| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 

警告
この作品には 〔残酷描写〕 〔15歳未満の方の閲覧にふさわしくない表現〕 が含まれています。
15歳未満の方はすぐに移動してください。
苦手な方はご注意ください。

長門有希のエラー

作者:huuna@楓奈


 [ 原作 ]  涼宮ハルヒの憂鬱涼宮ハルヒの消失



この銀河を統括する情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。即ち………『宇宙人』。それが、私、長門有希。

そんな私に、最近、『エラー』が発生するようになった。

私には『感情』が搭載されていない。にも関わらず、何か感情『らしきもの』が、発生するようになった。その条件は…………
《ピーンポーン…プツ……》

『おーい、長門ー。』

来た。午後7時。私の家に来たこの人に、喋りかけられたり、触れられたりすると、エラーが時折発生する。

《ガチャ…ギィ………》

「よぉ、長門、これ、落としてたぞ。」

「………栞………。」

「それ、お前のじゃないか?」

「そう……。これは、私の………。」

どこかで、栞を落としていたらしく、彼が栞を届けてくれた。

「……良かったな。」

「そう………。」

「じゃあな。」

「…………待って。」

お礼が言いたかった。でも、言い方がわからなかった。だから………。

「ん?なんだよ?」

「こっち………。」

「え?」

「入って……。」

「え?あ、おう……。」

そんなこんなで私は、家に来た彼を、部屋に入れた。



ページ下へ移動

タイトル更新日時
長門有希宅訪問
第1章 : 私のナカミ
  長門有希のエラー 第1話 2017年 06月 10日 14時 04分 
  長門有希のエラー 第2話 2017年 06月 16日 19時 29分 

ページ上へ戻る