つぶやき

黒猫大ちゃん
 
疑問。伏線について。
 最近、百万文字単位の伏線の回収を行いつつ、これから先の伏線を仕込んでばかりいるのですが……。
 他の作者さんって、どうやって伏線を仕込んでいるのでしょうか。

 私の場合は、最初のプロットの段階から決めて有る分しか使っていないのですが。
 思い付きで伏線を張れるほど器用でもないですし、物語を創るのに手慣れている訳でも有りませんから。
 それドコロか、最初に創ったプロットから外れてさえいませんからねぇ。
 これも、単に思い付きで話を動かして収拾が付かなくなる事を恐れているだけ、なのですが。

 本当に気に成って、夜も寝られなくなっちゃう。

 それでは、こんな感じですか。
 次のつぶやきは十字軍か、贖宥状。この辺りの解説に成ると思います。 
黒猫大ちゃん
 
思い詰めて、と言うほど真剣なモンじゃないのですが。
 藤井英孝さま、いらっしゃいませ。

 物語を創り慣れている人の意見ですね。
 それに、無理に張らなくても自然と、物語の流れ的に伏線っぽく成る、と言う事も有ると思いますから。
 それが出来たら苦労はない、のですが。

 私の場合は伏線を張るのが好きなだけ、だと思いますけど。
 例えば、今書いている最中の御話に新たに登場させるキャラは、既に何処かのシーンでは登場して居たりしますから。
 ……これ以上書くと、非常に大きなネタバレを書いて仕舞いそうなので止めて起きます。

 この質問は聞いて正解でしたね。色々と為になる話が聞けたと思います。
 後は、それを糧に出来るかどうか、だけだな。 
黒猫大ちゃん
 
海戦型さま、返信、ありがとうございます。
 確かに、その伏線の張り方も有りますね。
 書いている段階で適当にそれらしい思わせぶりな台詞や行動、情報などを入れて置いて、後に回収出来そうなら回収する。出来なければ、そのまま流す、と言う方法。

 私の場合は、物語の後の方をある程度作ってから執筆に取り掛かるので、伏線と言うよりは、情報の開示と言う感じになるのですが。
 後でネタバレが予定されて居て、その場所に至るまでに情報の開示を行っていないとあまりにも突然に事体が進んだり、事件が始まったりする。
 御都合主義もここに極まれり、な内容と成って仕舞いますから。

 それに、私は小説家じゃない。今、書いているのが実質、二作目です。
 元々、TRPGのマスターだったので物語を創る事は出来たのですが、TRPGのシナリオでは、ある程度の情報開示を適切な位置で行って置かないと……。
 ゲーム後、PL達に袋叩きにされますからね。

 うむ。こうして、伏線の張り方ひとつにしても作者さんの人数分だけ方法が有ると言う事ですか。
 これから先の執筆の参考にさせて貰います。
 
海戦型
 
伏線張れない人の言い分
下2名の方がとても真面目に伏線を巻いていらっしゃるようなので駄目作者側の私からも意見を。
多分作者として最低なやり方ですけど、何も考えずに話を進めて「そろそろ終わらせたいな」って考えた時に必要最低限の分の伏線を割とあからさまに巻く。で、話を終らせる過程で「あ、このネタ回収できそう」と伏線でもなんでもない所を伏線っぽく利用していくという・・・我ながらいい加減すぎる方法です。本筋さえぶれなければ後は意外と何でも繋げられちゃうんですが、欠点として読者が仰天するような意外性のある伏線を張れないというのが・・・
何れちゃんと伏線を巻ける人間になりたい未熟者の意見なので、参考にはならないかもですけど。 
黒猫大ちゃん
 
Jジュンさま、返信ありがとうございます。
 そのパターンも有りますか。
 私の場合は見え見え。あからさまな伏線と、さらっと流す、非常に判り辛い伏線。両方の併用です。

 あからさまな方は読者に直ぐに気付いて貰う事が前提。
 さらっと流す方は、ネタバレの時まで静かに進行させて行く物。

 成るほど、矢張り、聞いて見る物ですねぇ。次の作品を書く時は参考にさせて貰います。 
黒猫大ちゃん
 
水音さま。返信、ありがとうございます。
 成るほど、結構、考えていますね。
 私の場合は二次ですから、原作小説との違いを伏線として組み込む事が多いのですけどね。
 原作通りの内容や事件。それに人間関係だと思わせて置いて、と言う形で。
 要は、読者の思い込みを利用してミスリードを誘う、と言う感じですか。

 それに、所詮は趣味で書いて居る物なので、読者として自分の好み優先ですから、勢い、こう言う形の伏線が多く成って仕舞うのですが。 
水音
 
無駄の中に真実を混入
それが普段の私の伏線の張り方ですね。gdgdですけど。

基本的に、明らかに無駄に見えたり、一見関係なさそうな会話や地の文に伏線やキーワードを混ぜておいて、あとは『必須イベント』を通過点にする形で他はある程度自由に書いてます。
そしてプロットと矛盾したりするようなら使わない(白目)


業界用語やスラング、偉人や先達の言葉、各宗教の聖典や時代を超えて知られる著作物のフレーズなどはキーワードにもブラックジョークにも使えますし、私からすればそれは「『言葉』を選ぶ」作業の練習かと思っています。