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『自分:第1章』

作者:零那
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『ブラックリスト』

『どつきまぁすぞホンマ!』

『キレ過ぎやし!予想通りの反応やったけど、ここまでキレる思わんかったし』

『シャレんならん事されたらキレるやろが!なんなん!何がしたいん!説明せーや!』

『ごめんごめん!ほんまごめんって!単純に反応が見たかったんよ』

反省を感じれん軽口。

『最初から演技?』

『はい、すみません』

ごっつ胸くそ悪い。
逆キャンセルしたろか。
てか、この後にサービスとか有り得ん。
切り替えれん。
苛々沈める為やけくそで生一気飲み。

さすがに客も反省の色が見えてきた。
人相変わった。
馬鹿面やし。
くそはがいわ。
こんな奴に騙されたとか。
切り替わらん。
サービス無理。


『あんたとは二度と顔合わせたくない。ブラック入れる。店自体の出禁喰らいたくないなら謝れ』

『わかった!もう絶対誰にもせん!店の出禁は勘弁して!』

『ヤクザが馬鹿みたいな遊びすなや。焦った自分も馬鹿じゃわ。ほんま有り得ん。』

『ほんま悪い...』

サービスせん代わりに半額返した。
ごっつ嫌な目に遭わされたけん貰っといてもえんやけど、飲食してるし。
半額は自腹切った。
どうせ戻って来るし。
店長に話してブラックリスト入れて貰った。

 
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