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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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雷獣の英雄VS宇宙の獅子

 
前書き
今回後書き無しで 

 
『それでは決勝戦!スタンバイお願いします!!
以下略
「んじゃ、てっとり早く終わらせますか!……ってどうしたリン?」
「……お前、大丈夫か?」
「え?」
「いや、何でもない」
リンがそう言うと、飛翔と翔翼神を発動した。それに続き、ライトも迅王牙、MSWで作ったシグマシスキャノン、白虎が武具となった白虎爪疾風を装備する。ついでに、デュエマからサイキックリンククリーチャー、ガイアール・オウ・ドラゴンも召喚する。
「……」
「……」
レイジは無言でフォーゼとなり、リオンは無言で槍を持つ。

そして、決勝戦が始まった。

「先手必勝!<雷皇神の鬼戟槍>!!」
シグマシスキャノン四門から雷の槍が放たれる。
『ランサー・オン』
「行け、リオン!!」
「目標、チート!!<槍投擲連突撃>!!」
リオンが放った槍は、鬼戟槍に当たり爆発、そこにガイアール・オウ・ドラゴンのブレスが襲いかかる。
『ファイヤー・オン』
すぐにフォーゼがファイヤーステイツになって炎を吸収すると、ガイアール・オウ・ドラゴンは消え、代わりにリンがリオンを狙い駆けてきた。
「くっ!!」
襲いかかる剣を短剣でそらすと、すぐに下がる。
「セイヤッ!!」
「ハァアアアッ!!」
飛翔・翔翼神・英雄剣複合スキル<空中連撃(エアリアルコンボ)英雄(ヒーロー)>全二百五十。
投擲スキル<全範囲全突撃(オールレンジフルストライク)>。
リオンの無尽創の投擲を、二百五十の剣戟と翼が弾いていく。
「隙ありだぜ!!」
『ロケット・ドリル リミット・ブレイク』
「させるかよ!!」
フォーゼのロケットドリルキックを、ライトが<白虎双風拳>で割り込みする。
「フォーゼ、取り合えず邪魔!!消えろ!!」
途端、新ユニークスキルMSR's(モビルスーツアームズ)を展開し、前回のエクストリームガンダム<イグニス・スタイル>へと変化する。
ちなみにこれ、武器だけじゃつまらないのでウェポンを発展させた物だったりします。dy作者
「食らうがいい、イグニス・スタイルファンネルストライカー!!」
高らかにそう言うと全ファンネルがフォーゼに放たれて突き刺さった。
「メリークリスマスっと」
すぐにモビルスーツアームズを解くと、フォーゼは消えた。
「レイジ!!くそっ、<バウンドスプラッシュ>!!」
途端、ピックがリオンの両手から放たれ、壁などに反射してライトとリンに突っ込んでいく。
「リン!!」
「おう!!」
すぐにライトはバックパックをMSWで展開すると、リンと共にピックを避けまくる。
「まただ!!<スピニングショットバウンズ>!!」
リオンがピックを再び放つと、今度は回転しながら反射してライトとリンに突っ込んでいく。
「くっ!!」
ライトは急ブレーキを掛けると、バックダッシュする。
「<サンダービースト>!!」
そのまま後方回転蹴りを放つと、ダメージが通って二割減る。
「<ホリゾンタルショット>!!」
すぐにリオンが水平にピックを放つ。
「<麒麟之盾>!!」
途端、ティムモンスター・麒麟が現れ、盾となってライトの前に出る。
「テリャッ!!」
そのまま蹴り飛ばしてリオンの前にいくと、希望の未来を抜いてソードスキルを起動させる。
狩人太刀重単発<鬼人斬>。
「っ……!」
リオンは流石の反応力で避けるが、かすっただけで一割を持っていく。
「流石、だな」
「当たり前だ。此方は幾つもの死地を通ってるからな。ま、相応しい死場所は無かったが」
すると、リオンは持てるだけピックをコートから取り出すと、ソードスキルを起動させる。
「なら、これはどうだ?<スパークメテオショット>!!」
そして、リオンから無数に放たれたピックは雷をほとばしらせながらライトを狙う。
「ちっ……天城流じゃ無理か……っ!」
すぐに希望の未来を前にかざすと、<スピニングシールド>を発動する。
しかし、壁などにぶつかると反射して、ライトに突き刺さる。
「くっ……面倒な……っ!」
スピニングシールドを停止させ、即座に近くの物陰に隠れる。そこには、リン。
「リン、お前、何でここにいる!?」
「まー、細かいことは気にするなそれよりあのピックどうすんだ?」
「細かくないだろ……。まぁ、方法は無きにしも有らずだが……」
「ん?あんの?」
「随分前にお前らに上げたスキルの中にある。七聖剣~グランシャリオ~だ」
「ああ……って、名前格好いいなおい!?」
「それは置いといて。まぁ、グランシャリオならピックなんて壊せると思うぜ?何せ斬撃耐性ものっそい高いし。ほぼノーダメだし」
「待ち。あれ、突攻撃じゃ」
「……皆まで言うな」
すると、ライトはすぐに出ると、専用の剣、聖剣グランシャリオを抜いて地面に刺す。
「グランシャリオォオオオオオオオ!!!」
そう叫ぶと、ジンオウαが幻想的な物へと変化し、両腕が刃と化す。
これが七聖剣~グランシャリオ~の七の剣<七聖の鎧~グランアーマー~>。
「食らえ、<斬撃斬>!!」
両腕を振るい言うと、同時に全ピックが破壊された。
「……え?」
リオンが呆然と立ち尽くすと、二刀を持つリンが現れた。
「終わりだ」
勇者剣・殲滅剣・英雄剣・終焉剣・輝光剣複合スキル<勇者(ブレイブ)破壊(ブレイク)英雄(ヒーロー)終焉(エンド)神聖(ディバイン)幻想(ファンタズマ)>全三千撃。
リオンはそれを食らうと、ポリゴンと化して二度と復活しなかった。
「……ネタカ最強説はどこいった」
七聖剣~グランシャリオ~を解き、ライトは言う。
まぁ、ライトももう一つの剣、邪聖剣~インクルシオ~を持っているため、度を越えたチートである。
「さて、これで終わりかな!?」
ライトはそう言うが早く反応し、すぐにリンを掴んで下がる。
リンとライトが先程までいた場所に、雷撃が落ち、地面が壊れた。
「この雷撃……まさか!!」
ライトは顔を上げると、そこには純白の問題児と雷鳴が立っていた。 
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