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文花の鬼時間

作者:プーヤ
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文花の鬼時間

 
前書き
ここの使い方が分からなく戸惑っています・・・こんな感じなのかと・・・
妖怪ウォッチ面白いですよね!
弟(7歳(俺20)と一緒に観たりゲームしてたらドハマりしましたw
よろしくお願いします! 

 
ある日のこと。
木霊文花は夜の町を走っていた。

「はぁっ、はぁ。なんなのよっ!もぅっ!!」

文花は追われていた。鬼に追われていた。

「なんで、こんなっ・・・・」

何がどうなってこうなっているのか、文花は自分の現状を理解できないでいた。
走りながら酸素が足りない頭で今日1日を思いだし考えてみる。
朝起きて、ご飯を食べ、学校に行き、学校が終わると寄り道もしないで帰宅して宿題をし夕御飯を食べてからお風呂に入り、テレビを観たりした後、夜の9時には歯みがきして就寝した。
いつも通りの普通の1日だったはずだ。
それが何故、気がつくと夜の町にいて鬼に追われるはめになったのか。全くもって分からなかった。
確かに文花は普通の人に見えないものが見えたりすることもある。だがこんなにはっきりと見えたり、まして追いかけられたりなんてことは今まで一度もなかった。

文花は走る。よく分からないが少なくとも話の通じる相手じゃない。捕まったら終わりだ。

「はぁっ、はぁ。誰か、誰か居ませんか!?助けて下さい!」

そう叫ぶも返ってくる返事はない。不思議なことに辺りに人は一人もいなかった。
さっきコンビニに入って助けを求めようとしたがコンビニに入れなかった。追われている最中、中を覗く暇はなかったが人の気配がしなかった。もしかして今この町には人はいないのか?
そんなありえない不安が文花の脳裏を横切る。

「はぁっ、はぁ」

文花の体力はとっくに限界を超えていた。それでも文花を走らせるのは恐怖心。それと文花は知らないが、さっき鬼を大きく引き離せた時に、喉が乾いて飲んだスタミナムと書かれた栄養ドリンクのお陰だった。
ポケットに入っていた身に覚えのない栄養ドリンク。飲んで大丈夫かと思ったが恐る恐る飲んで正解だった。

「はぁっ、はぁ、こ、ここなら」

文花は道の角を曲がると同時に停まっていたトラックの下に潜り込んだ。

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

文花を見失った鬼が吠えた。
すぐ近くのトラックの下に隠れた文花は怖くてびくびくと震える。
ざっざっざっという足音と共に鬼の赤い足がトラックの下から見えた。
辺りを見回し文花を探しているようだ。
ほどなくして鬼はその場から離れていった。
文花は鬼の足音が遠くなっていくのを聞いてホッと胸を撫で下ろす。

(このままここに隠れてやり過ごすしかないよね。朝になったらきっと誰か通ってくるはず)







トラックの下に隠れて何分経っただろうか突然ゾクッと寒気がした。
後ろの方、文花の足元から。
怖い、見たくと思いながらも勇気を振り絞りそぉーっと視線を動かす。

「!?」

鬼がいた。ちっちゃい鬼が。小鬼。
文花は知らないがみちび鬼という妖怪だ。

「ケケケケ」

不気味に笑う小鬼。ヤバい逃げなきゃと文花はトラックの下から這い出るが小鬼は何もして来なかった。

「もしかして、恐いのじゃないのかな」

服についた砂を払い、小鬼にゆっくり近付いてくがやはり小鬼は何もしてこない

「あの、お話しできる?私、文花。あなたのお名前は?」

とうとう手を伸ばせば小鬼に触れれるぐらい文花は近付いた。
小鬼から返ってきたのは

「ケケケケ、ケケぇぇぇぇぇぇ!」

奇声のような咆哮。ちっちゃい体から発されてるとは思えない大音量の咆哮。
それに応答するように遠くから鬼の咆哮が聞こえてきた。
どうやら小鬼の役目は文花の居場所を鬼に教えることだったらしい。

「ケケケケ」

咆哮が終わると小鬼はまた不気味に笑い消えた

「な、なんなのよぉ!」

ここには居られない。もうすぐまた鬼がやってくる。
文花をはまた走り出した。

「はぁっ、はぁ。」

文花はさっきよりも走るのがキツく感じていた。それもそのはずさっきトラックの下に隠れていた時にスタミナムの効果は切れていたのだから

「はぁっ、はぁっ、はぁ。きゃっ!!!」

スタミナ切れ・・・
疲労によりなにもないとこでの転倒
疲れてもうたてる気がしない。
鬼との距離はあと数メートル。 
もう逃げられない、覚悟を決めぎゅっと目を瞑った。その時だった、聞き覚えの
ある声が聞こえてきたのは

