サイドメニューが消えるという現象が世界各地で発生していた。
例えばかつらの丸揚げ専門店。カップルがヘアカタログを見ている。
「おっ、親父のバーコードフライ? いいねぇ」
「おいしそう!オプションの白髪も頼んじゃおう」
そしてサイドメニューの白髪を開こうとすると「ない!白髪の福神漬けがない!ありえねーじゃん」
またカレー飲物の店では「カレーは飲み物ってゆってるじゃん!アイスがないのはどーよ?」
客が店員をカレーなべで殴りつけている。カレーのサイドメニューに氷がないとは華麗じゃない。
この一連の問題にマルチ探偵アカツキこと暁次郎が立ち上がった。
「サイドメニューを盗んだのは誰だ?!」
助手のイブ・ニング女史が「犯人はきっと妖怪サイドメニュー隠しの仕業よ」
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