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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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第二章 ニルヴァーナ
  第九話 破邪顕正

 
前書き
すこし書き直しました。11/12、17:37現在 

 
第九話 破邪顕正



「時間だ!!!みんな頼むぜ!!!!」



「開け!!!金牛宮の扉‥‥タウロス!!!!」



「ぬおおおおおおおおっ!!力のパルファム全開〜!!!!」



「ナツ」



「天竜の咆哮‥」



連合軍はそれぞれ動き出していた。
グレイは造形魔法の構えをとり、ルーシィに変身したジェミニはタウロスを呼び出し、一夜は力のパルファムでムキムキになり、エルザは剣を換装し、ウェンディは咆哮を放つため頬を膨らましていた


7番ラクリマでも決着が付こうとしていた

スイガの闇の光線がキョウを貫いた。

「終わりだ!!」

スイガは完全に勝ち誇っていた。
だがーーーー

白煙とともにキョウは消えた

「!!!!何っ!!」

スイガはキョウがどこにいるか分からず、キョロキョロしていた

「ここだァーー!!!」

とキョウは地面から螺旋手裏剣を発動して出てきた

「くっ!オレには二度もその手は食わんぞぉぉぉ!!!」

スイガは先ほどと同じく両手をかかげ、魔力をためた

「イビルノヴァ!!!!」

イビルノヴァが発射された。光線が当たる瞬間、一瞬にして消えた

「なっーー」

キョウは先ほどスイガに地面からの奇襲攻撃の際にスイガの身体に飛雷神のマーキングをしており術で一瞬で後ろに回り込んだのだ


「螺旋手裏剣っ!!!」

「がぁっ!!」

螺旋手裏剣がスイガに直撃する。

スイガは螺旋手裏剣とともに吹き飛びラクリマを破壊し突き抜けワース樹海へと落ちていく。
その直後に螺旋手裏剣はドーム状になりものすごい爆風が発生した。魔力でできたナノサイズの刀がスイガの体細胞に繋がる経絡系の一つ一つを断ち切った

攻撃が終わった後そこにはクレーターができており、スイガの体はボロボロになっていた





そして同じ頃


「紅蓮爆炎刃!!!!!」


「ジェネシス・ゼロ!!!!!」


「うおおおおおっ!!!」

「我が前にて歴史は終わり。無の創世記が幕を開ける。ジェネシス・ゼロ!!!!!開け。鬼哭の門」

ゼロの両手から魔法が放たれる。何かざわざわとざわついているような音が聞こえる。しかしそれは音ではなく声だった。無数の悲しげな表情をした怨霊が呻き声を上げていた

「無の旅人よ!!!!その者の魂を!!記憶を!!!!存在を喰いつくせ!!!!」

「消えろ!!!!ゼロの名の下に!!!!」

「ぐああぁああぁっ!!」

怨霊がナツに噛みつきナツを何処かへ引きづり込まれてしまった。

「これでお前も"無"の世界の住人だ。終わったな!!」


辺りが灰色の"無"の世界。

「な…なんだ‥。くそ…何も見えねえ…。力も出ねえ‥。ちくしょう‥‥」

そこに囚われてしまったナツ。何も見えないし何もできない。ナツが諦めかけたその時ーーー

『ナツ!!どうした!?これしきの事で倒れるのか?』

"無"の空間に声が響く。その声の主をナツは知っていた。
自分を育ててくれた大好きなイグニールだと。

『ナツ!それでもイグニールの子か!?』

『いや、でもこんなデカイ山どうやってぶっ壊すんだよ!』

幼いナツの声も混じる。ナツは覚えていた。この会話をーー

『気持ちから負けてどうする!?お前が自分の力を信じずにどうする!?ナツ、お前は滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)だ。その誇りを忘れるな!』

イグニールの力強い言葉がナツを励ます。ナツはその時小さく笑みを浮かべていた

『おまえにはこのイグニールが‥‥このワシがついている!』

『お、おう!でもさっぱり意味わかんねえ‥‥』

この頃は分からなかったイグニールの言葉。だが今はわかる。するとナツに金色の炎が戻り灰色の空間を燃やしていく。と同時にゼロの魔法を燃やし尽くす。

「何!?」

「おおおおおおお!!!!」

「金色の炎が‥」

「らああああ!!!!」

「オレの魔法を燃やしているだと!!?」

「ああああああ!!!!!」

ナツは力強く足を踏み出す。






それはまるで天へと吠えるドラゴンのごとき姿。



ゼロは思い知る。これがドラゴンを倒すためにドラゴンと同じ力を身につけた魔導士。本物のドラゴンスレイヤーを

ゼロの表情には恐怖に似たものに染まりつつあった。

咆哮を挙げるナツの背後にはドラゴンが見えーー

ナツの拳がゼロの顔面へ直撃する

「全魔力解放!!!!」

金色の炎がナツを包む

「滅竜奥義"不知火型"!!」

左手を横に、右手を胸の前に持ってきて腰を落とす。

「紅蓮鳳凰劍!!!!!!」


ナツは飛んだ。
ゼロへと突進し懐へと入る。そしてその勢いは止まることを知らず次々と天井を突き破り金色の炎は飛んで行った。ナツとゼロ。金色の炎はラクリマへと向かい皆と同じタイミングで足の制御ラクリマを破壊した。


2番ラクリマ

「アイスキャノン!!!」

造形魔法で作ったバズーカ砲から魔力を発射しラクリマを砕いた


3番ラクリマ

「「開け!!金牛宮の扉!!タウロス!!」」

「いっけー!!」

ルーシィに変身したジェミニとルーシィが声を重ねる

召喚されたタウロスがラクリマを砕いた

4番ラクリマ

「キラメキッ!!無限だーーい!!!」

突然ムキムキになった一夜の拳がラクリマを砕いた

5番ラクリマ

エルザは黒色で翼の生えた鎧、黒羽の鎧へと換装した

「この一撃に残っている全ての魔力を全て込める!!」

エルザは飛びその剣でラクリマを一刀両断した

6番ラクリマ

「天竜の…咆哮!!!!」

ウェンディが放った咆哮がラクリマを砕く

7番ラクリマ

スイガに向けて放った風遁・螺旋手裏剣がスイガごとラクリマを破壊した





激しい音を立てながら全ての足が破壊されニルヴァーナは完全に停止した。

ケットシェルターの皆はそれを静かに見つめーー

壊れたラクリマをグレイは見つめーー

ルーシィとハッピーは抱き合いーー

一夜はキメポーズをとりーー

エルザは笑みを浮かべーー

キョウは安堵の息を漏らす。


六魔将軍(オラシオンセイス)は全滅しマスターのゼロも倒れ、ニルヴァーナも完全に停止した。
化猫の宿(ケットシェルター)がもう狙われることは二度とない。


その現実にウェンディとシャルルは嬉し涙を流していた

第九話 完
 
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