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ソードアート・オンライン~神話と勇者と聖剣と~

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そーどあーと☆おんらいん~しんわとゆーしゃとせーけんと~
  祝・二周年!!

 
前書き
 今回は台本形式。「うぜぇ!」「やめろこの野郎!」とか思っている人は飛ばしてください。 

 
 と、いうわけで~

総勢『『『祝!『神話剣』連載二周年!!!』』』

 いえーい!

 さぁさぁはじまりました、『祝・二周年!!』。題名の通り、本日12月13日を以て、『神話剣』こと『ソードアート・オンライン~神話と勇者と聖剣と~』は連載開始二周年を迎えます! 今年は総合ポイント2000突破だったり、お気に入り登録数100突破だったり、話数も100を超えたりといろんな事がありました!

刹「……去年も同じはじまり方だったような……?」
陰「気にしたら負けだよ、刹那」

 イエス! まぁ去年『神話剣』制作秘話とかは大体語っちゃったから、今回はそこまで話すことないけどね。

 それでは今年の『神話剣制作秘話(?)』スタートです!



 ***


清「さて、今年の半ばで最大の山場、原作ならば『アリシゼーション』にあたる《DAO編》こと《六門神編》前半が終了したわけだが」
秋「いよいよ一時創作のキャラが本格的に出張り始めたな……」

 うん。もともと《主》とかグリヴィネ、トリス、エイン、ノイゾにアニィのあたりは完全オリジナルで主要作品は無いんだけど、『神話剣』には特別出演。エリィは『魔導循環』の二代目ヒロイン。アッシュ、アクセル、リオのあたりは『天変地異』系のキャラだし、ディスティニーは『ST』シリーズのキャラだから、その内『SR004』にも出てくる。

琥「ガラディーンさんとか皆徒さんは?」

 軽々しくその名を口にするな。

 彼女たちは相棒デザインだな。特にガラディーンは相棒自身がモデルになってる部分も多々ある。皆徒は本来『ノヴァの箱舟』用のキャラとして作成された子なんだが、俺がいたく気に入って現在に至る。

 ちなみにガラディーンは本来ならば『聖剣の理想郷(アヴァロン)』っていうオリジナルに出てくる隠しキャラ。この作品は超ざっくり言うと「著名な武器の《本質》を魂に上書きした少女たち、《剣聖》と、その力を十全に引き出すための《マスター》の織りなす異能アクション」なんだが、ガラディーンはその名の通り、アーサー王伝説のガウェインの剣にしてエクスカリバーの姉妹剣、《聖剣ガラティーン》の《剣聖》。マスターはアスリウ。

刹「でました後輩愛」
陰「相変わらず変質者だね」

 何を言うかシャノン。キミにもこの年下好き変質者の血が流れているんだぞ。

陰「……」
秋「シャノンと言えば、こいつと刹那ももとは一時創作のキャラだな」

 うん。まぁ、そっちの世界のシャノンはどっちかっていうとアスリウの立場に近いかな。主人公を異世界転移させる《神》だったし。いちおうシャノンが主人公で、『いかにして《管理者》になったのか』みたいな話はあったにはあったんだけど、『《主》の触覚』というキャラが固まっていくにつれてなんとなく勃になってしまった。

清「そう言えば《六門神編》のオリジナルキャラたちはどこから取ったんだ?」

 カズとコクトさんとラーヴェイのアバターの方は提供者卿の友人殿達のアバターがモデルだよ。小波さんを始めとする《ボルボロ》は提供者卿の実のお姉さんと、ラーヴェイの中の人なんかはそのご友人の方々がモデル。ちなみにリーリュウとシスカープとウォルギルは作者の友人が。ハクガとハクア、ハクナは提供者卿自身のアバターがモデル。ちなみに《六王神》は作者のオリジナルだった気がする。

刹「色々な人のご協力を得ているんですね……」

 うん。中には会った事の無い人すらいる。

琥「ちょっ!?」

 さてさて(無視)、お次は《白亜宮》の面々になるわけだが。

刹「これに関しては……」

 うん。前述のとおり一時創作のキャラ。本当は今まで出てきた《七眷王》と《七剣王》の他にも非戦闘員のホムンクルス・オートマトンとか、戦闘用ホムンクルス・オートマトンの”セラフドールズ”とか、グリヴィネの弟と妹とかも出てくる予定だったんだけど、尺の都合で割愛。

