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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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もう一つの世界エドラスの章
  第二十三話 ファウスト

 
前書き
みなさんあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 

 
第二十三話 ファウスト

「まさか、エルザが敵とはな」

そこへ割れた仮面をみたのかエドルーシィが話しかけてきた

「オイ、おまえ。顔を見せろ」

そろそろ潮時か。もう隠し通せないな

オレは振り向き皆に顔を見せた。メンバーはざわつくそして一人が怒号をあげた。ウォーレンだった

「キョウ!!てめえ!!!どのツラ下げて帰ってきやがった!!!ウェンディがどれだけーー」

しかしエドウェンディはそれを止めた

「どのツラもない。オレはアースランドのキョウだ。お前たちの知る奴じゃない」

「どういうことだ?」

「オレたちはこの世界の王によって仲間を奪われた。それを取り返しにきただけだ」

「じゃ‥じゃあ‥‥」

「ナツもウェンディもアースランドから来た。そこの猫二匹もな」

「つーとなにか?お前らはアースランドとかいうもう一つの世界から仲間を救うためにこの世界に来たってのか?」

「そっちの世界にも妖精の尻尾(フェアリーテイル)があって‥‥」

「そっちじゃエルザは味方だって?」

「ざっくり言うとね」

みんながざわつく。

「信じがたいのはわかる。オイ、デカイウェンディ。こっちのオレはどういう人間だ?言いたくなければいいんだが」

エドウェンディは少しうつむきながら説明する

「こっちのキョウも元は妖精の尻尾(フェアリーテイル)のメンバーだった。だけどあの人は変わってしまった。」

『オレはこの世界を変える。付いてくるものは付いて来い。弱い奴はいらねえ。オレがこの世界の王となる!!!』

「と言ってここを出て世界規模の犯罪組織"バラム"を作ってしまったの。そして今じゃ王国から指名手配された。捕まれば死刑は確実なの」

「そうだったのか‥‥。だったらそいつはオレが連れてくる」

「つー訳でよ王都への行き方を教えて欲しいんだ」

周りがざわつく

「私たちの仲間はこの世界の王に吸収されちゃったんです。早く助けに行かないとみんなが魔力に‥‥形のないものになっちゃう‥」

「小ちゃい私には悪いけどさ、やめといた方が身の為よ。エドラスの王に刃向かった者に命は無いわ。それほど強大な王国なの」

「この世界じゃ魔力は有限。いずれなくなるものなんだ」

「それを危惧したエドラス王は魔力を独占しようとした。だよねジュビアちゃん」

とジュビアへ促す。ジュビアは静かにうなづき語り出す

「結果‥全ての魔導士ギルドに解散命令が出された」

「初めのうちはみんな抵抗したさ」

「けど王国軍魔戦部隊の前に次々潰されていって‥‥」

「残るギルドはここだけ」

「もちろんオレたちだって無傷じゃない」

「仲間の半分を失った‥‥」

「マスターだって殺されちまった」

ウェンディは静かに見ているだけだった

「逃げるのが精一杯なんだよ」

「だから近づかん方がいい。元の世界とやらに戻りな」

何を言ってるんだこいつら。元の世界へ戻れだと?ふざけるな。こっちの妖精の尻尾(フェアリーテイル)はヘタレの集まりだったのか?

「そんなことオレたちには関係ない。オレたちはただ仲間を救いに行くだけだ」

「キョウさん‥‥」

「頼む!!道を教えてくれ。オレは仲間を助けるんだ!!!!絶対にな!!!!」

ナツも決意していたようだ。みんなはポカーンとした









〜エドラス王都〜

「スゲェよ!!見たかエルザあのデケェラクリマ!!」

騒いでいる男、王国軍第三魔戦部隊隊長ヒューズ

「来る時見たよヒューズ。キレイなモンだな」

エドラスのエルザである、王国軍第二部隊隊長、エルザ・ナイトウォーカー

「あれは何万ものアースランドの人間の魔力なんだぜ!!」

「んーーー正確には魔導士100人分くらいの魔力とその他大勢の生命というべきか」

渋く語るのは、王国軍第四魔戦部隊隊長シュガーボーイ

「細けェ事はいいんだぜ?シュガーボーイ。オレがいいてェのはとにかくスゲェって事さ。いいか?オレの言うスゲェはハンパなスゲーじゃねえ!!!超スゲェって事!!」

「んーーー超スゲェ」

やかましいヒューズを静かに受け流す

「エルザしゃん。妖精の尻尾(フェアリーテイル)はまだやれんのでしゅかな?」

「バイロ」

独特な喋り方をする老人、王国軍幕僚長バイロ

「ぐしゅしゅしゅ。妖精狩りの名がすたりましゅたなァ。残るギルドはもはや妖精の尻尾(フェアリーテイル)のみ。確かに一番逃げ足の速いギルドでしゅがね。陛下はそろそろ結果を求めておいでだ」

