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緋弾のアリア 真実の皇偵

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調査任務説明

「聖剣ZERO調査任務説明を始めま〜す」

説明と言っても聖剣ZEROを調査するだけの簡単で御手軽な任務だ。
疑問に思った点が有れば解説して納得出来ればOK

「聖剣ZERO調査任務参加人数7人
探偵科 遠山 キンジ Eランク 強襲科 神崎・H・アリア Sランク 探偵科 峰・理子 Aランク
狙撃科 レキ Sランク 強襲科 皐月 カナメ SSランク 超能力操作研究科 星伽 白雪
最後に皇偵 水無月 蒼太で構成されたチームで御座います」

星伽 白雪にも俺が皇偵だと明かし依頼協力を仰いだがキンジも同行すると言ったら行く行く行く!!
とか壊れた機械音を吐き出し現在に至る。

「質問だけど、、、ひいお爺様からの依頼って本当なの?」

早速、アリアからの質問か。
予測してたがホームズが絡むとアリアとの会話は面倒くさそうだ。

「ホームズからの依頼だよ。
急に俺の目の前に現れて変な相棒を連れて来て依頼を受けると強制的に」

急に現れて望んでもない相棒を押し付けたり知りもしない聖剣ZEROの調査を依頼したりと迷惑な話だが
ホームズからの依頼となると断ろうにも断れない。

「ホームズからの依頼か難易度が高そうな気がするな」

キンジは重い溜息を付き言う。
確かにホームズからの依頼と考えれば難易度が高そうに聞こえるが簡単でお手軽な依頼だとホームズが言っていた。嘘か真実なのか不明だがホームズの依頼を手伝えばキンジの欲しがる単位が手に入るので渋々、俺の依頼を手伝ってくれるみたいだ。

「依頼難易度は高くないが調査任務だ。
油断は出来ないけど面子が面子だから余裕かも」

「余裕か、確かに皇偵と補佐武偵が人数に入れば余裕かもしれんが依頼相手は世界一の名探偵だぞ?
聞き覚えのない聖剣ZEROの調査、危険な任務と考えた方がいんじゃないか?」

冷静に任務の難易度を分析、結論を編み出した。
流石、探偵科だなEランクだけど。

「依頼難易度は問題有りません。
出来るか出来ないかが問題です」

レキが口を開いた。
レキも協力を仰いだら無口で無言で了承してくれたのだが中々、話す機会がないので存在を忘れかけていた。

「出来るか出来ないかね〜
アタシは出来ると思うよ〜」

「確証は有りません」

「確証なんて必要ないよ〜
あっくんときキーくんがいれば100%だよ〜」

「そうですよ!
キンちゃんが参加すれば無敵です!」

理子と星伽は聖剣ZERO調査任務が必ず成功すると確信している。
アリアはホームズからの依頼と言われ悩み中。
キンジは世界一の名探偵からの依頼と考え頭を悩ます。
レキは無口と無言なので考えを推測出来ないが多分、皆と違う結論を出している。
俺とカナメは、、、、、、、、、、、、、、、

「成功すると前提で考え行動した方が効率は断然良いと考えますね。
私の考えですけど」

「俺も、、、カナメと同じ意見だ。
成功すると考えて行動した方が断然良いと思う」

世界一の名探偵シャーロック・ホームズからの依頼と考えれば難しいと判断するのが当然だ。
だが弱音で行動すれば成功する物も成功しない。
成功することを前提に考え進む方が皆の士気も上がる筈だ。

「調査任務だけどホームズからの依頼だ。
簡単とは限らないけど悩むより進めだ!」

「進めと言われて調査任務の調査場所を聞いてないんだが?」

上手い具合に言われ皆の視線が俺に一点集中。

「確かに聞いてないわね」

「アタシも聞いてない〜」

「私も聞いていません」

「私も聞いてませんよね?」

最後に星伽の疑問系が心にグサッと刺さる。
何故か疑問系で言われると心に響くのが不思議だが調査任務に誘っておきながら調査場所を知らせていなかったなんて皇偵失格だな。





 
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