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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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九尾出現の章
  第十六話 九尾

 
前書き
今回は少し雑な気がします。 

 
第十六話 九尾

次の日。オレたちは依頼主に会いに行った。

「よくぞ来てくださった。フェアリーテイルの魔導士たちよ。ワシの名はモクレン。この寺の住職をしておる」

ここはヒイラギの街の外れにあるエンジュ寺。
目の前の爺さんが依頼主のモクレンだそうだ。頭はツルツルだが顎に長いひげを蓄え首に数珠を巻きつけている

「エルザ・スカーレットだ。で?依頼の内容とは?」

エルザと住職の爺さんが話を進める。オレたちはと言うと正座をして待っている状態だ

「これを見てくだされ」

と見せてきたのは術式が書かれた壺だった。

「今から50年以上前のことじゃ。このヒイラギの街はある化け物に襲われた。その化け物は九つの尾を持っておった。ワシらはそれを九尾と名付けたのだ」

キョウは確信した。その九尾はこの世界に九匹いる尾獣のうちの一体だと


「で?一体どうやってそんな化け物を封印したんだ?」

グレイが尋ねる

「元々ここには一つの魔導士ギルドがあった。そこのギルドマスターはギルドの皆と街の住人からも親しまれておった。だがそのギルドマスターは魔導士とは少し違ったーー」

そのギルドマスターってのはおそらくーーー

「お主ら忍一族は知っとるな?」

「一応、知っています。昔から魔導士と敵対していた一族だと聞いてます」

やはりそういう印象かオレたちはーー

「世間一般ではな。しかしそのギルドマスターは違った。魔導士のため、そして皆のために九尾と戦った。そして九尾の半身を自らの体に封印しそれと同時にそ奴は死んでしまったのだ」

「そうだったんだ」

「ジュビア忍び一族を誤解してました」

ハッピーやジュビアたちは感心した

忍一族の事を考え直してくれていることには嬉しいが重要なことを忘れているな

「で?肝心の依頼内容はなんだ?」

キョウが肝心の依頼内容を尋ねた

「おおー!忘れとった。内容とはな、封印が近頃弱まっていてな、ワシが封印している間に護衛を頼みたいんじゃ」

オレは素朴な質問をかけた

「オレたちでいいのか?外には門下生がたくさんいたぞ。あいつらに任せたらどうだ?」

そう。オレたちじゃなくても門下生たちが護衛すればいい話だ

「それはいかんのじゃ」

「なぜだ?」

「あやつらはまだ未熟。九尾の封印の際に起こる魔力に耐えられないのじゃ」

なるほど。それである程度強力な魔力を持ったオレたちに依頼してきたのか

「早速じゃが封印に取り掛かる。護衛をしっかり頼むぞ」

爺さんが魔力を溜め始めた。

「ぬおおおお!!」

「す..すっげぇ」

モクレンは壺に向かって手を掲げ集中している。かなりの魔力だ。どうりで門下生たちが耐えられないはずだ。

「警護は二人一組だ。まずは私とルーシィ、グレイとジュビア、ウェンディとキョウとシャルル、ナツとハッピーだ」

とそれぞれ時間が振り分けられた。





〜三人称視点〜

街の明かりも消え皆が寝静まる深夜、モクレンは未だに封印を続けている。いま警護しているのはグレイとジュビア。するとそこに一人の影が現れる

「誰だ!!?」

グレイとジュビアは身構える。

「フェアリーテイルか‥‥。というとギルダーツのとこのか‥」

現れたのは黄色に黒い炎の模様がついた仮面をつけた男が現れた。

「ギルダーツを知ってんのか!?一体何者だ!!」

「オレの名は‥‥。まぁ、"うちは"とだけ名乗っておこうか。モクレン。悪いが死んでもらう。九尾を復活させねばならないのでな」

「お主、何が目的だ...?」

「さっきも言っただろう?九尾を復活させるためだ」

「んなことやらせるかよ!!アイスメイク・ランス!!」

「ウォーター・カーネ!!」

二人の技が繰り出される。氷でできた無数の槍と水の鞭が仮面の男を襲った。しかしーーーー

「なるほど‥。ウォーターと氷の造形魔法か‥‥」

とそれぞれの技は仮面の男の身体をすり抜けたのだ。それにはグレイとジュビアは驚きを隠せなかった

「な..なに!?」

「攻撃が当たらない!?」

「だがまだまだ、だ。火遁・龍炎放歌の術!!」

無数の火龍がグレイとジュビアに直撃する

「ぐおっ!!」

「きゃあっ!!」

二人は思い切り壁に当たり気を失ってしまった

「さて‥‥邪魔者はいなくなった。死んでもらうぞ。モクレン」

(こやつに殺されるまで、少しでも封印する!!)

仮面の男が取り出した黒い鉄棒がモクレンの身体を貫いた。

「がはぁっ!!」

モクレンは力尽き、床へ身体をつけた。血がドクドクと流れあたりは血だらけになった

仮面の男は笑っていた。仮面を被っていてもわかるくらいに




「今出してやるぞ‥九尾」

仮面の男は街へ下り威、戌、申、酉、未の順でバッと地面へ押し付けた










「口寄せの術!!!!」





白煙とともに現れたのはかつて天災



と呼ばれた九つの尾を持つ化け物、



九尾!!




『グオオオォォォォオオッ!!!!!!!』


天へと挙げる咆哮。今ここに九尾が復活した

第十六話 完 
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