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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫

作者:黒鐡
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第1巻
  様々な武器での模擬戦×水浴びとの会話

今の所客将生活も悪くないが、トレミーからの索敵システムにはまだ引っかかってないので俺はエレンがいるライトメリッツにいた。定時通信としてやって来るが、まだまだらしいな。たまに城壁のところを見たり公宮の外はどうなっているかを見て回るが、外からは城下町なので馬かバイクが走れる場所はライトメリッツの外に出るしかないと思った。城壁付近も見させれ貰っているが、公宮の外は城下町なのでそこを越えてからの外である。エレンは我が国を助けるために、いつでも兵を揃えて行ける状態にしているらしいがまだまだだろうな。そんである日に久々にエレンに呼ばれたのでリムに付いて行き執務室に行った事だった。

「ティグル。銃や剣以外で何が使えるんだ?」

と呼ばれてみればその話かと思っていたが、いずれ来る話だろうとは予感はしていた。ちなみにドライグは頭上に乗っているけど、最近神器を使っていないからな。

「他、ねえ。まあ何でも使えるぞ、剣術や銃以外なら槍に徒手空拳、まあ武器は何でも使える。まあ弓だけは得意ではない」

「ホントか?試しに私と相手をしてみないか?それとそれ以外も使えるんだろ?ルーリックからの報告だと浄化や謎の力で消滅の力を持っているそうではないか」

まあそうなんだけど、武器以外だとエレメンツによる力に太陽光か月からのマイクロウェーブからのキャノン砲やあとは神器の力だな。

「まあそうだろうな、ティグルの銃の腕前はこの公宮の者達にとっては衝撃を与えた。あのルーリックでさえ様変わりしたんだからな、私も驚かされた」

「あいつか・・・・。あんな頭にする必要はあったのか?何なら元に戻せるが」

「けじめは必要であろうし、元に戻す必要は無い。ルーリックは喜んで髪を剃った理由は2つある。1つ目はティグルがあいつを助命するように頼んだからだ、あいつは偉く感激していてな、もう1つはティグルの銃と剣の腕前に敬服をしたのさ。弓ならともかく銃というので、弓の扱いに長けているあいつでさえあんな距離で賊の足の関節を正確に撃ったのだから」

弓に成熟しているルーリックだからか、あんな粗悪な弓では恥さらしになったが銃の腕前には驚きを持ったに違いない。弓よりも扱いは楽だが、持ち手は神国の者しか扱う事ができない。しかもあんな城壁上の敵を狙う事以前に絶望的な困難だったのだろう、それを銃という飛び道具で簡単に賊を狙い撃ったからなのかもしれんが。客将以前の問題で凄まじい衝撃を受けたルーリックなのだろうな、まあそのお陰で公宮内の女性達の人気は急降下したらしいが本人は気にしていないそうだ。その代りに俺が急上昇してしまったようで、侍女たちが俺と通りかかると顔を赤く染まっている。

「という事で、あいつはティグルの監視役を自己推薦して喜んで受けた。監視役は志願者がとても多かったのだが、自己推薦したルーリックが適性だと思い任命させたのだ」

「通りであいつは俺の事を忠誠持ったかのような態度になった訳か、余計な仕事を増やしてしまって申し訳ないと思っているがあいつのためだと思えばいいという事か」

「皆、ティグルに興味を持っているんだ。無論私やリムもだ、ティグルの事をもっとよく知りたい。他の武器も使えるのなら、何が使えるかでプトレマイオス神国と一緒に戦う時は足を引っ張りたくない。明日、ティグルの力を改めて見せてほしい」

断れないので了承してから、俺は何で戦おうか悩んでいたが最後に神器でも使おうかなと思った。アルビオンの力をメモリにして使えるようにしたから、半減も使えるし反射も使える。今回は俺とブラック・シャーク隊の者達とトレミー3番艦のクルーのみで来た、まあ機体やISもあるが今回は主に銃火器や爆弾も使うかもしれない。そんで明日になったので、いつも通りの訓練場に、俺とエレンにリムがいる。俺の目の前には槍を無造作に構えているからか、最初は槍かと思いいつもの剣を出した。

