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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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日常
  第十三話 妖精少女と妖精の忍者

第十三話 妖精少女と妖精忍者

海を走る一隻の船。今まででは絶対にありえない光景があった

「ああ‥。船って潮風が気持ちいいんだな」

そう。ナツが乗り物酔いをしていなかったのだ。

「乗り物っていいモンだなーオイーーー!!!」

「はしゃぎすぎじゃねえか?」

「だってよぉーーー!!!」

とその時。

「あ、そろそろトロイアが切れますよ」

とウェンディのかけた乗り物酔いに効く魔法が切れたと途端にズザァと転ぶ。再び乗り物酔いをしたのだ

「も‥もう一回かけ‥て‥‥」

「連続すると効果がうすれちゃうんですよ」

「放っとけよ、そんな奴」

「あはははっ!!」

先ほどのはしゃぎようは何だったのか?グロッキーな状態のナツに呆れたようにグレイが言い放つ

「本当にウェンディもキョウもシャルルも妖精の尻尾(フェアリーテイル)に来るんだね」

「私はウェンディとキョウが行くって言うからついてくだけよ」

「楽しみです!!妖精の尻尾(フェアリーテイル)!!!」

「どんな所か楽しみだな」

とキョウはそう言うが一つだけ拭えない不安があった。

もし自分が忍一族だと皆に知られたらウェンディと離れ離れになってしまう。それどころか昔みたいにまた孤独に戻ってしまう。そんな大きな不安が募っていた。

船で出発する前キョウはウェンディに

『ウェンディ。一つだけ頼みがある』

『なんですか?』

『オレが忍一族だと言うことはみんなには言わないでくれないか?』

ウェンディ 『はい。わかりました。絶対に言いません!!』

『ありがとう。』

と頼み込んでいた



戦いが終わってーー

あたしたちはそれぞれのギルドに帰る

青い天馬(ブルーペガサス)

『また素敵な香り(パルファム)を!!エルザさんルーシィさん!!』

『今度こっちに遊びに来てね』

『その時は最高の夜をプレゼントするよ』


蛇姫の鱗(ラミアスケイル)