バイロを冷たい目でエルザは見る

「そう慌てんな。女神が妖精を狩り尽くす日は近い」

「そうだよ!!エルザの剣はスゲェっつーかスッゲェんだョ!!」

不気味な笑いをするバイロ。そこに、

「その不気味な笑いをやめろバイロ」

「パンサーリリー」

現れたのは、王国軍第一部隊隊長、パンサーリリー。エクシードである

「うるせえのは好きじゃねえ。ヒューズおまえもだ」

「オレもかヨ!?てめ‥自分が一番のスッゲェとか思ってんべぜってー!!」

「少しは口を閉じろ。それにバイロ、警戒すべきなのは妖精の尻尾(フェアリーテイル)だけではない。バラムだ」

「んーーーそりゃそうだけど。機嫌悪いねリリー」

「最近の軍備強化が不満らしいな」

「軍人なら喜ぶべきトコなのになァ」

「しかし我が国はほぼ世界を統一した。これ以上、軍備を強化する理由が見当たらないのも事実‥‥」

「んーーーまだ反抗勢力が少しは残ってるからじゃねーのか。ほら、バラムとかさ」

「それならもう私たちで圧倒できるだろう?」

「わかんないよ。奴ら、今まで犯罪起こしてきたけど、オレたち誰一人として仕留められてないし」

「わかんねっ!!!スッゲェ難しい話してるだろ!?ぜんぜんわかんね!!」

そんな中バイロだけは不敵な笑みを浮かべていた





王の間で走り回る少女がいた

「陛下!!!陛下ーーー!!!!」

そう言うのは王国軍幕僚長補佐、
"ココ"

「予定通り4日後にはあの巨大ラクリマから魔力を抽出できるとの事です!!やりましたねっ!!!!」

「足りんな」

「はへ?」

王の意外な言葉にココはそんな言葉を出し、さらに走り回った

「陛下‥‥今‥なんと?」

「あれでは足りぬと言っておる」

さらにさらにココは王の間を走り回る

「お言葉ですが陛下ーーー!!!あのラクリマはアースランドの魔法都市一つ分の魔力なのですよー!!この先10年相当の我が国の魔力として利用できるのですよー!!!」

「我が偉大なるエドラス王国は有限であってはならぬのだ」

走り回っていたココがピタッと止まった

「よこせ‥もっと魔力をよこせ‥‥」







「ワシが求めるのは永遠!!!!永久に尽きぬ魔力!!!!」

そう言うのはアースランドのマグノリアを吸収し、アニマを作り出した張本人。エドラス王国国王、ファウスト









キョウside


オレたちは皆から王都への道を聞き出発した。そしてしばらくも立たないうちにナツは変な小さいカエルを捕まえようとしていた

「何をしているんだお前は?」

「王都まではまだまだかかるのかな?」

「さっき出発したばかりじゃない」

「5日は歩くらしいからな」

「なんか(エーラ)の調子も悪いし歩いて行くしかないわね」

「オイラたち魔法が使えなくなっちゃったの?」

「わからない‥‥先が思いやられるわ」

とシャルルはため息をついていた

「ハッピー、キョウ手伝ってくれ!!見た事ねえカエルだぞ!!!これルーシィへのみやげにしようぜ!!」

「オイラ喜ばないと思うよ」

「右に同じ」

全くだ。ナツが捕まえようとしたカエルの先にいたのはーーー

さっきのカエルの親なのか自分の何十倍もでかかった


「どわーーーっ!!!!」

「きゃあああっ!!!!」

「でかー!!」

「ウゲロー!!!!」

そのデカカエルが襲いかかってきた。ナツは火竜の鉄拳を出そうとしていたがーーー

出なかった

「魔法がつかえねーっ!!!!」

「ええーーっ!!!!」

「うわー!!」

皆一斉に逃げ出した。オレはもう術を使えない事は分かりきっていた。なぜならばこの世界に来る時にマサムネの口寄せが強制的に解除されてしまったからだ

「どうなってんだ!!?キョウは!!?」

「あいにくオレもだ」

「わ‥私も!!!」

「これがエドラスの影響なの!!?」

オレたちが逃げているその瞬間、そのデカカエルが雷に打たれたようにしびれたのだ。
それをやったのはオレたちの後をつけていたエドラスのルーシィだった

「怖いルーシィ!!」

「怖いルーシィさん!!」

「いちいち怖いとかつけんなっ!!!」

「下品なルーシィ」

「下品言うなっ!!!」

突っ込まれた。これに関してはアースランドのルーシィと同じだな

「何でアンタが?」

「まあ‥その‥この辺りは危険だしな。なんつーかその‥‥」

なんかデレていた。ナツは嬉しそうな顔をしている

「し‥心配してる訳じゃねーからなっ!!」

「なんだかんだ言ってもやっぱりルーシィだなおまえ」

「どんなまとめ方だよ!!!」

「そーゆーツッコミとか」

「だな」

エドルーシィは目をそらしながらもどこか嬉しそうだった

「ついてきな。武器(まほう)も持たずに旅すんのは自殺行為だ」

第二十三話 完 
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