陰「セラフドールズなら一回だけでてるよね」

 うん。皆徒の誕生日会の時に『ミカ』とか『サンディ』とか名前だけはでてる。ミカは実際に出演したわけだけど。

秋「名前の由来は?」

 言わずもがな天使階級の《熾天使》。本当は皆名前はアルファベットで書く。『ミカ(ミカエル)』『ガブラ(ガブリエル)』『ウリエ(ウリエル)』『ラファエル』『ラジエラ(ラジエル)』『サキエル』『ゾフィエル(ザフキエル)』『サンディ(サンダルフォン)』。なお、『メタトロン』がトリスアギオン・イクス・アギオンス・ゼロベータ改めゼロオメガね。トリスアギオンは旧ヘブライ語で『三度なるたびに聖なるかな』の意らしい。つまり『サンクトゥス、サンクトゥス、サンクトゥス』ということだな。トリメギストスとかも同じ意味らしい。AWのメタトロン様の技もこれから取ってるんだろうなぁ。

 余談だけど、グリヴィネの弟はダークっていう名前なんだ。ちなみに妹はメア。グリーヴィネスダークとグリーヴィネスナイトメア。シャドウつながり。

 因みに作中では触れられてないけど、ノイゾと刹那は同じ顔をしている。

刹「え、そうなんですか?」

 うん。彼女はグリーアじゃないけど、刹那の旧デザインのリメイクだから、顔が同じ。能力もそれを強化したのになってるしね。グリーアの《ドレスシステム》はノイゾの《マスターズメモリア》の下位互換と言うか下部機能というかだから。

清「もうガンガンSAO関係なくなってきたな」
琥「私達がやってた真面目なSAOって一体……」
 
 原作だってアンダーワールド変化らが本番なんだ。こっちだって一緒さ!

刹「苦し紛れの」
陰「言い訳だね」

 おうふ……。

秋「そう言えば、六門神編では《神話剣》に出てこなかったSAOキャラとかユニークスキルの名前が出たな」

 そうだね。あいつら基本皆『カラーズ』には出るけど、『神話剣』には出番無かったしねぇ。一応ハザードが《レーヴァティン編》で「変形する武器」の可能性を推測するシーンはあるけどね。これは最初《武神六椀》が変形武器を操るスキルの予定だったからなんだよねぇ。ただ、その役割は結局《SO-TENN-KENN》とかぶってたから《武神六椀》の効果は変わったわけ。

 因みに『武神の世界』のユニークスキルは《神聖剣》《二刀流》《武神六椀》《神話剣》《獣聖》《妖魔槍》が作中に登場する予定だった。

 『BATTOSAI』の世界のユニークスキルは全部アルファベット表記で、《SINNSEIKENN》《NITORYU》《BATTOSAI》《SO-TENN-KENN》《BATTOJUTU》《CREATE》などなど。オリジナル要素としてアルファベットと漢字の入り混じったソードスキルが出てくる予定だった。これは後にアスリウとアーニャの『覇者は舞い降りた』に受け継がれてるね。いい例が《E-桜花》。刀ソードスキル。ちなみに読み方は『エターナル・オウカ』。

刹「それ以外にもたくさんありますよね、ユニークスキル」

 うん。去年の一周年記念回でも書いたけど、作者が最初に思いついたユニークスキルの《血印》とか、ザンセツの《漆黒剣》《純白剣》、イレギュラースキルの《鋼鉄拳》、伝承スキルの《棒術》とか、『カラーズ』に出てくる《玻璃の紗》《義勇剣》《鍵鎚》《水銀剣》《記憶された子ども達》。『メビウス・リング』のチートユニーク《絶槍》と、ヒロインズの《閃剣》《時空歩行》《太極槍》、『双聖天の断章』から《炎聖剣》《水聖剣》《光極剣》《風帝剣》、『覇者は舞い降りた』から《五聖剣》《闇神剣》。
 言わずと知れた『神話剣』からは《神話剣》《妖魔槍》《獣聖》《帝王剣》《太陽剣》《舞刀》《星衝剣》《三日月弓》《流星拳》。

