード。

血を欲する悪夢の剣<ダーインスレイヴ>を操るニーベルング。

一振りで灼熱を引き起こし、燃やし尽くす<レーヴァティン>を操るスルト。

鋭い切れ味を誇り、敵を捕捉して攻撃する<フラガラッハ>を操るルー。

一瞬にして無尽に伸びる刃を持つ<カラドボルグ>を操るフェルグス。

光を操り、敵を自動追尾する<クラウ・ソラス>を操りし者。

また、神話による武器も使用可能で、

必殺必中の威力を持つ魔槍<グングニル>を操るオーディン。

熱エネルギーの塊で、死者蘇生の力がある魔鎚<ミョルニル>を操るトール。

そして、最大の特徴として、VRゲームの英雄たちの力も使えると言う利点。
勿論、ライト本人の力も使えれば、ダークやロード、はたまた会ったことのある英雄達の武器を呼び出せる。
ただし、これには制限があり、会ったことの無い人や、まさ、使用時に同時に英雄の武器を召喚出来ない。
また、剣で在ればライダーの剣も使える。その際、剣だけが使えるフォームをブレードキーにコピーされる。
例外として、すべてのフォームで剣を使うブレイドと、オーズ、ディケイドは共通で使用可能。

以上である。 
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