「妖怪メダル、セット・オン!」

「え?」

声に反応して目を開ける

「紅蓮地獄!!!」

突如、文花と鬼の間に炎が燃え上がった。

「ありがとキュウビ!」

「フン、礼を言われる筋合いはないね。勘違いするなよ景太、今は文花を守るために協力してるだけで、僕とキミはライバルなのだからね」

現れたのは一匹の狐と文花がよく知る一人の少年。

「うん、忘れてないよ!キュウビもうちょっと時間稼ぎ頼んだからね!」

「フン、言われなくてもぉぉ!!」

狐が手をかざすと炎が更に大きく燃え上がり中にいる鬼がちょっと苦しそうに呻いた。

「ケータく、ん?」

目の前の光景が信じられないのだろう文香はキョトンとして言った

「うん。そうだよ」

にこりと笑う彼をみて思わず涙が出た。

「え、え、えぇ?!ちょ、フミちゃんどうしたの?!」

戸惑う彼の後ろから白いおばけみたいなのが出てきて彼に言う。

「あぁ~ケータくんやっちゃいましたね。女の子を泣かせるなんて」

「俺のせい!?あ、そっか。恐かったんだよねふみちゃん。もう大丈夫だよ」

その言葉をきっかけに涙腺が崩壊。
文花は景太の元に走り出し抱きついた。今まで溜まっていたものが溢れてきた。
普段の啓太ならここでニヤニヤするかもしれない

「おぉ!よかったですねケータくん」

だが

「うるさい、ちょっとウィスパー黙ってて」

彼は

「はい・・・」

「ひとりで頑張ったねフミちゃん」

むしろ優しい顔になり文花の頭をよしよしと撫でた。
そして、景太の頭に後ろから火の粉が飛んできた。

「・・・ん?ん!?うわっちちちちあっちぃ!」

「け、ケータくん?」

「なにを遊んでるんですかケータくんは」

「遊んでないよっ!てか何すんだよキュウビ!」

「なにはこっちの台詞だよ。人が頑張ってる後ろでなにをしれっと抜け駆けしてんだい?景太。今の状況忘れてるんじゃないだろうねぇ?」

ゴゴゴと自らを燃やし怒りを露にするキュウビ

「忘れてないよ、俺はまずはフミちゃんの気持ちを落ち着けるのが先だって思っただけで、」

「ならいい。早く文花を出口まで連れてくんだ。もうそんなには持たない」

「うん!わかった。ふみちゃん走れるかな?」

「う、うん」

「よし行こう!」

景太は文花の手を握り走り出した

「ちっ。まぁいいさ。文花を守れるなら全力で足止めしてあげましょう。たとえ、妖力が尽きようとも!」

少しでも火力を落とせば鬼は炎から抜け出してしまう。キュウビは景太と文花を見送りながら妖力を絞り出し出力を維持する。

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

炎の中から鬼が吠え

「しまった!火炎弾がっ!」

炎の中から炎弾が二発、発射された。
一発はキュウビを目掛け、もう一発は啓太達の方へ凄まじい速さで飛んでいく。
キュウビは炎弾を防ごうとしなかった。
もう妖力も残り僅か、防御に回すぐらいなら1秒でも時間を稼いだ方がいい。そう判断しての事だった。

