戦え！！正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

「とはいっても小学校の低学年までですが」
「ブルマって急に消えたらしいですね」
「本当にある時期から」
「それで今はスパッツか半ズボンですね」
「何処にも色気はない」
「まあラインが透けますけれどね、どっちも」
「その味はありますけれど」
　二人は何気にそうしたことも楽しんでいる、女の子はブルマでなくとも透けることに注意しないといけないのだ。
「ブルマは下着ですから」
「しかも本物の下着がはみ出たりして」
「身体のライン完全に出ますからね」
「あれは最高ですね」
「そうです、私も大好きです」
　やはり優しい微笑みと共に言う伊藤だった、そして。
　その優しい微笑みに妖しいものを含ませてだ、こうも言った。
「いたいけな少女をブルマ姿にして拘束し。体操服の上から亀甲縛りにしたうえで口にはリングを入れてそのうえで」
「またマニアックなエスエムですね」
「ブルマ姿の美少女緊縛ですか」
「これがまたいいのです」
　その妖しい微笑みでの言葉だ。
「今度またしてみます」
「ううん、伊藤さんも何か」
「普通じゃない人ですね」
　二人は伊藤の今の会話からこのことも察した。
「レズでドサドで」
「美少女大好きで」
「かなりきてますね」
「女王様でもあるみたいだし」
「伊藤君は有能な秘書だ」　
　悪田部のコメントである。
「私も色々と助けてもらっている」
「それは何よりですね」
「そのことは」
「そうだな、ではな」
　それではと話してだ、そしてだった。
　二人はまた日帝衆の住所に手紙を書いた、だがここでだ。
　尚智は尚武にだ、こんなことを言った。
「おい、今度は遊ぼうぜ」
「遊ぶ？」
「ああ、こうしてな」
　便箋を前にしてだ、新聞紙や雑誌から文字を切り抜いてだ。そのうえで。
　一文字一文字貼って文章を作りながらだ、こう尚武に話した。
「果し合い状書こうぜ」
「何かそれって誘拐犯の手紙みたいだな」
「そうだよな、けれどこれが案外な」
「作ってて楽しんだな」
「そうなんだよ。今回はこれでいくか？」
「面白そうだな、じゃあ俺もな」　
　尚武も乗ってだ、そのうえでだった。
　二人で挑戦状で作っていく、そうして日帝衆に届けた。その誘拐犯の身代金の要求の様な手紙を見てだった。
　西郷は山本と東郷にだ、こう言った。
「鈴木少佐にでごわす」
「果し合いですか」
「それを挑んできましたが」
「そうでごわす」
　まさにそれだというのだ。
「この手紙がそう言っているでごわす」
「左様ですか。では」
「今度こそ」
　二人はすぐに西郷に応えた。
「あの二人を懲らしめ」
「そのうえで」
「再併合に動くでごわす」
　西郷も言うのだった。