蒼天のレガシ

作者: 徳次郎
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西暦2500年代から地球の環境は深刻さを増し さらにテロに対するアイテムの開発競争が始まる・・・ テロ活動は時に多くの死者をだし、時に世界中を舞台にゲリラ戦の様相を呈していた 個人の能力を飛躍的に増幅させてしまう兵器の開発はある意味で核よりも危険で『静かなる核』と評される そのアイテムはテロリストの手に渡らぬように幾重にも封印をされていた。 それと同時に地球人は宇宙に移民を開始する 月・火星・木星である。 数百年の後、月に移住した人類の一部が地球に帰還し、 地球は再生し100年以上の平和な時代が続いていた アルメイス王国歴190年・・・ 平和が音を立てて崩れるがごとく 突如、エンシェントウェポン(古代兵器)である一隻の戦艦と老人が現れる・・・ 初めて見る鉄の弩級戦艦に人々は恐怖、混乱、錯乱、そして憧れた・・・ エンシェントウェポン・・・ 旧人類が残した負の遺産・・・ 手にしたものは強力な力を手に入れられるが・・・ 適合できなかった者には死が待つという危険な代物である。 ただし適合できれば旧人類の科学力の兵器が手に入る あるものは脅威を感じ あるものは恐怖を抱き あるものは憧れを抱いた 大陸は今「封印派」と「解放派」に分かれて争っていた 適合するには自己実現の欲求の大半が満たされていなければいけない 大陸はエンシェントアイテムの「封印」か「解放」かで揺れ動く・・・ そしてエンシェントウェポンを使える者を人は術者と呼んだ・・・ この星や動物や虫達は何を思うだろう・・・ この愚かな二足歩行の生き物たちの醜い争いを・・・ この争うことでしか平和のありがたみをわからぬ愚かな生き物を・・・
 
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