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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第六話 石川大尉!!合気道でも勝つ!!その十一

「大石内蔵助さんも楽しんだっていうな」
「尼さんといちゃいちゃしたいんだぜ」
「それをするからな」
「尼さん百人位読んでくれよ」
「いい加減にせんかたわけ者!」
 老僧の一人が遂に堪忍袋の緒が切れた、そして。
 二人を何処からか出した巨大な金鎚で殴った、金鎚には千貫と書いてある。
「何が尼さんプレイじゃ!何処までこの神聖な高野山を愚弄するか!」
「そうじゃ、この煩悩の塊が!」
「御仏を何と心得るか!」
「最早許せん!」
「ここで拙僧達が成敗してくれる!」
「これが仏罰じゃ!」
「この後で即身仏にしてやるから有り難く思え!」
 こう言いながら二人を囲んで袋叩きにする、僧籍しかも神聖な高野山にいる者達が暴力を振るったがそれを見た観衆とテレビやネットでの中継を見ている全世界の人達の反応はというと。
「おお坊さん達頑張れ!」
「あんた達が正しい!」
「何が尼さんプレイなんだよ!」
「裏高野に行って孔雀王に真っ二つにされろ!」
「お寺馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
「冗談抜きで即身仏にされてろ!」
「これを仏罰と思え!」
 誰もが僧侶達を支持しジャスティスカイザーを批判した、正義の味方とはここまで孤独な存在なのだろうか。 
 そしてその孤独なヒーロー達は立ち上がりだ、まだ自分達を攻撃する僧侶達に銃やビームソードを突きつけて言い返した。
「ええい、うるせえ!」
「誰が即身仏になるかよ!」
「俺達は生き残って就職して金儲けて出世するんだよ!」
「そして結婚して年下の部下かキャバクラの姉ちゃんと不倫するんだよ!」
「その楽しみ誰にも邪魔させねえ!」
「俺達の未来は俺達で切り開いてやる!」
 こう言いながら僧侶達にも中指を突き立てるのだった。
「大体これから戦うってのによ」
「何で坊さんに殴られるないといけないんだよ」
「そもそも裏高野なんて実在するのかよ」
「月読さんと阿修羅は俺達が彼女にしたいけれどな」
「御主達冗談抜きで一回心を入れ替えろ」 
 まだ言う僧侶達だった。
「さもないと次の生は碌なものではないぞ」
「ふん、俺達はまた人間に生まれてやるぜ」
「火の鳥鳳凰編の主人公みたいに二度と人間にならないとかなるかよ」
「また人間に生まれ変わって好き放題してやるぜ」
「金に酒に女にな」
「特に女だぜ」
「御主達の生まれ変わるのは餓鬼じゃ」
 ある意味地獄に堕ちるより悪かった。
「そこに落ちて餓えと渇きに苦しめられるのじゃ」
「それでうんこ食ったり腹の中虫に攻撃されてか」
「苦しめっていうのか」
「それが嫌なら心を入れ替えよ」
 これが高野山の僧侶の言葉だった。
「今からでも遅くはない、心正しく生きよ」
「だからそれが正義の味方への言葉かよ」
「しかも袋叩きにされたうえに世界中から叩かれてな」
「俺達って何なんだよ」
「何処まで不人気なんだよ」
 こうしたことをぶつくさ言いながら遂に本堂前に来た、そこでは空軍衆の軍服を着た石川が空軍衆の兵士達を従えて立っていた。
 そして高野山の高僧達にだ、ジャスティスカイザーの二人の姿を認めてから敬礼をしてそのうえで言った。
「では今より」
「はい、悪を清めて下さい」
「そして望みを適えて下さい」
「御仏も太師も貴方を見てくれています」
「その清く正しきものを」
 完全に石川の味方であった、彼等も。 
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