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パーカーが逝く!天国と地獄の二つの顔を持つ場所へ!その名も、SI学園!あ、違う?IS学園?

作者:謎の人
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序章
  来ました!変態の巣窟!・・・消えたくなってきた

 じー、と言う擬音が似合う空間である
 今ココ

 現在、IS学園に来ました。早くも選択を間違えました
 此処に行かず見てれば良かった
 くっそ視線が痛い
 お隣一夏くんは冷や汗ダラダラの真っ青な顔である
 ・・・トイレ行けば?

 あ、山田先生だ

 山田先生 の 自己紹介

 生徒 は スキル を 使用 した

 発動! 生徒 は スルー した

「え?えっと、如何しましょう?」ブツブツ

 先生 は 困った

 いやその前に
 寝る

「・・・」ポン

 こんな擬音であってるだろうか

 何か寝る前にプチパニック起こしてる山田先生を見たような・・・

 ま、いいや

 ZZZ~








 !?危機感知!

「舐めるな!」ドカッ

 来た物を右手でぶん殴りつつ左手で虚空を掴むがないことを思い出す

 そして無い理由も思い出す

 理由は

「いきなり如何した。とめたはいいが、頭でも打ったか?」

「いや、千冬先生それ酷いでしょ」
 何か微妙な顔になってる

「織斑先生だ。其処の馬鹿よりかはしっかり出来るみたいだな」

 織斑先生織斑先生・・・・

「どう頑張っても千冬先生にしかなりません」

 あ、呆れてる

「・・・仕方ない、それでいい。自己紹介しろ。それと」
 あいさつか~
「フードを取れ」
 ・・・・・


「や」

 キュンと言う音がしたのは間違い無い
 なんか、血の匂いがするし

「私に会った時も付けてたな。自己紹介の時ぐらい取れ」

 絶対に
「や!」

 ・・・鼻血を出した人は思っただろう、まあ他にも思ったと思うが
 何故一文字で答える
 あと何でそんなに女の子みたいな声なんだ

「・・・分かった、いいだろう。さっさとしろ」

「はい」

 期待が高まる
 さっきまでの反応でこの自己紹介で何か起こすだろうと思った
 それも可愛いのとか可愛いのとか可愛いのとか

「・・・・」

 ドキドキ!
 みんなの期待が教室を満たす

 ただし彼は普通のようで普通じゃない




「よろ」ストン

 ・・・・
 無言が教室を埋める
 今は世界が静かになった瞬間だとも思った
 それほど音がない

 勿論鬼は許さない

「名前や他の事を言え」

 渋々だがまた立った

「・・・・」
 今度も期待に胸膨らませる女子達
 先ほどのことも念頭に入れながら

「質問は千冬先生を倒した人から」

 端的に言えば質問拒否である
 それも明確な
 あっと思い出したのかに立ち上がる

「気が向けば答える」

 そしてまた座った
 出席簿がソニックブームを作った

「名前を言え」ドン!

「後で言う」ガ!

 数秒したらその均衡が崩れた
 千冬先生が諦めたのだ
 それでは、物語は授業の後で





 キーンコーンカーンコーン
 チャイムが鳴った

 さて男子に話しかけるか
「ワンサマー」

 周りがずっこけた
 そして当の本人は

「・・・俺?」

 こちらも驚いて居た

「よろ、零だ。お休み」

 自己紹介だけして寝た

 ZZZZ~

 Eい!起きろ!」

 む?

「ふわああ」

 キュン
 キュンキュンうるさいな~

「授業を始める」

 さてやるか
 睡眠学習

「だがその前にクラス対抗戦に出る代表を決める。自他推薦構わない」

「「「はい!一夏くんを推薦します!!」」」

「ええ!?」

 驚きワンサマー
 ざまあ
 推薦を取り下げれないし
 ふはははは、俺を楽しませろよ~

「なら俺は其処で楽しそうに見ている零を推薦する!」

「「「「え?」」」」

 楽しそうに見てないぞ

「どんなやられ方をするのか予測してたんだ」

「酷い!」

「フフッ」

 楽しいもんである

「代表もお前な」
 勿論俺は傍観する為に此処に来たから擦り付ける

「何だその言い方は!?まるで他のヤツも俺にやらせるのか!」
 馬鹿だなワンサマー
「まるでじゃない、その通りだ」
 何か一夏が沈んでる

「酷いと思わないのか?お前」

「俺がそれに出るほうが酷いと思うぞ」

「は?なんで?」

「そう言う理由が有るような無いようななんだ」

 チートキャラはそんな簡単に表に出るべきじゃないと思う
 勿論気分で変えるが

「納得いきませんわ!」バン!

「・・・」サルか・・・あれ?

「男がクラス代表だなんて、恥晒しもいいところですわ!! 私、セシリア・オルコットに、そんな屈辱を一年間も味わえとおっしゃるのですか!?」

「・・・」ワナワナ

「・・・」ミミセンドコダッケ?

「大体、文化としても後進的なこんな国で暮らさなくてはいけない事自体、耐え難い屈辱だというのに・・・!!」

「・・・」アッタアッタ、ヨイショット

「・・・イギリスだって、大したお国自慢は無いだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ?」

「なっ! 美味しい料理だってたくさんありますわ!! 貴方私の祖国を侮辱しますの!?」

「先に侮辱したのはどっちだよ!先にお前が侮辱したんだろう!」

 ZZZZ~

「アナタは寝ないで下さいまし!」

 その言葉で気付く
 彼はこの喧嘩の中で気付かれずに寝ることが出来た
 どれだけの演技能力が有るのか
 すげ~

 寝ている俺からすればこのクラス馬鹿ばっかり、である
 奇術師って言うのか魔術師(マジシャン)と言うべきかは知らないが
 その人たちが行っているのと同じである
 片方に集中させて別のことをする
 たったそれだけである

「決闘ですわ!」

「ああ四の五の言うよりよっぽどいいぜ」

「負けたら奴隷、いえ小間使いにしますわ!」

「・・・」コクン、コクン

「聞いてますの!?貴方もですよ!」

「・・・俺も?」ふわあ
 何故俺まで

「当たり前ですわ!」

「頑張ろうぜ零!」

 何言ってんの?こいつら

「やだ」

「な!?」

「な!零どうして!」

「俺は雑魚とやる場合は数を用意してもらわないと」

 さすがに周りはビックリだ

「だけど」

「「「「?」」」」

「専用機の初戦には使えそうだ」

「「「!?」」」
「専用機もう持ってるの!?」
「なんか他にも出来そうだし!」「彼凄いね」
「でも、どこの所属かな?」
 あ、となって静まり返った
 零の方を見るが

「千冬先生、やって良いですか?」

「許可しよう」

 もう向いていない

「あ、貴方!」
 覚醒したのか

「私が雑魚ですって!!」

「・・・・生身じゃ雑魚じゃん」

 セシリアは、はっと笑う

「ISをまとっているのに生身のことを言うんですね。日本人はジョークが美味いようで」

「ま、でも装甲を全部壊そうとしてもシールドエネルギーが先に無くなるか」

「あら、分かっていたのね?」

「・・・分かって無いね」ふわああ


 興味が失せたらしい
 そのまま寝てしまった

 授業が始まるまで





















 
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