『マスターマカロフによろしくな』

『グレイ。脱ぎ癖直せよ』

『おまえに言われたくねえよ!!』

とグレイが突っ込む


『てか‥あれ、放っておいていいの?』

『できてぇるぅ』

ルーシィとハッピーの視線の先にはーー

『と‥とっとと帰りなさいな』

『さ‥‥さみしくなんかねえからな』

『シェリー!!!』

『レン!!!』

少々いい感じになっているシェリーとレンだった

なんやかんやあったけどそれぞれのギルドへ‥

あたしの手元には新しく3つの鍵がある

『エンジェルが捕まって契約が解除されたんだ』

『うんうん』

『ウィーアー。そんな訳でオレっちとしてはアンタに新しい所有者(オーナー)になってもらいてぇ』

『ダメでしょうか』

「「ピーリッ、ピーリッ」」

『黄道十二門の星霊が一気に3()も‥!!?』

スコーピオンがルーシィの星霊の数え方に疑問を抱く

(にん)?オレっちたちの数え方は"体"だぜ。ウィ?』

『あ‥うん‥‥それやめたんだ。ロキとか人みたいでしょ?なんか‥‥物みたいに数えるの抵抗できちゃって‥‥‥』

3人は納得したようで

『よろしくお願いします。オーナー!!』

『うん!!こちらこそよろしくね。スコーピオン。アリエス。ジェミニ』

大切な友達がまた増えたよママ

そしてマグノリアに到着しそしてーー

と言う訳で

ウェンディとシャルル。そしてキョウを妖精の尻尾(フェアリーテイル)に招待した

「よろしくお願いします」

ウェンディは礼儀正しくお辞儀をした

「キョウだ。これからよろしく頼む」

とウォーレンを先頭にウェンディに詰め寄る

「かわいーっ!!!」

「ハッピーのメスがいるぞ!!」

「おジョーちゃん。いくつ?」

「みんなおかえりなさい」

「それにキョウって…あの瞬身のキョウか!?」

「すげえやつが入ってきたぁ!!」

「わたし、かなりタイプ〜」



「マスター」

「うむ。よくやった。これでこの辺りもしばらくは平和になるわい。もちろんウェンディとシャルル、キョウも歓迎しよう」

エルザに呼ばれた妖精の尻尾(フェアリーテイル)のマスター"マカロフ・ドレアー"は満足そうな顔をしていた

「ルーちゃんおかえり〜」

とルーシィをルーちゃんと呼ぶ女の子。チームシャドウギア"レビィ・マクガーデン"は勢いよくルーシィに抱きつく

「きゃっ」

「ルーちゃーーーん!!!」

「もお。大げさなんだからぁ」

そして近くでは元幽鬼の支配者(ファントムロード)のエレメント4。"ジュビア・ロクサー"が涙とともに大量の水を出していた

「ジュビア‥‥心配で心配で目から大雨が‥」

「グレイ止めろ!!!」

「おぼれる!!」

「何でオレが‥!!」

3人が溺れていた。しかしウェンディは皆が騒ぐところを見て目を輝かせていた

「んでよォ。ヘビが空を飛んで‥」

「ヘビが空なんか飛ぶかよ!!漢じゃあるめーし!!」

「漢?」

そこにギルドの看板娘"ミラジェーン・ストラウス"がウェンディたちにどんな魔法を使うのか尋ねる

「シャルルはたぶんハッピーと同じだろうけどウェンディとキョウはどんな魔法を使うの?」

「キョウさん!!本物のミラジェーンさんだよ!!」

「魔人ミラジェーン…。なのか?」

「ちょっと!!!オスネコと同じ扱い!?」

シャルルはハッピーと同じにされたことに怒った

「私‥‥。天空魔法を使います。天空の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)です」

一同は驚きを隠せなかった。そしてしばらくの沈黙が生まれる。ウェンディは信じてもらえないだろうと思っていたが

「おおっ!!」

「すげえ!!!」

「ドラゴンスレイヤーだ!!!」

「すげーーーっ!!!」

「ナツと同じかっ!!!」

「ガジルもいるしこのギルドに三人も滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)が!!!」

「珍しい魔法なのにな!!」

ウェンディは笑顔になった

「キョウはどういう魔法を使うの?」

「そうだ!!そうだ!!教えてくれよ!!」

皆に急かされ渋々見せることにした

「オレの手をよく見ていろ」

とキョウは螺旋丸を出す

「なんだこれ?」

「これは螺旋丸と言ってな。ま、これはオレのほんの一部の技だけどな。ミラジェーン。そこのテーブル一つもらっていいか?」

「いいわよ。それとミラでいいわ」

「ありがとうミラ。」

とテーブルを立て螺旋丸をぶつける。テーブルは粉々に砕け散った

みんなは呆然としている

「ス‥スゲェ‥」

「すげーーーっ!!!」

「なんだ今の!!」


その頃もう一人のドラゴンスレイヤー。"ガジル・レッドフォックス"は冷や汗をかいていた

「ネ‥‥ネコ‥」

同じ滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)なのに‥‥。なぜオレだけネコがいねえ!!?何故だ!!?



