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FAIRY TAIL   ある神使い達の伝説

作者:朔羽
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第二話***砂漠の絶叫

 
前書き
この話でFAIRY TAILのあの人が登場します!
……もっとメジャーなキャラ出したかった……。
ナツとかエルザとかギルダーツとか……
原作で凍結してますが…… 

 
X385年 フィオーレ地方 ハクト砂漠

「風速……500m!」


相手が風速の高さに立っていられなくなったのを確認して、クウヤは左手を上にあげた。


「造形……っ、(カマ)(イタチ)!!」


砂混じりの空気の刄が空にかざした左手に集まる。それを相手に向かって投げつけた。


「ヴォォォォルガヮァァァァ」


奇声を発し、クウヤと向かい合っていた相手が事切れる。
それを確認し、クウヤは手をおろし風速を戻した。
造形した鎌鼬がフワリとほどけて辺りの空気に紛れる。


「……よし、完了!砂漠バルカンの捕獲だ。
……今夜は何時もより美味しいもの食べれるな」


『食べれると言っても、三万Jだろ?宿をとったりその他諸々したらすぐに消える。
お前はまだ若いけどそこらの魔導士と同じ位の実力は付いたし、何処かのギルドに入れて貰うのが一番じゃ。
お前に餓死でもされたら(オレ)も迷惑なのだぞ』


「……餓死なんてしないさ。山に行けば山の幸が沢山ある。
オレ一人なら充分生活できる」


スカイにされた注意に、クウヤはバルカンの手足を縛りつつ答えた。


『子孫は?結婚はしないのか?己はお前が神使いになってくれれば残りはどうでも良い等とは思っていないのだ。
大人しくギルドに入れ!』


「……煩い、スカイ」


バルカンを縛り終えたクウヤは、長い木の棒に括り付け、担ぎ上げた。
空気を下から送り、重さはあまり感じない。


そのまま歩き出……せなかった。


「竜巻……!?」


行く手に竜巻が見えたのだ。
砂が目に入るのを防ぐため、顔を覆い、自分の目の前に空気の盾を作る。
そして近付いていくと……





金髪の男性と十匹以上の砂漠バルカンが戦っていた。
手助けしようと鎌鼬を造形しようとするが、中途でその造形は止まった。


……その男性は、砂漠バルカンを一体一体確実に倒していたからだ。
竜巻も男性が作り出していたらしく、バルカンを封じ、砂系の魔法を使うらしい男性も一体一体確実に倒している。


そして、二十分後。
バルカンは全て倒れていた。


「……ふっ、完了」


男性は手を打つと、それまでずっと見ていたクウヤの方に歩み寄って来た。


「さっきからずっと見てたよな、何か用か?」


「……いえ、ただ、凄いなって……オレ、クウヤ・フォーグルと言います。貴方は?」
「オレか?オレは、マックス・アローゼ。妖精(フェアリー)尻尾(テイル)の魔導士だ」


金髪の男性は笑顔で答えたが、クウヤは硬直した。


妖精(フェアリー)尻尾(テイル)……」


呟き、言葉を絞り出す。


「あの……妖精(フェアリー)尻尾(テイル)ですか?」
「ああ……」


クウヤはマックスの手を握り、目を輝かせた。


「あの……オレを妖精(フェアリー)尻尾(テイル)に加入させていただけませんか?ずっと憧れていたんです!妖精(フェアリー)尻尾(テイル)の……」


ギルド加入を固くなに拒むクウヤにも、憧れのギルド、憧れの魔導士(ひと)はいたのだ。
そして、この時、マックスは思っていた。


火竜(ナツ)か?鉄竜(ガジル)妖精女王(エルザ)魔神(ミラ)もあるかな……でも、もう、皆居ないんだよな……この子はまだ小さいし、知らないんだ)


と。
クウヤは言葉を繋げた。


「ワカバ・ミネさんに!」


…………………………


「ワカバァアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」


マックスの絶叫が響いた。
 
 

 
後書き
ここまで読んでくださった方々に感謝を込めて。
次回、クウヤ go to the FAIRY TAIL
 
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