清「ずいぶんたくさんあるな……」

 ほかにも効果考えてないのとか、効果はあるけどいい名前が思いつかないのとかで50種くらいある。

刹「より取り見取りですね。 さて、ここで《スキル》にまつわる質問です。『ソードスキルの知識やチートユニークが無い場合、誰が最強なんですか?』とのこと」

 《白亜宮》は除くとして、一時創作技能とかも全無視すると、もうぶっちぎりでゲイザーさん最強。あの人本編じゃ全くと言っていいほど出番無いけど、実はチート武術の免許皆伝師範代。小指だけでアダマンタイト割れる設定があるから。

清「ええええー……」
秋「そんな強い人だったのかあの人……」

 正確には物質の認識能力が非常に優れていて、あらゆるものの『脆弱な場所』を発見するのに適している、という設定だった。

陰「それなんて《直死の魔眼》?」
刹「どっちかっていうと某正義の飯使いじゃ? と、ここで型月ネタにかかわる質問です。『六門属性とか《本質》とかは、やっぱり型月作品から取ってるんですか?』という話」

 うーん、ちょっと違うかなぁ。

 《六門属性》とか《六門世界》とかいう名称の元ネタになってるのは、『モンスターコレクション』っていうTCG。何と言うかTRPGをそのままカードゲームにしたみたいな奴なんだけど、《六門世界》の名前とか、『流転現象』はここから取った。『アルフレアの不死鳥』っていう小説版がまだ売ってるはずだから、詳しく知りたい人はそっちを読むことをお勧めします。なんとなく「ああ、Askaは此処を元ネタにしたわけね」っていうのが書いてあります。ヒロインの名前も『アーニャ』だしね。『覇者は舞い降りた』のアーニャとは全く関係ないけど。というか『覇者』を書くにあたって名前しらべたら同じ名前だったからびっくりしたくらいにして。「あの竜使いの名前こういう意味だったのか!」と。

 《本質》は何が元ネタだったかなぁ……少なくとも《起源》じゃないんだよね。もっともポピュラーなFate作品や『空の境界』すらもこの設定思いついた当初は知らなかったし。

 ちなみに六門魔術の《位階》システムは、『オーバーロード』っていうラノベの影響を受けてる。

 《レギオン》とかの技能は『Dies irae』に代表される『神座万象シリーズ』のエイヴィヒカイトがモデル。そもそもノイゾとかアニィもこのシリーズのメルクリウスと獣殿が元ネタなわけですし。

刹「SAO以外の二次要素も搭載している、と」

 テンプレだしね。「その筋書きはありきたりだが、役者が良い。至高と信ずる」ってね。

 レギオンが空間侵蝕する機能なんかは多少型月の《固有結界》が混じってるけど、やっぱり神座万象の《太極》が一番近いかなぁ。《惟神》も神座万象の《随神相(カムナガラ)》っていうのを見て、意味を調べたら「あ、ぴったり」って思って元ネタにしたわけですし。

刹「さて、そんな元ネタ暴露オンパレードな現状、元ネタにかかわる質問も来ています。『友人のポケ○ンのPNがモデルらしいですが、なぜそれを元ネタにしようと思ったのですか? 『神話剣』の方が先に在ったのですか? それともポ○モンの方が先?』」

 ポケモ○の方が先……なのかな? 元は提供者卿のBWのPNが『セモン』だったのが全ての始まりだしね。《神話剣》は去年も書いた通り、某仮面乗り手響の映画に出てきた手打ちの刀がモデル。

 因みに『シャノン』っていう名前も俺のW2のPNね。より正確にはシャノンの方が先に在ったんだけど、あとあと調べると女の子の名前だということが明らかになってW2の主人公の名前はその文字りの『シャノ』。

