つぶやき

海戦型
 
メイキング話
「正統派守ってあげたい系ヒロインが主人公に会って守ってもらう正統派ストーリー作るぞー」
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「ヒロイン何人かいるのが最近のお約束だしなんか思いを寄せるキャラとか作るかー」
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「作ってみたけどただ邪魔なだけだし没ろっと」
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「っしゃーヒロインはこれぐらい悲劇的設定で、なおかつ主人公が助ける理由考えたらこんなもんか」
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「書いてみたけどなんだこのヒロイン……ヒロイン?ヒロインムーブ全然しない。というか主人公との間に芽生える感情は絶対恋じゃねえ……」
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「設定をガチガチにし過ぎたんだ。緩めてヒロインムーブできる子に組み替えよう」
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「これ没。これも没。この設定もヒロインムーブの妨げだから没……」
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「よーし、やっとヒロインムーブできるキャラになったぞー!」
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「……そうか。そうなんだな。精神構造を簡略化するか、もしくは恋愛脳に指定しないとヒロインはヒロインムーブしてくれないのか……」
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「なんで今まで気が付かなかったんだ。ヒロインはキャラクターじゃない。読者が求めるヒロインの要素を組み込むんだから、そこに作者の意図を介在させて明瞭な自立的キャラクターの意志を植え付けちゃいけないんだ(←何か間違った方向に思考が進んでいる)」