旧エクリプス（魔法少女リリカルなのは編）

■新暦57年、西暦1997年 3月18日
八神(やがみ)はやての両親をエクリプス社がヘッドハンティングする。

■新暦57年、西暦1997年 3月28日
八神家が海鳴市中丘町に引っ越しをする。

■新暦57年、西暦1997年 4月 1日
八神はやての両親がエクリプス社海鳴支店で働き始める。
母親は育児休暇が認められる。ヘッドハンティングの条件である。

■新暦58年、西暦1998年 4月 1日
高町なのはの家族と八神はやての家族に護衛チームが付く。

■新暦58年、西暦1998年10月21日
エクリプス社がプロジェクトF（F.A.T.E）を完成させる。
生命操作技術の一つで、ジェイル・スカリエッティが構築した基礎理論を光輝が発展させ完成させた。クローニングした素体に記憶を定着させることにより、従来の技術では考えられない程の知識や行動力を最初から与える事が出来る。その最大の目的は、元となった人物の肉体と記憶の複製である。原作では記憶まで完全に再現出来なかったが、マブラヴ オルタネイティヴの世界でバッフワイト素子（思考波通信素子）が完成していた為、電脳化技術と合わせて完成に至った。
並行世界である。魔法少女リリカルなのはINNOCEENTの世界に関与する。

■新暦59年、西暦1999年 4月 1日
フェイト・テスタロッサの家族と一条家の家族らが海鳴市に引っ越してくる。
全員が光輝の作り出したクローンでプロジェクトFの成果である。
本当のテスタロッサ家はミッドチルダで幸せに暮らしている。
一条家の家族は、
祖父が光輝(こうき)。
父親が光司(こうじ)。
母親が未来(みく)。
長男が晃(あきら)今年で18歳になる。
長女の望(のぞみ)今年で15歳になる。
次男の司(つかさ)今年で11歳になる。
次女の夢(ゆめ)今年で3歳になる。

■新暦60年、西暦2000年11月11日
高町なのはの父親の高町士郎がボディガード中にテロにあうが、護衛チームの助力も有り軽傷で済んだ。これを機にボディガードの仕事を引退する。

■新暦61年、西暦2001年 4月 1日
高町なのはの兄の高町恭也(たかまちきょうや)と一条家の次男の一条司(いちじょうつかさ)が同級生となる。司は2年飛び級していた。

■新暦62年、西暦2002年 4月 1日
クロノ・ハラオウンが時空管理局執務官に就任する。

■新暦63年、西暦2003年 4月 1日
高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやて、一条夢が小学生になる。


新暦63年、西暦2003年 4月 1日　第97管理外世界　地球　海鳴市　八神はやての自宅

ここはエクリプス社の社宅のマンションである。この社宅には八神家や一条家が入っている。
はやての自宅では、はやてと夢の小学校入学の祝いの席が催されていた。

Side　八神はやて

「はやてと夢ちゃんの小学校入学おめでとう。乾杯！」

「「・・「乾杯！」・・」」

皆で乾杯した。出席者は主役のはやてと夢、両家族の両親と司であった。光輝はエクリプス社の研究所に住居がある。晃と望はミッドチルダに留学していた。
両家の母親が作った。料理がテーブル一杯並んでいた。
勿論、話題は小学校の話である。

はやてと夢は小学校に入学したばかりなので、パーティは早めに切り上げて解散となった。
夢は、はやてに誘われて、はやての部屋に移動した。

「はやてちゃんと同じクラスになれて良かったよ。」

「うちもや。」

「明日から一緒に通おうね。」

「うん、ええよ。」

「はやてちゃんの部屋、可愛いね。今度は家にも遊び来てね。」

「そやな、隣通しやから一緒に勉強しよか。」

「うん、そうしよう。あれ、こんな古い本がある。」

「そや、気が付いたらあった。鍵が掛かっていて開く事もでけへん。」

「ふ〜ん、そうなんだ。」

Sideout


新暦63年、西暦2003年 4月 1日　第97管理外世界　地球　海鳴市　一条夢の自宅

Side　一条夢

夢は光輝にテレビ電話をかけた。

「おじいちゃん、闇の書の転生先は八神はやてちゃんだったよ。おじいちゃんのウイルスの御蔭で、闇の書の影響は出てないみたいだよ。後は、はやてちゃんの覚醒を待てば良いのね。」

『あぁ、それで良い。闇の書の改編プログラムは出来ている。』

Sideout
 

原作開始まで、２年です。
はやての両親はエクリプス社に引き抜いたので無事です。
鳴海市→海鳴市（訂正）