天馬

作者: 万枚太郎
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天の名を称する者。 それは最強の武人と称する『帝釈天』を筆頭とするインド神話の神々の他に、『赤き龍』と『白き龍』の二天龍と呼ばれる二匹の龍の他に、純白の馬体と翼を持つ『天馬(ペガサス)』が存在する。 その天馬の中でも女神と呼ばれる名馬。 その名を『天馬神ルシウス』 神話の時代、オリュンポスの女神アテナが幾多の聖戦にて跨がったと称される名馬で、三大勢力抗争の時代に女神アテナから『聖書の神ヤハウェ』に譲渡された後に、二天龍を封印する闘いにて聖書の神と供に命を落とす。 だがしかし、聖書の神は最後の力を振り絞り『天馬神ルシウス』の魂を『神器(セイクリッド・ギア)』へと封印すると同時にこの世を去った。 天馬神ルシウスが神器へと封印されてから数千年の時が過ぎ、幾多の神器は時折覚醒し人間に力を与えるも、天馬神ルシウスはこれ迄一度足りとも覚醒する事はなかった。 天馬神ルシウスに見合う宿主が現れ無かったと言う方が正しいだろ。 天馬神ルシウスは『正義感が強く純潔で万物を愛する者』に、己の力を与えようと決めていたからだ。 そして…………漸く、天馬神ルシウスは巡り逢った。 正義感が強く純潔で万物を愛する宿主を………。 その者の名は『兵藤一誠』 ごくごく普通の人間で在りながら、天馬神ルシウスが認めた存在。 「ルシウス、僕は強く成りたい!」 『解りました、イッセー。私と供に強く成りましょう!』
 
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