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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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もう一つの世界エドラスの章
  第二十一話 エドラス

第二十一話 エドラス

「こことは別の世界エドラス。そこでは今魔法が失われ始めている」

シャルルがエドラスについて説明を始めた

「魔法が失われる?」

「こっちの世界と違ってエドラスでは魔法は有限。使い続ければいずれ世界からなくなるのよ」

「だいたいは読めてきた。つまりアニマを使ってこっちの世界の魔力を吸収したというわけか」

「ええ、その通りよ」

「ずいぶん勝手な奴等だなァ!!!オイ!!!みんなを返せよコノヤロウ!!!!」

「そ‥それが‥‥オイラとシャルルのせい‥‥なの?」

さっきまであったハッピーの元気はなかった。

「間接的にね。私たちはエドラスの王国からある別の使命を与えられて、この世界に送り込まれたのよ」

ん?だとしたらーーー

「そんなハズない!!アンタ‥卵から生まれたのよ!!!この世界で!!!」

「ハッピーもだ。オレが見つけたんだ!!!」

ナツも同様のようだ。

「そうね。先に言っておくけど、私はエドラスには行ったことがないわ。ウェンディとキョウが言う通り、この世界で生まれこの世界で育った」

じゃあ、卵のままこの世界へ送り込まれたのか

「でも私たちにはエドラスの知識や自分の使命がすりこまれてる!!生まれた時から全部知ってるハズなのよ!!なのに、アンタは何で何も知らないの!!?」

ハッピーを指差し怒鳴る

「オイラ‥‥」

「とにかくそういう事。私たちがエドラスの者である以上、今回の件は私たちのせい」

「さっき別の使命って言わなかったか?シャルル」

「それは言えない」

そう答えるシャルルは震えていた

「教えてシャルル。オイラ、自分が何者か知りたいんだ」

「言えないって言ってんでしょ!!!自分で思い出しなさいよっ!!!」

再びシャルルがハッピーに怒鳴った。しかしその中ナツはというと

「んじゃ‥‥話もまとまった事だし、いっちょ行くか!?エドラスってトコ」

相変わらずだ。

「まとまってないわよ!!!てか‥アンタまったく理解してないでしょ!!」

「ナツ‥‥オイラ‥不安でおなかすいてきた」

と「ぎゅるるるるるるる」とハッピーの腹から聞こえた。相当腹が減ったのだろう

「エドラスにみんながいるんだろ?だったら助けに行かなきゃな」

「同感だな。さっきの話を聞いた限りまだ死んではいないだろうな」

「どうなの?シャルル」

「おそらく。いるとは思う。だけど助けられるかわからない。そもそも私たちがエドラスから帰ってこれるのかどうかさえ‥‥」

「まあ‥仲間がいねえんじゃイグニールのこと以外はこっちの世界には未練はねえけどな」

「右に同じ」

「私も」

全員の決意が固まった。

「みんなを助けられるんだよね?オイラたち」

ハッピーは今もなお腹が鳴っている

「私だって曲がりなりにも妖精の尻尾(フェアリーテイル)の一員なわけだし‥母国の責任でこうなった疾しさもあるわけだし‥つれてってあげない事もないけど‥幾つか約束して。私がエドラスに帰るという事は"使命"を放棄するということ。向こうで王国の者に見つかる訳にはいかない‥全員変装する事」