「ティグル、最初は槍なのだがどうして剣を抜く?」

「まあ見てろって」

剣を抜いたが、擬態の聖剣によりいつの間にか槍の形となり、先には刃がついていない槍へと変化した事でエレンとリムは驚く。

「剣から槍に変わった!何なんだその武器は?」

「こいつは俺の思った通りに武器を変えられる優れものだ、さあて俺の技量についてこれるかな?」

リムのそばには、槍に投槍、手斧に戦斧、大鉈、矛鎚(メイス)連携棍棒(フレイル)、大鎌、鉾槍、鉄鎖、(アーバレスト)にヤーファや俺が前使っていた刀があったので、ここには一通りの武器が用意されていた。まあ俺の剣はただの剣ではない事を今知ったようだったけど、聖剣エクスカリバーで拠点D×Dで創った七つの力を備えている剣でもある。

「一応言っておくが、俺の剣はどんな武器でも形になる特殊な剣なのでな。我が国に住んでいると言われている創造神様と同じ剣を使っている」

「つまり王の側近だという証拠でもあるな、さあいつでも来い!」

槍を構えるエレンに向かい最初からクライマックスとしての技量でエレンに向かって行った。槍同士が当たる音が聞こえるが、俺は隙のない構えをするとエレンも察したのかアリファールを持っているかのように目がマジになっていた。そんで素早く槍の先っちょを当てていったが、槍の先っちょごと木端微塵にした事で戦いは終わった。

「まさか槍の先っちょごと破壊するとはな、どんな武器でもいいのだな?」

「当たり前だ、相手の武器により形を変えるのだからな」

そんで徒手空拳で相手をしたが、合気道の応用として力なく投げたのだったけど、胸を揉む訳にはいかないのでね。相手が男だったら、胸に体当たりしているけどな。そんでエレンとリムでの交代制で相手したが、どの武器を使おうが俺の武器が変わっても勝者は変わらなくなった。ちなみに模擬戦している間に相手が気付かれないくらいに、早く動いては胸を鷲掴みしていたけどなかなかの大きさだなと思った。相手も一瞬何かされたと思われがちだが俺の手には武器を持っているので、身体を触れないと思っているだろうな。

「どの武器を使ってもティグルに勝てないとは、さすがの私でも落ち込むぞ」

「ティグル卿の言葉は本当だったらしいですね。私も本気でやっていましたが、ティグル卿は本気を出していないかのようでした」

「そりゃそうだ、俺が本気出したら相手を戦闘不能にしちゃうぐらいだからな。まあこれで分かっただろう?どんな武器でも即時対応できるって事を」

全ての武器を試したが、全ての武器に臨機応変しての模擬戦をしたので、流石のエレンやリムでさえ座って息が上がっている。こんなに息が上がるなんて事は滅多にない事なのかな?と思ったので、エレンとリムが座っているところに行ってから俺は二人の頭に手を置いた。何を?と言いそうになったので「動くな」と一言言ってから数分後には息が上がらず落ち着いていた二人ともだった。

「今何をしたのだ?」

「うーんとだな、落ち着かせるための術を使ったのさ。これで息が上がる前に戻しただけさ、あとは体力を回復させる術をな」

この世界に魔法や仙術はないけど、俺らが使っているのを術と教え込んだのである程度は怪しまれないで済んだ。

「弓以外は達人級なのですね、ティグル卿」

「まあな、弓何て使わなくとも俺にはこれがあるからな」

「ここまでお強いとは思ってもみませんでした。新兵以上ですが、大公という位があるのにこんなにも戦えるのが不思議です」

リムがそう言ってたけど、大公じゃなくて創造神=プトレマイオス神国の王でもある。それに総司令官でもあるが、後ろで指示するより前線で戦いながら指示を出す感じだからかもしれん。ヴァーリの戦闘狂がうつってしまったようだけど、まあいいかと思い俺は隠し球の一つを見せる事にした。

「俺は様々な武器も使えるが、俺には不思議な力を持っている。例えばこれかな?」

俺は剣を空間にしまってから左手には炎を、右手には蒼い風を生み出したのだった。それを見たエレンはまるで七戦姫が持つ武具みたいだというと、俺は他のエレメンツを使って様々な技を見せたのだった。雷の力を使ったレールガンに、風の斬撃、水や氷を使った技などを見せたのだった。あとはいつもの銃を使っての早撃ちをしたのだった。連射はどのくらいの速さなのかを見たかったらしいが、俺がハンドガンではない銃を使ってのフルオートをしたらすぐに終わらせたのでとても驚いていた。

