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魔法少女リリカルなのはStrikers~毛探偵と愉快な仲間達

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魔導師遭遇事件

「はやてちゃん!」

「六課に直接転移されたってホント?」

はやて「なのはちゃん!フェイトちゃん!来てくれたんか!」

さて、上から順に説明していこう
まずは一番上の台詞のキャラクター
名前は高町なのは
19歳の魔導師であり、リリカルなのはシリーズの主人公である
愛機・レイジングハートを使うエリート魔導師である
二つ名は『白い悪魔』だとか『白い冥王』とか………どう考えても正義には聞こえないのは気のせいだろうか?

真ん中のキャラクターはフェイト・テスタロッサ・ハラオウン
昔なのはと戦い、なのはと共に戦った事がある金髪の19歳
愛機はバルディッシュで二つ名は『雷神』だ
………主人公のよりまともである
最後は八神はやて
茶髪の関西弁で喋る機動六課を作り上げた張本人
ヴォルケンリッターという騎士達を従え、夜天の書片手に今日も行く
二つ名は『歩くロストロギア』である

はやて「せやけど………その転移した言うもんがな……建物やねんけどな」

なのは「……?何か問題でもあるの?」

はやて「ついてきたら解るわ」

フ・な「「?」」





なのは達が訪れた転移してきた建物
その建物にはこう書かれていた
『バー・ラグドール』

フェイト「………バー?バーってまさか、お酒とか飲むあのバー?」

はやて「それ以外に思いつかんから
多分それでええんやろうけどな」

なのは「けど………何でバーが?」

はやて「………入ってみる?」

なのは「そう………だね
調査しなきゃだし」

フェイト「スターズもライトニングも出払ってるから
私達で対処しないとね…………」

洋「わぁぁぁぁ!」

はやて「な、なんや!?」

なのは「い、急ごう!」

フェイト「う、うん!」





バー・ラグドール~

洋「うっ………どうなったんだ?」

庵「どうやら……気絶してたみたいですよ」

転移の影響なのか
少しの間気絶していた一同

洋「そういや、ヤギ達は……いねぇな」

庵「もしかしたら、あの人達だけ異世界っていうのに飛ばされたのでは?」

洋「へっ、何がこの辺り一体が吹っ飛ぶだy………はっ!圭、優太、荻、若葉、梓、ステラ、遥、無事か!?」

緒方がいないのはご愛嬌

優太「いたた………………先生、僕は大丈夫です」

洋「良かった……優太無事だった………」

緒方「―――ステラ!無事か!?」

ステラ「………ヒロ兄びろー………」

緒方「やっぱ天使!」

ステラの寝言を聞くとぶっ倒れる緒方

洋「ステラも無事か…………あれ!?圭!荻!若葉!梓!遥!
…………まさか」

優太「飛ばされたみたいですね
ヤギ達と一緒に」

洋「うわぁぁぁぁ!」

なのは「大丈夫ですか!?」

はやて「どないしたんですか!?」

フェイト「ちゃんと全員いますか!?」

洋「うぉっ!不法侵入だ!」

突然入ってきたなのは達に洋は不法侵入者だと思い込んでしまった

はやて「ふ、不法侵入者!?」

フェイト「違います!私達は―――洋「問答無用!優太!」話を―――優太「はい!ビビビッ―――」バインド!」

話を聞こうとせず、臨戦態勢をとろうとした洋達をバインドで縛り上げるフェイト
洋「うわ!何だこれ!」

優太「………身動きが取れません」

庵「…………探偵さん、多分さっきの貴方の悲鳴で駆けつけてくれたんじゃないですか?」

少し考える素振りを見せた後
推測を建てる庵

洋「………えっ?そうなの?」

なのは「そうです
いきなり、飛ばされて来たのはびっくりされたかと思いますが、私達は管理局ですから安心して下さい」

洋「………イオリン、ヤバい人に目を付けられたんじゃない?」

優太「凄く頭痛い人ですね」

庵「………探偵さん、貴方達の体縛ってるのって何々ですか?」

洋「……………カラーテープ?」

フェイト「違いますよ!?カラーテープなんかじゃないですからね!?
仮にカラーテープだとしたら、貴方達どんだけ力ないんですか!?」

なのは「フェイトちゃんが突っ込んだ!」

はやて「あかん、向こうがボケまくっとるから、我慢聞かへんくなっとる!」

フェイト「何なら本当にカラーテープで縛りましょうか!?ぎっちぎちに!」

その瞬間、洋の目が輝いた

洋「ぜひ!」

はやて「あかん!こっち変態や!
もうそろそろ何とかしなあかん!」

なのは「………全力全k―――はやて「スターライトブレイカー撃つつもりなんか!?」………駄目?」

はやて「なんや!?なのはちゃんまでおかしなってもうた!
あれか!?私もラグナロク撃たなあかんのか!?」

さぁて、遂にはやてまで壊れてしまったぞ
一体此処からどうやって進めるつもりなのか
ただ一つ言える事は―――

庵「………混沌だなぁ」

という事である





洋「―――つまり、此処は地球じゃなくて
ミッドチルダという世界で」

はやて「せやせや」

洋「さっき見せたのは魔法で、俺達は次元漂流者っていうもの…………そんな感じか?」

暴走に暴走を掛け合わせたかの様な騒ぎは一旦落ち着きを取り戻し
今はなのは達が洋達に説明をし
事実確認の為に洋が繰り返して言った………という感じである

なのは「そうです
だから早急に貴方達を地球に返さないと―――洋「駄目だ!」………何故ですか?」