炎弾炸裂

「グハッ、文花を頼んだ、よ、景太・・・」

その場にキュウビが倒れ、間もなくして炎が消えた。
鬼はキュウビに止めを刺さずに啓太達を追っていく。
飛んでくる炎弾に最初に気付いたのはウィスパーだった






「やや!ケータくんなにやら飛んできましたよ!」

「あれって!!」

文花が驚く。
啓太は冷静に妖怪メダルをウォッチにセットしていた

「お願い!ブシニャン!」

「かつおブシ斬り!!」

妖怪ウォッチから飛び出したブシニャンの神速の斬撃。瞬く間に炎は切り崩され消滅した。

「またつまらぬ物を斬ってしまった」

「すごい!!」

「ブシニャン、一緒に来て!またなにかあったらお願いね」

「承知!」

手を繋ぎ走る啓太と文花に並走してブシニャン。後ろを見張るために少し後ろをウィスパーが浮遊している。
 
「ウィスパーどう?」

「うぃす!大丈夫のようです。まだ姿見えません!流石はキュウビ!先程の炎には驚きましたが、上手く時間を稼いでくれてるんでしょう」

「うん!それにしても」

ちらっと景太は隣の文花を横目に見る

「間に合ってホントによかった」

「えぇ、あのオロチとかいう妖怪に聞いた時はまさかまさかと思いましたが信じて正解でしたねうぃす」

「何者なんだろあの妖怪」

「うぃす」

「はぁっ、はぁ」

「あ、フミちゃん疲れたよね大丈夫?」

「うん。ありがとケータくん」

「そうだ。走りながらじゃ飲みにくいだろうけどこれ飲んでみてよ」

「これって」

景太が取り出したのはあのスタミナムとかいう栄養ドリンクだった。

「俺を信じて、ね。」

「う、うん」

「どおかな?」

「うん、なんか平気になってきたみたい」

「よかった、じゃあこのまま走れるね。急ごう」

「うん!」

「ケータくん!来ました鬼です!鬼が見えてきました!!」

「くっ、もうか・・・オロチが言うには今回の出口は学校にあるらしいんだけど」

学校まではまだ大分距離がある。
最短ルートを突っ走っても間に合わない。追い付かれてしまう。
ならばと景太はまたポケットからメダルを取り出す
同時にウィスパーがいきなり止まり。立ち止まりならぬ浮き止まり、景太達に背を向けた

「仕方ありませんね。ケータくん!ここは私に任せて行ってください!」

言われなくても景太達は足を止めることなく走り続けている。

「ケータくん。いいの?」

「いいの!」

景太はきっぱり即答した。

「妖怪メダル、セット・オン!」

〈そっじゃないよぅ!〉

「あちゃ~反対に入れちゃったよ」

鬼とウィスパーの距離は残り5メートル近い

「いざ尋常にしょう、へぶっ!?」

一瞬で決着がついた
鬼が勝利の雄叫びを上げる

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

空の彼方に吹っ飛ばされてくウィスパーを見て文花が言う

「ホントに大丈夫なのかな」

「大丈夫大丈夫。ウィスパーは丈夫だから。よし今度こそ妖怪メダル、セット・オン!」

景太は信じていたのだ。ウィスパーが一瞬足りとも時間を稼げやしないことを。
妖怪ウォッチから次の妖怪が召喚される

鬼は景太達の姿を完全に捉えていた。
およその距離150メートル。速度は鬼の方が少し速い。
通常は1人しか入れないこの空間にあの男の子が現れた時は鬼は珍しく驚いてしまった。
男の子には見覚えがあった。この空間に入り込むことなんて一生で一度あるかないかぐらいだろうに男の子はなんの因果か、度々この空間に迷い混んできていた。

鬼は笑った。

男の子はあの女の子を助けに来たというのだろうか?
男の子はしっているはずだ。
この空間、鬼時間というのは子供が見る悪夢であり鬼に捕まらず脱出すればその者に大きな成長をもたらすが、もし捕まっても何も成長出来ないだけで危害は全くない。
ということを知っているはずだ
なのに何故、男の子は来た?
何故いつもの様に怯えず攻撃を加えてくる?

そんな事を思っていたらいつの間にか鬼は二人を追い詰めていた。行き止まり。
どうやら道を間違えたらしい。
追い詰められてなお男の子は女の子を庇うように前へ出た。
鬼が不気味に笑う

「小僧」

「しゃべった!?」

「何故」

鬼は男の子に先程の疑問を問う。
男の子は答えた

「知っているから・・・この空間がどんだけ怖い場所なのか知っているから!例え危険がなくたって、目を覚ませば忘れるとしても、好きな子が泣いたり怯えたりするなんて絶対に嫌だから!!俺は来たんだ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男の子はいい目をしていた。迷いのない強き瞳
人間というのは守るべきものがあるだけでこんなにも強くなれるものなのか。
面白い。これだから人間というのは面白い。閻魔様が気にかける訳だ
鬼は胸の奥が熱くなるのを感じた。
が、それもここまでだ。
鬼が持つ金棒、振れば確実に当たる距離。逃げ場がない。
当たれば二人は吹っ飛びベッドの上で目を覚ます。
どんなに守りたくてもここで終了だ。

本当によくやった
鬼は心の中で男の子を称賛した。
多分また会うだろうその時を楽しみにしてるぞ
と金棒を振るった。
二人まとめて直撃。

「!?」

二人の姿が歪んだ。
ぐにゃぐにゃに歪んで消滅した。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

消滅?
そんなこと有り得るはずがない。
ここから出る方法はこの金棒で弾き出されるか出口からでるかのどちらかだけだ。
違和感。
それに気付いた時、みちびきの咆哮が聞こえた。

閻魔直属の部下である鬼は本来、妖魔界の番人をしている力自慢ではあるが決してバカではない。
瞬時に鬼は理解した。
あの二人は幻だったのだ。
そんなこと出来るのはアイツしかいない
鬼はばっと空を見上げる。
いた。奴だ。
まぼ老師。

まぼ老師は鬼にバレたことに気付くとそそくさと退散した。
ホロホロ~
あの時、ウィスパーが鬼に突っ込んで行った時、景太が召喚した妖怪こそまぼ老師だった。
景太はまぼ老師に自分と文花の幻を鬼に見せ引き離す様にお願いしていた。