「早撃ち以上のだったぞ!それも銃なのか?」

「これはアサルトライフルと言う、こいつは早撃ちというより連射ができる銃で、俺がよく使うこれよりも連射可能なもんだ」

あとはショットガンや手榴弾を試して見たけど、いつものハンドガンより爆音なので防音結界を張っているので問題ないが小さな物で爆発するというのは、とても驚きであり新鮮でもあった。この前行った世界でも鉄砲はあったけど爆弾やその他の武器は知らない物でもあるからか、ここでも新鮮なリアクションでもあった。

「これはどの国の武器でもない破壊力なのだな!他にはないのか?あとこの音なのになぜ兵士達が来ないのだ?」

「当たり前だ、ここ周辺には防音結界という音を外からは聞こえない結界で覆っているからだ。なので外からは無音なのだよ」

「この武器が他国に伝わらない理由がとても分かりました、もしティグル卿の持つ武器が他国に渡れば勝てる要素がありませんね」

「他はまああるが、それは戦の時で構わないか?ここでより戦で発表した方がいいだろうよ」

とまあ全武器での模擬戦は俺の全勝となったが、弓だけは新兵並みだったけど。まあ俺も弓より銃が扱いやすいしな、そんでエレンとリムは汗だくになっていたが模擬戦で行った武器を片付けるために持って行った。俺は一人で部屋に戻れと言われたがここには監視役のルーリックはいないが、リムからの命令によりまだ戻ってきていない。まあ俺は汗だくではないが、あの二人は相当汗をかいていたなと思いながら俺は誰もいないのを確認した後に空間切断でトレミーの大浴場前に到着した。唯一風呂だけはプトレマイオス神国真上にあるトレミーに戻って風呂に入っている。そんで脱衣場に入ってから、量子変換機で全裸になってから風呂場に行くと女性隊員たちがいた。

「隊長がこの時間になると来るのを知っていたのでお待ちしておりました」

「ご苦労さん、早速だが俺の翼を洗ってほしい」

俺は椅子に座ってから頭を洗ってから身体を洗った後に翼を展開してから、女性隊員たちに6対12枚の金色の翼を丁寧に洗ってくれた。あちらに行ってから俺が風呂に入る時の時間を知らせたらしいのか、あっという間に広がったので俺と妻になった者達が風呂場に待っていたらしい。そして洗い終わったので、洗い流して翼を展開し終えた後に風呂にゆっくりと入った。そしたらここにいるのは俺の妻だけだったので、風呂場でシてしまったがここでヤると浄化せずに洗い流せられるのでな。久々だったので相当溜まっていたから、何度も中出ししたけど。

「相変わらず隊長は激しいですね」

「全くだ、だがライトメリッツに行ってからは自慰も出来ないところなのだからな」

「まだ索敵システムや網には引っかかっていないようですよ、それと各隊員達も士気はいつも通りとなっております」

何人かのとシた後に、最近の事を話したらまだどこも動いていないようだ。そんで長湯となったので、そろそろ出てから身体を拭いてから量子変換機でいつもの戦闘服に着替えた。この服は何着か同じのがあるので、さっきまで着ていたのは洗濯中である。着替え終わった後に、コーヒー牛乳を飲んでから俺は大浴場から出たらブリッジに向かった。

「あ、艦長!」

「一真か、いつ来ていたんだ?」

「今の俺の名は、ティグルヴルムド=ヴォルンだ。まあお前らはいつも通りでいいんだがな、で、まだ網にかからないか?」

「はい、まだ索敵システムには引っかかっていません。ディフェンスモードレベル3のままになっていますが、そのままにしておきますです?」

「ああそのままでいい、今回は名だけをもらってあとの設定は自由らしいからか、存在しない小さな国を創りジスタートとブリューヌの間にいる国だ。そんで住民はブラック・シャーク隊の隊員で拠点と同じように暮らしているし、四六時中オートマトンが巡回中だし、我らの国に入れるのは両国の使者や味方となる者だけ」

「今回の任務は一切船を動かさないのが、俺らにとっては一番長い待機任務だな」

それについてはしょうがないさと思ってから格納庫に行き、イアン達にガンダムやISなどの機体をいつでも使えるように毎日調整や整備をしてもらっている。確認をした後に俺は空間切断で、人気のないところに戻った俺であったけど。近くを散歩していたら、いつの間にかいたドライグが言ったけど。