洋「俺達が飛ばされた時に、何人か仲間が行方不明になってるんだ!せめてそいつらを見つけてからだ!」

はやて「……解りました
なのはちゃん、フェイトちゃん
この人等を六課隊舎に案内したって」

なのは「それは命令?」

はやて「お願いや
友達としてのな」

なのは「……解った
では、此方で住居を用意致しますので、ついてきて下さい」

洋「……解ったよ
優太ついてこい
イオリンはどうする?」

庵「そうですね………此処で待っておきますよ」

洋「解った、優太」

優太「解りました」

フェイト「えっと、女の子は別に案内するから―――洋「大丈夫だよ、優太は男だから」―――えっ?」

さらっと驚愕の事実を話す洋
これにはフェイトも思考停止した

はやて「では、貴方は後から案内という事でよろしいでしょうか?」

庵「えぇ、お願いします」

そして冷静に会話をしているこの二人

洋「じゃあ案内頼むな……………えーっと」

フェイト「……あっ、私はフェイト
フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです」

なのは「じゃあ私も紹介するね
高町なのはって言います
よろしくお願いします」

はやて「司令の八神はやてです
どうぞよろしゅう」

洋「……………」

はやて「?どないしはったんですか?」

洋「………いや、知り合いに関西弁の話し方をする奴がいたからな………
つい、そいつの事を思い出した」

苦笑いを浮かべながら頭を掻く洋

はやて「友達ですか?」

洋「いや、敵」

はやて「え」

洋の言葉によりフリーズするはやて
関西弁=敵というのが思いの外残念だった様だ

洋「んじゃま俺も
元・警察犬、現探偵の因幡洋だ
で、さっきから背中に隠れてるのが佐々木優太」

なのは(………………警察犬?犬だったの?)

はやて(多分、冗談やろ
髪型は犬っぽいけどな)

少女念話中~

フェイト「では、案内します」





フェイト「此処が隊舎です
ドアの開閉のシステムは地球と異なっているので、これを使って下さい」

と言って、フェイトは洋に何かの電子版を渡す

洋「………これは?」

フェイト「『ミッド語変換装置』ミッドに流れ着いた次元漂流者に作られたものです
ミッド語を、その人物の世界の言語に合わせる事が出来ます
例えば、『地球・日本語訳』」

『承認しました』

洋「うおっ、喋った」

突然機械が喋り出したので驚く洋

フェイト「これで、貴方達の言語通りに喋ります
使い方は、読めない文字に向けるだけで構いません
それから―――」

そこから、1、2時間くらい隊の話をしていたフェイトと別れ、今は部屋でのんびり過ごしている
と、此処でふと洋は思いだした事がある

洋「あっ、緒方忘れてた………」

まぁ隊舎というのだから犬はいないだろうと判断する洋

ドォォォォン

洋「な、何だ!?」

突然起こる爆音
そんなに距離もないように思えたので窓を開けて確かめてみたら―――

緒方「ワンちゃーん!」

「はぁぁぁぁ!」

「ザフィーラ落ち着いて!一般人だから!本気で殴ったら死んじゃうから!」

はやて「何の騒ぎや!?大丈夫か!?ザフィーラ、シャマル!」

外にははやてが、金髪白衣の女性、シャマルが、そして銀髪に犬耳、尻尾をつけた筋肉がかなりついている褐色の男性こと、ザフィーラがいた

洋「さっきの爆発は緒方のせいか………
成る程、犬科だな」

全力で吹き飛ばされてるにもかかわらず、笑顔で抱きつこうとする緒方
正直、有り得ないくらい緒方が気持ち悪い
緒方にとっては犬科の全てが犬科にしか見えない
恐らく、ザフィーラも緒方が見ている洋の様に、犬……いや、狼に見えているのであろう

はやて「あかん!なんちゅうタフネスや!」

ザフィーラ「縛れ、鋼の楔!」

シャマル「ザフィーラ、それ以上いけない!」

………中々のカオスっぷりである

はやて「あっ、因幡さん!手伝ってぇな!知り合いやろ!?」

洋「…………」

洋は考えた
はやて達は一応恩人なので助けたい、と
しかし、緒方に関わるのは当然の如く、無理な話である
その二つの間を上手くとって
緒方と関わらず、はやて達を助ける方法は―――

洋「魔法とやらで消し飛ばしてくれ」

緒方の消去という方法に行き着いた

はやて「解っt………えぇぇぇ!?」

洋「きっと緒方はさっき言ってたロストロギアとか言う奴だ、きっとそうだ
だから、壊すか、管理局で封印しといてくれ」

はやて「えっちょ、えぇぇぇ!?」

最早、仰天しか出来ないはやて

はやて「えーっと…………とりあえず、バインドや………」

『もう、どうにでもなれ』
そんな考えしか、今のはやてにはなかった……………





一旦落ち着いてからはやては、改めて洋が探す人物達について聞くことにした
本来はこっちが先なのだが、さっきの事件のせいで遅れてしまった

はやて「えーっと…………因幡さんの仲間言う人は何人や?」

洋「野崎 圭、荻野 邦治、荻野 若葉に、娘の梓
この4人だ」

はやて「了解です
それじゃ、その人達の特徴を―――」

はやては……いや、起動六課の面々はまだ知らなかった
この中にまともな人間などいないことに………………
えっ?圭?刀を犬用爪きりで切る奴を一般人とは認めない…………… 
 

 
後書き
次回は、出てきてない探偵組のお話かと思います
 
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