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大陸の妖精

作者:sinの妖精
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前哨戦 アルトvsガジル

 
前書き
相変わらず戦闘シーンが上手く書けない(汗)

 

 

ファントムロードに殴りこみを仕掛けたフェアリーテイル一同


最上階にてマカロフの凄まじい魔力を感じながらも、アルトは『黒鉄のガジル』と対峙していた




アルト「いくぞ・・・!」


ガジル「来いよ」


ガジルが言葉を言い終えると同時に、アルトはガジルに向かって殴りかかる



ガジル「鉄竜剣!!」


アルト「っ!」


腕を剣に変形させたガジルがアルトに斬りかかる


アルトは攻撃を器用によけ続ける



ガジル「逃げてるだけか?」


アルト「そんなワケねえだろ!!」ドォォン


ガジル「ギヒッ!」ググッ


アルトは、まわし蹴りを繰り出すが鋼鉄の腕によって防がれる



ガジル「鉄竜棍!」


アルト「アース・クライツ!!」


衝撃波の掌底で攻撃を防ぐアルト




ガジル「コイツなら、どうだ!?」ブオッ


アルト「うおっ!?」


ガジルが鋼鉄の脚で繰り出した蹴りを紙一重でよけるアルト


すると、蹴りの風圧で後ろにあった机や椅子が全て吹き飛んだ


ガジル「鋼鉄で強化された蹴りだ、よく避けたな」



アルト「どらぁァ!!!」ドンッ


ガジル「!!」


アルトが先ほどよりも強力なパンチでガジルを殴り飛ばす



ガジル「(!? コイツ・・・さっきよりも攻撃力が・・・!!)」


アルト「レビィたちの敵は討たせてもらうぞ!!」


ガジル「鉄竜槍!!」


ガジルが腕を槍に変形させ、襲いかかる


しかし、アルトはそれを片腕で受け止める



ガジル「はっ・・!!?」


アルト「はぁぁァァア!!!」バゴォ


ガジル「ごっ・・・!!」


拳を強く握り締めたアルトは、渾身の力でガジルを殴り飛ばす



アルト「今のはジェットの分だ!」


ガジル「がっ!!」ドゴォ


アルトは足裏から衝撃波を発生させ、ガジルに急接近した後、もう一度殴り飛ばした



アルト「これはドロイの分!!」


ガジル「この・・・調子に乗りやがってぇぇ!!」ゴォッ


ガジルが鋼鉄の拳でアルトに殴りかかる


しかしアルトは同じく拳をぶつけて、ガジルのパンチを防ぐ




ガジル「(ヤロウ・・・俺の鋼鉄の拳を・・・素手で・・・!!!)」




アルト「そしてこれが・・・―――」


ガジル「うっ・・・!?」


アルト「レビィの分だぁぁァ!!!」ズドォォ


ガジル「ぐぉぉおォオ!!!」


吹き飛んだガジルは石造りの壁にめりこみ、レビィたちと同じ磔状態になった



ガジル「ぐぁっ・・・!!」


殴られた箇所から手があふれ出すガジル


めりこんだ壁から脱出し、片膝をつく


ガジル「テメェ・・・いい気になってんじゃねぇぞ・・・」ギロッ



アルト「まだ、立てんのか・・・あきれた硬さだな」



ガジルが立ちあがり、再びアルトと向かい合ったその時――







ズドッという音とともに最上階へ向かったマスター・マカロフが落ちてきた







アルト「なにっ!!?」


ナツ「え!?」


エルザ「マ・・・マスター!?」



マカロフ「あ・・あ・・う・・あ・・ワ、ワシの・・・魔力が・・・」


地面に横たわったマカロフの姿を見たフェアリーテイルメンバーは驚愕する



エルザ「マスター!!しっかり!!」


「ど・・・どうなってんだ!?あのマスターからまったく魔力が感じねェ!!」


「それじゃあ、ただのじーさんになっちまったのか?」


エルザたちの呼びかけにも応じないマカロフ



「ありえねぇ!!どうやったらマスターがやられるんだ!?」


「一体・・・上で何があったんだ・・・」


マスターがやられた事で動揺するフェアリーテイル



「いけるぞ!!これで奴らの戦力は半減だ!!」


「今だ、ぶっ潰せー!!」


その隙を狙って、ファントムロードの兵士たちが攻め立てる




エルザ「(いかん・・・!戦力だけではない・・・士気の低下の方が深刻だ)」


状況を把握したエルザはフェアリーテイルメンバー全員に向かって大声で叫ぶ



エルザ「撤退だー!!!全員ギルドへ戻れー!!!」


ナツ「!!!」


グレイ「バカな!!!」


エルフマン「漢は退かんのだー!!!」


「オレはまだやれるぞ!!」


「私も!!」



エルザ「マスターなしではジョゼには勝てん!!撤退する!!命令だ!!!」





ガジル「あらあら、もう帰っちゃうのかい?」


アルト「あぁ、帰る・・・テメェをぶちのめしてからな!!」


ガジル「フン!」


アルトは再び拳を振るうが、ガジルはそれをいともたやすく防いだ



ガジル「どうした、さっきまでのパンチとはまるで威力が違うぜ?動揺してんのか?」ニヤッ


アルト「ぐぁっ・・・!!」


鋼鉄の鱗で防がれたため、アルトの拳からは血が噴き出す



アルト「このヤロォ・・・」ギリッ



「悲しい・・・」


ガジルを鋭い目つきでにらむアルトの前に一人の大男が現れる



アルト「な、なんだコイツ!?どっから現れやがった!!?」


ガジル「アリア・・・相変わらず不気味なヤローだ、よく あのじじいをやれたな」


アリア「全てはマスター・ジョゼの作戦・・・素晴らしい!!!」ドバッ


ガジル「いちいち泣くな」


アリアと呼ばれた大男は大げさに涙を流す



ガジル「で・・・ルーシィとやらは捕まえたのかい?」


アリア「本部に幽閉している」


アルト「なにっ!?ルーシィ!!?」



ガジル「いずれ決着はつけようぜアルトレア・・・サラマンダーによろしくな」


アルト「ちょっと待てテメェらぁぁぁぁ!!!」


ルーシィが攫われた事に怒るアルトがアリアたちに襲いかかる



アルト「ルーシィをかえせぇぇぇ!!」


アリア「さらば」


アルトが蹴り飛ばす前に、アリアとガジルは目の前から姿を消した





アルト「くそ!・・・あの野郎、本部に幽閉って言ってたな・・・」


「くたばれぇぇ!フェアリーテイ――――」


アルト「おい、お前」ガシッ


「ルぅ!?げふっ!!」


襲いかかって来たファントムロードの一人を捕らえる


そのまま頭を鷲掴んで持ち上げる



アルト「お前らのギルド本部はどこだ!?」


「ぐっ・・・ふ、フェアリーテイルごときが生意気な・・・ぐぁっ!!」メキィ


アルトは握る強さを更に強める


アルト「さっさと吐け・・・早くしねェと怒りでテメェの頭、握りつぶしそうなんだよ!!」ググッ


「わ、分かった!分かったから離してくれ!!本部はココを出た先の丘にある!!」



アルト「よし・・・待ってろよルーシィ!!」

 
 

 
後書き
これは○○の分!(バキィッ って展開ちょっとやってみたかったんです(笑)

レビィの分だけパンチの威力高くないかって?

気のせいですよ・・・多分

 
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