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東方変形葉

作者:月の部屋
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幻想変化
  東方変形葉 幻想郷縁起・葉川裕海 著:稗田阿求

変幻操作の人形師
葉川 裕海(はがわ ゆうみ)  yuumi hagawa

職業:人形師
能力:変化を操る程度の能力
住んでいる所:人里から数百m離れた魔法の森付近

彼は外来人であり、もともと外の世界の住民だった。幻想郷に来た理由は本人によると、とある理由で八雲紫に連れてこられたそうだ(強制送還という表現がふさわしいかもしれないけど、と苦笑いしながら言っていたが)。また、彼の補助をしてくれる自立人形や、彼の弟子の妖怪を連れていることが多い。
彼の多くは謎に包まれている。(しかし、それを訊いてもうまく話をそらされてしまう)
✤性格
非常に温厚で、人里や妖怪達は誰も彼が怒ったところをみたことがないという。
しかし、彼の人形や弟子に訊いてみたところ、一度だけ怒ったことがあるそうだ。それは、緋想異変のこと。天人の比那名居天子が幻想郷に危害が及ぶ可能性を知ってもなお遊び半分である企みをしたそうだ。そのことが彼の怒りを買い、そして恐ろしいことに、相当な実力者である天子を死の淵まで追い込んだという。
しかし、彼の温厚さ故、その後は天子と和解したそうだ。
その一件からわかることだが、彼も八雲紫と同じように幻想郷を愛している。
また、全てを平等に見る目を持っており、人間であろうと妖怪であろうと友好的な態度で接する。ただし、人里で人が妖怪に襲われた際にはその妖怪を一泡吹かす。
二度か三度、人里のピンチを救っており、人里の人の中で彼を知らない者はいない。子供の間でも憧れの的となっており、今や人里では博麗の巫女の次か同じぐらいの有名人である。
妖怪にも、力の強弱問わず一目置かれている。
ただし、若干胡散臭いところもある。また、細かいことはあまり気にしないところがあるようだ。
彼は年齢的に思春期真っ盛りのはずなのだが、恋愛感情を全く持たないと思わせる一面がある。異常なほどの鈍感さは、過去に何かあったのかということも考えられる。
掴みどころの無さすぎる人で、誰も彼の性格の全てを理解できない。
✤能力
どの世界であろうとも、変化が一切起こらない世界は存在しない。変化がなければ世界はつまらないものになるだろう。そもそも世界が成り立たない。
創造と破壊を軽々とこなしてしまう非常に恐ろしい能力で、それは八百万の神をも上回ると思われる。
その能力を応用し、八雲紫が扱う『スキマ』のようなものを作り出せる。そのため、神出鬼没でもある。
また、先を読む力が非常に長け、八雲紫などの力が増長した者達を含めても右に出るものはいない。判断力も人一倍優れている。
✤職業
人形を作っている。彼の人形は大変人気で、また一日に販売する数が少ないため、午前中で売り切れてしまう。人里で玩具を作る人は、意外かもしれないが職業的にかなり高い位置にいる。特に、人形を作る技術があまりない人里では彼のような高い技術力をもつ人は重宝され、人里の一番のお偉いさんの次の次ぐらいに高い位置にいる。
技術を学びたくて彼に弟子入りしたいと志願する人が多い。
✤日常
彼は人はかなりいいが気分屋で若干能天気であり、今日何をするかはその日の気分で決めるそうだ。ただし、生活習慣や食生活はきちんとしている。料理や裁縫など、意外にも家庭的な一面が見られる。
✤武器
彼が武器にしている『五行霊剣』とは、その昔、強大な力を持った陰陽師が作った霊剣である。しかし、その陰陽師以外に扱うことができず、陰陽師の死とともに幻想と化した。
彼の話によると、忘れ去られ幻想となった道具などが売られている香霖堂で買ったものらしい。誰にも扱うことはできなかったそうだが、何故か彼には扱えたらしい。
黄色い筒のようなものから、それぞれの面に「木・火・土・金・水」が書かれている五角棒が伸びているが、そのまま武器として使うにはいろいろとなさ過ぎている。
しかし、見た目とは裏腹にとんでもない力を持っている。例えば、火行の『火乗金』を唱えると、触れるだけで金属が完全に融解するような非常に高温の炎の剣と化す。そのときの刃渡りはおよそ五尺足らず。
ただ、詳しいことまでは教えてくれなかった。
✤異変解決
彼も、異変解決に動くことが良くあるが、おいしいところをいつも博麗の巫女に持って行かれるらしい。
 
 

 
後書き
阿求目線の裕海の情報です。
 
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