「オレもか?」

「シャルルはそれでいいの?」

「いいの、もう決めたから。そしてオスネコ。私たちの使命については詮索しない事」

「あい」

「3つ目‥‥私も情報以外エドラスについては何も知らない。ナビゲートできないわよ」

ウェンディはうなづきナツは「了解」と承諾した

「最後に。私とオスネコがあなた達を裏切るような事があったら、ためらわず殺しなさい」

二人は目を白くして黙りこんだ

「もし、そうしたらな」

「相変わらず頼もしいわね。キョウ」

「オイラ‥そんな事しないよ」

相変わらず腹が鳴るハッピー

「てか、ハラうるさい!!それとキョウ。アンタはどうやってエドラスに行くわけ?」」

「どういうことだ?」

「あなたを連れて行く方法がないわ。エドラスにはあのアニマから行かなければならない。ウェンディたちは私とオスネコが運ぶけどあなたは空を飛べないじゃない」

なるほど。そういうことか。でもーー

「フッ‥ここまで来て仲間はずれは無しだ。オレにも頼もしい仲間がいるからな」

オレは自分の右手の親指を噛み切りその血でさっと地面に線を引き、片手をバンっと押し付けた

「口寄せの術!!」

爆風が起こり、白煙が渦巻いた

「お呼びでしょうか?キョウ様」

煙の中から現れたのは九尾戦の時にキョウを戦場へと運んだ巨鳥"マサムネ"。緑と白の身体に胴体に鎧を纏っている

「で、デッケェ鳥だぁーっ!!」

ナツがひどく驚いていた。

「マサムネ。上空に穴が見えるか?」

オレはアニマへ指を指す

「はい。何なのですか、あれは?」

オレはマサムネに今までのことを話した

「なるほど。承知いたしました。キョウ様、お乗りください」

オレは颯爽とマサムネの背中に乗る

「私たちも行くわよ!!!オスネコもナツをつかんで!!」

シャルルはウェンディを掴み飛び出した

「行け!!マサムネ!」

「承知!!」

シャルルと同様にキョウも飛び出す

「行こうぜハッピー!!お前の里だ!!!」

ハッピーもナツを掴み飛び出した

「オスネコ!!魔力を解放しなさい!!!!」

「きゃああああ!!!!」

あまりのスピードに悲鳴をあげるウェンディ

「あいっ!!!」

「うほぉおおっ!!!!」

「アニマの残痕からエドラスに入れるわ!!!!私たちの(エーラ)で突き抜けるの!!!!今よ!!!」

二匹はさらに速度をあげる。しかしマサムネはーーー

「申し訳ありませんキョウ様。私の力ではこれ以上は‥‥」

「ご苦労だった。よし、フルパワーでオレをぶん投げろ!!」

マサムネは両足でオレを掴み思いっきり投げ飛ばした。オレは仙人モードになり無理やりアニマをつけ抜けた








そしてアースランドのまったくの別世界。エドラスへ着いたーーーー


のは良かったのだが突然ハッピーとシャルルの翼が消えオレも含め森の中の倉庫へと落下した


「おおお‥」

「急に翼が‥」

「言ったでしょ。こっちじゃ魔法は自由に使えないって。それにしても良く来れたわねキョウ」

「かなり強引にだったけどな。にしても本当に魔法が使えん。写輪眼も発動できない」

ま、魔力がないってことはつまりーーー




「ここ‥どっかの倉庫みたいだね」

「丁度よかったわ。ここで変装用の服は拝借しましょ」

皆がそれぞれ着替える。ウェンディは恥ずかしそうにしていたが‥‥とふと壁に目をやると驚くべきものが目に映った

それは手配書だった。

《キョウ・ハラルド。大犯罪組織"バラム"のボス。懸賞金100億J》

オレと同じ名前。しかも手配書の顔はオレそのものだった。一体、どういうことだーーー?念のためだ仮面をつけていこう

ナツは黒いフード付きのマント。ウェンディはツインテールに。ある意味変装なのかと疑ってしまった。シャルルは民族衣装。ハッピーは鉄仮面とマント。オレはナツ同様フード付きのマントに狐の仮面。

「ん?んんん!!?」

と窓に張り付いたナツ。なんなのか尋ねるとなんとーーー

妖精の尻尾(フェアリーテイル)だ!!!!」

「ええ!!?」

「あっけなく見つかったな」

「何か形変わってるけど妖精の尻尾(フェアリーテイル)だ!!!間違いねー!!!」

「あいさー!!」

「ちょっと!!」

シャルルの制止も聞かずにナツとハッピーはギルドへと走っていった

「みんな無事だっ!!!」

オレも見つからないようにギルドへ入った

「ちょっと待って!!!様子がおかしいわ!!!」

ナツとハッピーを地面へ押さえつけた

「ジュビアこれから仕事行くから」

何か態度が違うジュビア

「ま‥待ってよジュビアちゃん!!!オレも一緒に行きてぇな〜‥‥なんて」

かなりの厚着をしてジュビアにデレデレなグレイ

「な‥‥何じゃコリャーーーーっ!!!!」

他にもーーー

「情けねえなァエルフマン」

右目に一直線のキズと左ほほに立てキズがあるジェット。

「また仕事失敗かよ〜」

グラサンをかけ左ほほに十字傷があるドロイ

「恥ずかしいっス」

と弱々しいエルフマン。

「オイ見ろ。ギルド最強候補のジェットとドロイがまたエルフマンを説教してるぞ」

「ほどほどになー」

そのほかにも

「カナさん。たまには一緒に飲みませんか!?」

髪を7三分にして丁寧語を使うマカオ

「何度も申しているでしょう?私‥アルコールは苦手でございますの」

お嬢様口調で喋るカナ。

まだまだ他にもいる。いちゃいちゃしているビスカとアルザックに仕事で忙しいノブに凶暴なリーダス

「どうなってる‥‥」

「みんなおかしくなっちゃったの?」

その時だった。どこかで聞いたことのあるような声で話しかけてくる人物ーー

「おい。誰だてめーら」

それと同時にメンバーの目線がこちらに向いた

「ここで隠れて何コソコソしてやがる」

「ルーシィ!!!!?」

「ーーーーさん!!!!?」

ハッピーは思わずさん付け。そうそれはまぎれもないルーシィだった


第二十一話 完
 
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