「今日は宴じゃーー!!!」

「「「「おおおおっ!!!」」」」

「ウェンディとキョウとシャルルの歓迎会じゃーー!!!騒げや騒げっ!!!」

マカロフの宣言もともにギルドはより一層騒がしくなる

「ミラちゃーんビール!!」

「はいはーい」

「グレイ様浮気とかしてませんよね」

「な‥なんだよソレ!!」

「うおおおっ!!!燃えてきたぁ!!!」

「きゃあああ!!私の服ー!!!」

「いいぞールーシィ!!」

「シャルル〜オイラの魚いる?」

「いらないわよっ!!!」

「漢だぁぁぁっ!!!」

「耳元でやかましいっ!!!」

ナツがルーシィの服を燃やしてしまっていた。しかも何故か後ろにロキがいる。

ジュビアはグレイに飲み物を注いでいる。その光景をアルザックとビスカは少し頬を赤くしながら見る。

カナはエルザを誘う。その後ろでルーシィがナツをぶん殴る

ミラはエレキギターで盛り上げる。

キョウは耳元で騒ぐエルフマンを蹴り飛ばす

「楽しいトコだね。キョウさん。シャルル」

「ああ。そうだな」

なんなんだ?この懐かしい感じ。みんなで飯を食いながら騒いだり。
そうか。とうの昔に忘れていた。家族のことをーーー

キョウの目からは一つだけ水滴が流れた





数日後

「どお?このギルドにも慣れてきた?」

「はい!!」

「女子寮があるのは気に入ったわ」

ウェンディは本を読みながら、シャルルはコーヒーを啜りながら応える

「それに以外とオレの顔見知りもいたしな」

「え?だれだれ?」

「ジュビアとガジルだ」



ーーーーー

〜先日の宴の最中〜

オレはグレイと一緒に会話していると

「グレイ様〜」

とジュビアが乱入してきた。

あれ?こいつ、もしかして

「おまえ、もしかして…ジュビアか?」

「あれ!?キョウくんじゃないですか!!お久しぶりですね!!」

「おまえら知り合いか?」

「ああ、昔ちょっとな」

「でも!!グレイ様!!浮気とかじゃないですからね!!」

「んなこと聞いてねーよ!!」

「それにしても大分雰囲気変わったな。前はもっと暗かったのに」

「まぁ。色々ありまして。そうだ!ガジルくんもいますよ!!」

「どこにもいねえみてえだけどな。ま、あとは二人で仲良くしてな」

「キョウくんったら!!応援しててください!!」

「しなくていいわ!!」


ーーーーーー

「というわけだ」

「へえ〜そうだったんだ」

「そういえばルーシィさんは何で寮じゃないんですか?」

「女子寮の存在最近知ったのよ」

「バカだろ」

オレは素直にそう思った

「そんな、ストレートに言う!?」

ウェンディは不思議そうにオレに問う

「あれ?キョウさん何でスーツなんですか?」

そうオレは今スーツを着ている。黒の無地のスーツだ。

理由はいたってシンプルなものだ

先日の宴の最中にナツと喧嘩になり上着を燃やされてしまったからだ

「ナツに燃やされちまってな。新しいのを新調してもらってるから今はロキから借りたこのスーツだけだ」

「い‥いつの間に…」

しかしキョウはグレイにも負けないくらい…いやそれ以上のイケメンだ。ルーシィはしばらく見とれていた

「どうした?オレの顔になんかついてんのか?」

「い‥いや…!!べ‥べつに‥何も‥」

「変な奴だな。ハッピーの言うとおりだ」

「何よ!!ソレぇ!!」

「いろいろ聞いたぞ。メイド姿で踊ってみんなに引かれたとかーー」

「んなわけあるかーい!!」

ビシッとキョウの頭を叩く

さすがのツッコミだ。ハッピーに聞いたとおりだな

とその時ギルドメンバーが勢いよく

「大変だーーーっ!!!」

その直後に街の鐘が鳴り始めた

「何!?」

「鐘の音‥!?」

「この鳴らし方は‥‥!!!」

「あい!!」

「おおっ!!!」

「まさか!!!」

「?」

皆が嬉しそうだ。だがジュビア、ルーシィ、ウェンディ、キョウは何が何だか分からなかった

その鐘の音に街がざわつく

「ギルダーツが帰ってきたァ!!!」

「あいさー!!!」

ん?今こいつギルダーツつったか?まさかとは思うが…いやまさか‥な…

ウェンディ 「ギルダーツ?」

ウェンディがルーシィに問う

「私もあった事ないんだけど‥‥妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強の魔導士なんだって……」

「うわぁ」

ウェンディは目を輝かせていた

ギルダーツが帰ってくると知ったギルドはさらに騒がしくなった

「どうでもいいけど、この騒ぎようは何!?」

「お祭りみたいだね。シャルル」

「ホント、騒がしいギルドね」

そんな中ミラがルーシィとキョウへ説明する

ミラ 「みんなが騒ぐのも無理ないわ」

「ミラ」

「3年ぶりだもん‥‥。帰ってくるの」

「3年も!!?何してたんですか!?」

「もちろん仕事よ。S級クエストのうえにSS級クエストってのがあるんだけど。そのさらに上に10年クエストって言われる仕事があるの。10年間誰も達成した者はいない。だから10年クエスト。ギルダーツはそのさらに上。100年クエストに行ってたのよ」

「100年クエスト…。オレは10年クエストなら達成したことあるが100年クエストはな‥」

「あんた今さらっとすごいこと言わなかった!?」



マグノリアの外れ。ここにマントを羽織った男がいた

第十三話 完 
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