「この先に龍と女がいるぞ?」

「ホントか?まあ俺はさっき抱いたばかりだ、裸体は見慣れている時点でおかしいとは思う」

歩いていると到着したら、裸体な姿をしていたエレンだった。

「ん?ああ、ティグルか」

気配を察したのか俺を見つめるが、俺はそのままエレンの身体を見ていた。やはりというか胸は巨乳と言う感じで、ボンキュンボンだったけど。すると恥らいながら身体を隠していたエレンを察したのか後ろを向いたけどな。

「さすがにジッと見られると恥ずかしいのだが」

「悪いな、俺は見慣れているというのがおかしいと思うが。ここを使っているとはな」

「なるほど、まあ私も戦姫だ。この公宮に務める者達の、ライトメリッツに住む者達の主として、その立場にふさわしい振る舞いをするように心掛けている。不意打ちで裸を見られても、呼吸が止まるほど恥ずかしかったとしても、生娘のように縮こまったりする訳にはいかない。ところでプトレマイオス神国では男女が一緒に水浴びするのが普通なのか?先ほど見慣れていると言っていたのでな」

「俺は特別とでも言っておこうか、俺らの国では水浴びではなく毎日風呂に入れるくらいの技術を持っている。普通は男女で分かれて入るのだが、俺はある理由で女風呂に入っても大丈夫と言われているのでな。まあ俺の国の技術共有したいとは思うが、今のジスタート王はあまり気に入らなくてな。技術を渡せば悪用されると思ってまだ公表はしていないのさ」

そういえば見張りや護衛が居ないのだなと思うと、近くにはアリファールである長剣があるし大丈夫だと思うな。それに不審者がいれば風の精霊が伝えてくれるし、あとこの場所は女性専用の井戸になっていると聞いた。執務室やエレンの部屋から近いので、兵たちが遠慮してここ付近には近付かないようにしているらしい。それを知ったリムや侍女達も使うようになったからかいつの間にか女性専用の井戸となったと聞いた。

「ほう、ここにもドラゴンがいるのだな」

「ルーニエ。私の飼っている竜だ、ティグルの相棒である赤い竜とは違い喋らないしこの子は幼竜だからな」

「俺が感じたのはコイツの事だったのか、よろしくなルーニエ」

とドラゴン同士なのか、すぐに気が合い俺のとこに近付いて来て足にすがり寄ってきた。まあ俺が珍しいのかもしれんが、ルーニエは幼竜でドライグは成龍で今は小型だが戦いになると俺の神器として加減調整をしたりと色々としているので、俺の相棒だ。更にアルビオンの力をメモリ化したのでその力を調整したりしてくれている。

「さっきから竜の事をドラゴンと呼ぶが、なぜドラゴンと呼ぶんだ?」

「そう言われても俺らのとこでは竜じゃなくて龍と書いてドラゴンとも言う。俺が見た事あるので最大だったら100アルシンくらいのを見た事あるけどな」

「100アルシン!そんな竜は歴史書にも出ていないがティグルの国にはいるのか?」

何か顔がワクワクとした顔をしていたので、俺は見た事があるだけだと言った後にジスタートでは幼い竜と黒い鱗を持つ竜を殺してはいけないそうだが、黒い鱗ならヴリトラだな。あとはグレンデルは深い緑だがあの時は黒竜の化身としてオーラを黒くしたし、暗殺者について王には言わないのかと言ったら頼れないらしいな。まあジスタート王を一喝出来るのはプトレマイオス神国の者か王のみだ。

「ところでプトレマイオス神国について聞いていいか?あそこは敵味方関係なく、ちゃんとした入国書を持っていないと入国したとしてもすぐに外に戻されてしまうという噂が絶えないんだ。それと神々が住んでいると聞いているが、それは本当なのか?」

「我が国は今現在入国する者は限られている、入国審査を受けた後に入れるが四六時中巡回しているのがいるし、王=創造神黒鐵様だからな。今でも神殿にいらっしゃるが、王が外に出る訳にはいかないので、代わりに俺が外に出て前線で戦う事になった。なので王の次に偉い大公をもらっている、あと神々は住んでいるぞ。小さな国ではあるが敵が来れば関所から領土であるところが、国壁が上がってきて要塞化してしまうのさ。剣だろうが槍だろうが、竜が来ようが最強の防壁を持っていると言っておこうか」

その後終わったエレンであったが、俺はそのまま立ち去ったけど。その後リムが来たらしいが、まあいいだろう。俺がいたら行動をますます制限されるだろうし、それに網についてかかれば俺の通信機から報告が来るし、俺の行動がおかしければあちらも気付くだろう。そう思いながら部屋に戻ったけど。 
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