まんまとヤられた・・・
だがあの時、あの問いに答えた時の男の子には強い意志を感じた。幻にあるはずがない意思があるかのような強い意志を。

まぁ今はそんなことどうでもいい。
まだ鬼時間は終わっていない
鬼はみちび鬼の妖気を探る。
どうやら二人はもう出口にけっこう近いとこまで進んでいるみたいだ。
間に合うか?追い付けないこともないだろうが恐らく無理だ。
先程から背後に大量の妖気が集まってきている。
鬼が後ろを振り返ると道が大勢の妖怪が道を塞いでいた。
ジバニャン、グレルリン、ノガッパ、ドンヨリーヌ、ほのぼーの、ロボニャン、じんめん犬、ツチノコ、ワカメさん、こんぶさん、めかぶちゃん、バクロ婆、わすれん帽、メラメライオン、ムリカベ
などなど景太の友達が鬼を止める為に集合した。

あの装置だけでこんだけの数を呼ぶのは難しいだろう。つまりこの妖怪達は自らあの男の子の為に集まって来たってことだ。

「行かせないニャ。ケータが珍しく頑張ってるんだニャ。フミちゃんの為に必死になって。そんなケータの邪魔するにゃんて、俺っちが、俺っち達が絶対させないニャ!」

「ねこ、恐くはないのか・・」

「怖いニャ・・怖くて怖くて仕方ないけどケータの為に頑張るニャ!」

ジバニャンもまた以前とは違う強い眼差しをしていた。

「喰らえ!百裂肉球ー!」

にゃにゃにゃにゃー
と鬼の巨体を駆け回り攻撃するジバニャンだが鬼は痛くも痒くもなかった。
何万発くらおうが大してダメージはないだろう。
それでもジバニャンは景太の為にと必死に攻撃を続けた。
対して鬼は

「フン」

ジバニャンの首根っこを掴み地面に下ろした。

「にゃー?」

鬼は妖怪の群れを見回した。
妖怪とこんなに信頼を築けるとは本当に面白い人間だ。
こいつらを蹴散らして行くのは簡単だが時間がかかりそうだ。間に合わなくなるだろう。

「ククク、はぁはっはっはっは」

鬼は負けを認めた。






その頃景太達は

「はぁっはぁ」

「見えた!学校だ」

出口の近くまでたどり着いていた。
スタミナムの効果はとっくに切れた。
鬼の姿は少し前から見えない。文花は景太が何かしたということしか分かっていなかった。
いつ追い付かれるか分からない。
一心で学校まで走ってきた。
 
「フミちゃん!出口だよ」

出口は校舎の入り口の近くにあった。

「これでここから出られるよ。」

「うん・・・あの、ケータくん」

「ん、なに?」

「ありがとそれから」

「はっ!ふみちゃん!ごめんっ!」

「え?」

「色々聞きたいことあるのは分かるんだけど時間もないしまた明日学校で話すからさ」

「・・・クスクスうん、分かった。じゃあまた学校でね」

「うん、学校で」

文花が戸を開けて出口に消えていく

「違うんだけどなぁ」

最後に何か聞こえたけど何の事か分からない。景太は首を傾けると地面にへたりこんだ。

「あぁ~っ。疲れたぁ~」

「ケータくん。良かったんですか?ふみちゃん何か言いたそうでしたよ?」

「なんだウィスパー無事だったんだ。」

「いいんだよ。何を思ったとしてもどうせ忘れちゃうんだからさ。それなら早く安全な所へ帰してあげたいじゃんか」

「うぃす。あ、そうそう今回鬼はケータくんの頑張りに負けて諦めたそうですよ」

「そっか。あぁ~でも次はこうはいかないんだろうな」

「そうですね、さ、ケータくん我々も帰りましょう」

「うん、帰ろう」

「ケータくん帰ったら皆にお礼を言うの忘れずに」

「みんなってバクとかキュウビとか?分かってるよ」

「いえ彼らだけじゃなくてですね--------」

 

翌日

いつもの学校。いつもの教室。

「おはよー」

景太は元気よく挨拶して教室に入ると文花の姿を確認する。
文花は友達と楽しそうに話をしていた。
ほっと息を吐いてすれ違い際に挨拶

「おはよー」

「あ、ケータくんおはよー。でねー」

いつも通りの反応。これでいい。
景太は安心して授業の準備を始めた。

そんな景太を横目に見て

「ケータくんありがと。かっこよかったよ」

文花は呟いた。

 
 

 
後書き
ページって一話1ページな感じです...?
さぁどうでしたでしょうか?

自分なりの解釈と妄想で出来たこの小説、少数でも気に入ってくれる方が居てくれたら嬉しいです 
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