つぶやき

青竹
 
お勧め二次小説。
ファールヴァルト戦記、という二次小説があります。
結構有名な小説らしいのですが、私はつい最近知りました。
文章量も多く、読み応えのある作品です。
現在、まだ半分くらいしか読んでいませんが、かなり面白いのでお勧めです。

ソードワールドRPGの二次小説なのですが、普通とちょっと違うところは、ソードワールドの世界、フォーセリアに向かう前にも十分に力を付けてから転移するというところでしょうか。
主人公は偶然魔神を召喚する為の魔法書を入手し、それを使って日本を本当の意味で独立国にしようと頑張っていく……という話です。
魔神や魔法、マジックアイテムを使って、現状に満足していない不良達を部下として加えていき、一大勢力になっていきます。
ただ、その途中で主人公達はソードワールドの世界に転移してしまうのですが。
そこでは小国に所属し、内政や軍事で力を発揮していきます。
中でも、オーラバトラーのようにモンスターの素材を使ったロボットを作って戦う……というのは、ちょっと面白かったです。



かなり面白い作品ですが、色々と気になる部分もあったりします。
特に大きいのが、主人公の性格が場面場面で大きく違って見えるといったところでしょうか。
また、主人公を苛めていた女を、主人公があっさりと許して、尚且つヒロインの1人になるというのも、正直どうかと……
また、一番残念な点は、最終更新日が2012年7月19日といったところでしょうか。
今から5年以上前の作品なので、恐らくこれ以上の更新は期待出来ないと思います。


ソードーワールド系で私が読んだことがあるのは、魔法戦士リウイだけなのですが、その原作キャラも出てきているので、十分に楽しめました。
転生とらぶるでもソードーワールド世界編を……と一瞬考えましたが、そもそもソードーワールド系については全く詳しくないんですよね。
TRPGとかもやったことないですし。


ともあれ、総合的に見てかなり面白い作品だと思うので、是非お勧めです。