陰「ゑ」
清「女の子……?」

 え? うん。結構多いよ。というか俺の伝統。気付くと必ず作中に一人、異性でよく使われる名前の奴がいる。例えば『天変地異』の初代ヒロイン・アッシュは本名《ヴァシュルア・シーニア》だけど、《ヴァシュルア》なんて名前の女の人そうそういないでしょ。二代目ヒロイン・ソーマは男の方で使われやすい名前だし、三代目主人公・ステラは女性名、四代目主人公・ケイとヒロイン・レイはどっちも異性でも使える名前。ただ、五代目主人公のカインとヒロインのリリアだけが、現状異性では使わない名前、かなぁ。六代目ヒロインのセツはもともと男性名だしね。ヘブライ語の。カインとアベルの弟やね。アダム&イヴの三男。

刹「っていうか多すぎません?」

 仕方ない。『天変地異』は俺の原点。今なお続いている自作シリーズの中では一番長い。なんと今年で五年目だ。

刹「……」
 
 淡泊だなぁ。

刹「ともかく、キャラ名はそういう風に決まっているんですね。では、最後の質問は……ってまたこれですか?」
琥「どうしたの? 真っ赤になって……あっ」

 察し。

秋「去年もあったなこの(くだり)
陰「まぁいいんじゃない? 一年たって設定も整理されてるかもしれないし」

 だしね。じゃぁよろしくコハク。『コハクはセモンのどんなところが好きなんですか?』だと。

琥「ええ……? えーっと。えーっと……」
清「去年も悩んだよな。そんなに俺って特徴ないのかな……」

 うん。

清「即答!?」

 だってセモン君のデザインコンセプトは『中身のない主人公』だもん。作者の『一貫した目的を持つキャラが書けない』という致命的な弱点を補うために開発された手法。ちなみにこの『移り変わる』という特性は今後本編に大きくかかわってくる。セモン君の最大の決めゼリフとなる「俺達は《停滞する》ために『変化する』んじゃない。《前に進む》ために『変化する』んだ!!」もこれに起因するしね。

陰「うわぁネタバレ」
刹「まぁ、既に本編内で本質が《変遷》らしい、ということは何度か語られてますしね。後編ではあんまり出番のない六門魔術とかにも現れてますし」

 セモンの「うまく行ったから、それでいいじゃないか」も実はこれに起因したりする。

秋「と言うかいつまでネタバレするんだ」
清「これ以上のネタバレはやめろよ! ……琥珀、思いついたか?」
琥「……うん。私は……私は、清文の『行動力』が好き。あなたに助けられたあの時も、清文に『行動力』があったから助けられたの。……でも、たとえそれが、カミサマに操られた《本質》だとしても、私は清文の全部が大好きだから、それでもいいの。 ……って何言わせてるのよ恥ずかしい!」

 良いねぇ、俺得俺得。

 結局去年もそうだったけど、コハクは清文のこと全部大好き、と。愛は盲目とはよく言ったものだ……。

刹「なんですかその遠い目」

 いや、なんでもない。


 さてさて、ここでおまちかねの人気投票結果発表~~!

刹「投票してくださった皆様、ありがとうございます」

 前回はセモンがダントツの一位だったがな。今回は誰が一位かな~っと! 開票終了しました!

 結果は…………なんとビックリ、ダントツでハザードの優勝です!

秋「え?」

 なんだその意外、みたいな顔は。

秋「いや……セモンか刹那が優勝する物だと思っていた」

 密かな人気だからな、お前。一時オリ主に間違えられてた時期あったし。

秋「まあ、何かよく分からんが……取り合えず、俺に票を入れてくれた全ての人に感謝を」


 おや、いつの間にやら六千文字を超えていた。四千文字で止めるつもりだったのにな。

清「じゃぁ、去年と同じく今後の宣伝をして〆だな」

 だね。

 さてさて、《白亜宮》との戦いも佳境を迎え、遂に(後付も含め)伏線も大体回収されるラストスパート。《主》の暴走はとどまるところを知らず、再びセモンにも魔の手が迫ります。彼らは《白亜宮》から仮想世界を取り戻し、そして現実世界を守り抜くことができるのか!?

 『ソードアート・オンライン~神話と勇者と聖剣と~』、《六門神編》後編最終章、お楽しみに!

刹「というワケで……」
一同『『『来年も、よろしくお願いします!!!』』』

 次回もお楽しみに! ありがとうございました――――!! 
 

 
後書き
 ~『神話剣』二周年特番・Fin~ 
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