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東方大冒録

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美鈴戦……、と思うじゃん?

 
前書き
ふとアクセス解析を見ると、霊夢と魔理沙を出したその日は爆発的に読者が増えてたんですよ。

世界2トップのパワー、恐るべし。

いつかこまえーきも……。

というわけで、今回はタイトルどおりです。おまっとさんでした(お待たせしました)。 

 
「ふぅ、空を飛べるっていいなぁ。すごく楽だぜ」

暗基はつい先ほど作ったスペル、「霊翔『ソウル・ジェット』」を使用し、飛んで紅魔館へと向かっていた。

「魔理沙もほうきを使って飛んでいるよなぁ。やっぱ魔法使いっぽくてかっこいいんだろうなぁ」

魔法使いっぽいというか、魔法使いなのだが。能力も「魔法を使う程度の能力」だったはずだし。そんなことを考えているうちに、

「門が見えてきたな」

紅魔館の門が見えてきた。そのすぐとなりに、誰かが立っている。暗基の予想が正しければ、あれは恐らく紅美鈴(ほんめいりん)だろう。紅魔郷で3面ボスを務めている。

「別名居眠り番人……」

二次創作ではよく居眠りしていてメイドの十六夜咲夜にナイフでボロぞうきんのようにされるというオチが安定である。実際暗基は寝ていないまじめな美鈴はあまり見たことがない。だが、

「おぉ、ちゃんと起きてやがる」

やはりそのあたりは二次創作。実際はまじめにやっているんだろう。ところで、

「どうせマガイモノなんだろうな……。チルノのマガイモノたちと同じ、気持ち悪い霊力を感じるし」

チルノたちのマガイモノからは、果てしないといっても過言ではない、邪悪というにふさわしい霊力を全員から感じられた。それに対し、本物の霊力は、それぞれの霊力が自分をしっかりと語っていた。まぁそんなことはどうでもいい。

「とりあえず着地っと」

暗基はソウル・ジェットを解除し、着地する。そして門に向かって足を進め、美鈴に近づく。

「どうもこんにちはっす」

面倒ではあるが知らない風をかもし出しながらなんとかして紅魔館の中に入れるように交渉することにした暗基であった。

「おや、どうかしましたか?」
「ここが紅魔館で間違いないでしょうか?」
「えぇ、そうですけど、何か御用ですか?」
「えぇ、まぁ。ちょっとここの主の方とお話をしたいなぁと思っておりまして。いいですかね」
「そうですか。あいにく今お嬢様はお休み中ですので。夜になったらまたお越しください」
「あぁそうですか。それじゃまた後ほど来ますね。それじゃ」

暗基は退散した。いや、退散したふりをした。

(そんなわけねぇだろ。マガイモノはぶっ潰すにきまってるじゃないですか~)

とか思っていた。すると、

ブオン!!!!

「うひぃ!!?」

後ろから拳が飛んできた。恐る恐る後ろを振り返ると、

「ふふっ、逃がすとお思いですか? あなたが私たちの仲間を封印したことはわかっているんですよ?」
「あ……、まじですか」

どうやらマガイモノたちは記憶を共有できるらしいです。

泣きたい。






































そのころ、紅魔館内部では。

「……、あら、門の前が騒がしいわね……?」

その女は、唐突な騒ぎに疑問を持った。

「……、まさかあいつが!?」

何か危険なものを察知したその女は、大急ぎで門の前へと向かった。






































「う、うへぇぇぇぇぇ!!?」
「ほらほら、どうしました!? 仲間を倒したときのように、狂気むき出しでかかってきなさい!!」
「いやなこった! こっちはただでさえ疲れてんだからなぁ!!」
「そうですか! じゃあささっと終わらせますからね!!」
「うおおおおお!!?」

暗基は美鈴の攻撃を必死に回避していた。実際暗基はソウル・ジェットを使ったことにより、変な体力を消費してしまっていた。実際飛ぶこと自体は楽なのだが、霊力を多く消費してしまったため、うまく力が出せない状態になっていた。

「くそ、このままじゃジリ貧にもならねぇ……。どうしてやろうか畜生!」
「独り言を話していられるなら、まだ貴方には余裕があるんですね!!」
「う、うそだろ……」

すると美鈴は攻撃のペースをさらに上げてきた。ただでさえ攻撃の一つ一つが早くて強いというのに、ますます回避できなくなる。そのうち、

「ぶごぁ!?」

美鈴のパンチが暗基の顔面にあたってしまい、4メートルくらい吹っ飛ばされた。

「うぅ……、いてぇ……。顔面つぶれてねぇよなぁおい……」

起き上がりながら自分の顔面の心配をする暗基。そしてふと上を見上げると、

「さて、覚悟は出来てますか?」
「……、オワタァ……」

明らかに殺る気まんまんの目をした美鈴がいた。もはや冷や汗を通り越した何かが身体からあふれ出てきそうな気がしている。
能力を使えばどうということはないのだろうが、力がうまく出せない今となっては、暗基はただの人間である。

「残す言葉は?」
「あ、あの、せめて易しく殺してくださいお願いします」
「情けないですね……。では、お望みどおり!!」

そう叫び、美鈴がこぶしを構え、暗基が目をつぶり死を覚悟した。が、いつまでたってもこぶしは暗基にぶつかってこなかった。

「……、うん? どうなってんだ……?」

不思議に思い、目を開けてみると、美鈴の動きが完全に止まっていた。

「え? どうなってやがるんだ?」

暗基があっけにとられていると、あの、といってもいい、決め台詞が聞こえた。

「そして、時は動き出す!!」
「……、まさか!!?」

掛け声が終わったと同時に、美鈴がナイフまみれ&血まみれで倒れていた。 
 

 
後書き
以上。「美鈴戦……、と思うじゃん? 残念、美鈴にボコられるだけでしたぁ~」でした。

というかとりあえずごめんなさい。本当は??さんも出して、いろんなことをしたかったのですが、気力の限界でございました。

次回、タイトルどうしよう……。 
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