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神の左手を持つ雀士

作者:湯鵜
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3話

 
前書き
3話目です。宮永さんをどう書こうか未だにピンと来ないので今回は出てきません。 

 
ただいまーと俺は玄関の扉を開けて入る。
「兄ちゃん、おかえりー」と妹奈々が返事をしてくれた。
「あれっ、奈々。今日は部活えらく早いんだな。」
とマイシスターに疑問を投げかける。
「違うよー、今日は早くあがらせてもらったんだよー。だって今日は越知投手の復帰戦だもん。これはファンと目に焼き付けないとねっ♪」
嬉々とした表情でそう返答する妹。
そうです。妹は某新聞を出しているプロ野球チームの熱狂的ファンである。
ソウデスカ。と一言いい俺は自分部屋へと向かって行った。


21:00 悠の部屋
yuu:優希よー。少しはリスクも考えて攻めようや。今の白切りは少し考えれば分かる手だぞ。
takos:くそー、まさか犬に振り込むとわ、情けないじぇー(T_T)
kyo:ハッハッハァー、どうだ優希?この俺の完璧な作戦は
yuu:しかし、点数計算が甘いな。100点足りずにビリとわなー
kyo:うっうっ(; ̄ェ ̄)
yuu:明日からお前も点数計算の勉強するか
kyo:はい。お手柔らかにお願いします。
takos:犬めこの優希様に勝てるように努力するんだじぇ
yuu:お前はリスクマネージメントの考え方を教えないとな。まぁ、和が1番詳しいから和にでも教えてもらえ
takos:うっ、のどちゃんは教えると言うよりただの説教だじぇー。

<<のどっちが入室しました>>
のどっち:こんばんわ、皆さん。
takos:ふぇっ⁈どうして、のどちゃんが入ってくるだじぇ
のどっち:悠先輩に誘われたからですけど?
yuu:今日のリベンジのため呼んだんだよ。それより、どうした優希?イタズラを隠す小学生のように焦ってるじゃあないか
takos:なっ、何の事かサッパリ分からないじぇ
kyo:そんな事より、早く対局しませんか?
くぅー、あと少しいじりたかったのに京太郎の奴助け舟を出しやがって

この後対局を行ったがまた優希の不用意な放銃により俺のトップとなり、優希は和に説教をくらいましたとさ。
めでたしめでたし 
 

 
後書き
どうも、湯鵜と申します。
今のうちに断っておこうと思いますが、私はそれ程麻雀が上手いわけではないので対局の描写はあまり書かない予定です。
恐らく、点数と心理描写だけで大会は乗り切るかキンクリするかのどちらかになると思いますのでご容赦下さい。
 
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