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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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もう一つの世界エドラスの章
  第十九話 消えゆく街

 
前書き
かなり間を空けてしまいすみませんでした。 

 
第十九話 消えゆく街

戦いが終わりオレたちはマグノリアに向かっていた。しかし九尾に勝利したにも関わらず、皆は落ち込んでいる。依頼主を守りきれなかったからだ。特にグレイとジュビアは落ち込んでいる。そしてどんよりとした空気の中ギルドへたどり着き依頼の報告をする。
じいさんは気にするなと言う。しかしそれでも皆の気持ちは晴れなかった。しかしその時、ギルド内の通信ラクリマにヒイラギの街の人たちから通信が入った

「街を救ってくれてありがとう」

「お二人さん!またうちの店へ来てくれよな!!」

ジュビアとグレイが世話になった仕立て屋

「オイラたちのうどん、また食べにきてくれよ!!」

ナツ、ルーシィ、エルザ、ハッピー、シャルルが世話になったうどん屋

「うちらのたこ焼きもやでぇ〜」

ウェンディとキョウが世話になったたこ焼き屋

「今度は騒ぐんじゃねえぞ」

皆が泊まった宿やの店主

街の人々からのお礼のメッセージだった。徐々に皆の気持ちは晴れ完全に立ち直った。

「やれやれ、ようやく元に戻ったか」

「あやつらはああではないとな」

ギルダーツとマカロフが笑顔で見ていた






そして数日後ーーーー

ーキョウsideー

オレはルーシィとウェンディと一緒に会話していた

「777年7月7日?」

「私やナツさんに滅竜魔法を教えたドラゴンは同じ日にいなくなってるんです」

「7月7日‥‥か‥‥‥」

そういえばあの日だったな‥‥

「どうしたの?」

「いや、何でもない‥‥」

「そういえば前にナツがガジルの竜も同じ日に姿を消したって言ってたかも」

三匹のドラゴンが同じ日にいなくなった‥‥。何かありそうだな

「どういう事なの?」

「遠足の日だったのかしら?」

「そんなわけないだろう」

「ルーシィさんもたまには変な事言いますよね‥‥?」

やはりバカだな。さすがのウェンディも呆れている。

「火竜イグニール、天竜グランディーネ、鉄竜メタリカーナ。みんな‥どこにいるんだろう‥?」

〜sideout〜

3人が会話しているところから少し離れたテーブルの上で猫には到底できないであろうリボン結びで魚を飾り付けシャルルにプレゼントしようとしていたがーーー

「いらないわよ。私、魚嫌いなの」

とプイッとそっぽを向きそれでも言い寄るハッピーにーーー

「うるさい!!私に付きまとわないで」

と外へ出て行ってしまった。

「ちょっとシャルル!!」

シャルル 「フン」

「何もあんな言い方しなくても‥、ねえハッピー」

「シャルル!!ちょっとひどいんじゃないの!?」

ウェンディが珍しく怒る。

キョウは静かにそれを見ていた。

そしてハッピーがシャルルを追いかけていった


キョウside

ウェンディがシャルルを探しに行ってしばらく経った。外を見ると雨がザーザーっと激しい音を立てて降っていた。仕方ない、二人を迎えに行こう

「ウェンディとシャルル、大丈夫かしら?」

「仕方ない。二人を迎えに行ってくる」

オレは傘もささずに二人を探しに出かけた





そしてウェンディたちを見つけた

「そんな雨にうたれたら風邪ひくぞ」

「キョウさん」

「キョウ。人のこと言えないでしょ?」

「そりゃあ、そうだな。でもなシャルル。何もかも一人で抱え込むな。たまにはオレたちに悩みを言ってもいいんだぞ?」

「余計なお世話よ」

「また、もうー!!」

そこへ一つの人影が現れた。この感じ‥‥

「誰?」

「ウェンディ、キョウ」

「え‥‥?その声‥」

「まさか君達がこのギルドに来るとは‥」

ミストガンは被っていた布を取る。するとオレたちに見覚えのある顔、ジェラールだった







「ジェラール!!!?」

「ど‥どういう事!?あんた確か捕まって‥‥」

「それは私とは別の人物だ」

「そんな!!!」

「どう見たってアンタジェラールじゃないっ!!」

「私は妖精の尻尾(フェアリーテイル)のミストガン。7年前はこの(・・)世界の事はよく知らず、君にはジェラールと名乗ってしまった」

「え?」

「やはりそうだったか」

「キョウ。君はすでに気づいていたか」

「ああ。こっち(・・・)のジェラールと会った時、オレは月読であいつの記憶を探った。だが、オレたちと旅をした記憶が全くなかった。それで今お前の台詞で確信した」

「ま‥‥まさか‥‥」

ジェラールは静かにうなづく。ウェンディは涙を流していた

「あなたが7年前の‥、あの時のジェラール‥‥‥」

「ウェンディ‥‥」






「ずっと‥ずっと会いたかったんだよ」

ウェンディを見ると体を震わせ涙をボロボロと流していた。やっと会えたんだ。あの時のジェラールに

「会いに行けなくてすまなかった」

「‥‥‥」

キョウは沈黙している

「だが‥‥今は再会を喜ぶ時間は無い‥‥」

ウェンディ 「え?」

「今すぐこの街を離れるんだ」

ジェラールは疲れ果てたかのように片膝を地につけた

「ジェラール!!!!」

「私の任務は失敗した‥。大きくなりすぎた"アニマ"はもはや私一人の力では抑えられない」








「間も無くこの街(マグノリア)は消滅する」









ウェンディは無の表情をする。誰だってそんなことを言われればそうなるだろう。実際オレもそうだ

「ど‥‥どういう事?ぜんぜん意味わかんない」

「冗談‥‥なわけないよな」

「終わるんだ。消滅はすでに確定している。だからせめて‥‥君達だけでも‥‥‥」

「フェアリーテイルは!!?ギルドのみんなはどうなるの!!?」

ジェラールは俯きながら言った











「全員‥‥。死ぬという事だ」


第十九話 完 
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