飛々ピョひこさんのつぶやき

 
つぶやき
飛々ピョひこ
 
ショボイお話ですが……
 とってもショボイお話ですが、今日ふとアクセス数を見ると500vを超えていました!

 ヤッタ~~~~♪


 と、まぁそれだけなんですが、なんかちょっと嬉しかったのでショボイ事かも知れませんが呟いて候。
 それもこれも読んで下さっている皆様のおかげ! とても勉強になるアドバイスをくれる黒猫大ちゃん様! 文章や物語での豊かさで勉強させてくれるSweetDreans様! ありがとうごぜぇやす!

 これからも地道にやっていきますです。 
飛々ピョひこ
 
オリジナルと贋作は紙一重!?
小説に限らないんですが、皆さんは何かを創造する際どうやって様々な素晴らしいアイディアを練り出していますか?

僕は最近、読んだ漫画が素晴らしかったのでその大まかなストーリーを両親に伝え聞かせた事がありました。
すると両親は口をそろえてこう言います。
「それ、どっかで聞いたことある話やなぁ」

勿論、両親は僕が読んでいた漫画については一切知りません。
しかし、両親は過去に自分たちが読んだことのあるストーリーと似ていると言い出したのです。
別に僕が読んだその漫画が実は贋作だったのだと言いたい訳ではありません。
事実、その漫画は一般に売られていますし誰一人として贋作だなんて言っていません。


そこで僕は考えました。何故、そのような事が起こるのかと。
そして僕は一つの自分なりの解答を見出しました。



人間、もとい全ての生物は皆同様に自身の過去の体験から物事を学びます。
当たり前ですが、タイムマシンが無い限り未来から何かを学ぶなんて事は出来ません。
皆さんが何か書こうと思い立つとき、そこで何かしらのアイディアを練り出しますよね?
僕はそれらのアイディア達は全て、過去に起因しているものだと思うのです。

キャラクタの吐く感動のセリフ達は過去に作者が出会った美しいフレーズにどことなく雰囲気が似ているでしょう。
読者を驚かせる見事なストーリーは、その一部を切り取れば他に類似する物語は結構多い物です。
読んでいて尊敬できるようなキャラクタ達の行動は、その3日前に実際に作者の前で起きた美しい行動だったのかも知れません。

過去と生きる人間である限り、真にオリジナルと言える作品は存在しないのです。
しかし同時に、真に贋作と言われる作品もコピーしない限りは存在しない。

僕は小説は贋作の積み重ねでも構わないと思っています。
問題はいかにその感動し、人々に伝えたいお話を他人に伝えるかであり、いかに一つ一つの小さな贋作を違和感なく繋げて1つの物語として完成させるかであると思っているのです。
それこそが、全てのクリエイターさん達の独創性であると、僕は思っています。




……さて、僕がこんなに詰まらない持論をつらつらと述べたのにはある目的があります。
それはズバリ、書く練習です(笑)
勿論、上記の事は僕が考え出したことであり、自分の持論に相違ありません。
しかし、これは一つ、僕の拙い文章力を皆様に批評していただきたく思い書きました。
宣伝になってしまうのですが、僕は小説をココに投稿させて頂いてます。
ですが当然完璧なモノであるとは思っていません。
読みやすく分かりやすい文章を書くのも読んでもらう側のマナーであると心得ていますので、是非とも何か感想、批評、アドヴァイスなどが欲しいです。

僕が語った内容についてでも構いませんし、書くテクニックについてでも構いません。
どうかよろしくお願いします。 
黒猫大ちゃん
 
何処かで書いたな。
 にじファンで書いていた小説の前説に書いた事が有りますか。
 もう、既に、本当の意味でのオリジナル小説と言う物は存在しないだろう、と。

 人類が誕生して、文字と言う発明を行ってから、多くの夢物語を作成して来たはず。
 その中に、今、私や貴兄が書いて居る物語と似た物は有って当然だと思いますから。
 まして、物語には類型と言う物も存在しています。

 ただ、贋作云々に関しては、私は意見を出来る立場にはないですね。
 現在、私が描いている物語は、二次小説ですから。
 感想の中で色々と書いて居る知識は、二次創作の中で必要な知識だと言う事です。

 それで、感想や批評が欲しいのなら、先ず、自らが他の方の書いた文章を読んで、感想を書く事が最初ではないのでしょうか。
 確かに、其処から馴れ合いに発展する可能性も有りますが、他の方の文章を読めば、間違いなく、実に成る部分は有ります。
 反面教師的な部分も含めて。

 単純な話、私の書いたこの『つぶやきの返信』と、貴兄の書いた『つぶやき』では、既に表記方法からして違いが有ると思います。

 もっとも、私が感想を書く最大の理由は、得点を付けると言う評価が好きじゃないから。
 感想を付けた上で評価をするのなら未だしも、訳も言わずの低評価では、その作者の書いた物を全否定するのと同じですから。
 これは単なるイヤガラセ。これでは、その作者さんに対して何の糧にも成りません。

 創作を行う上で必要なのはテンション。これを奪うような行為は為すべきでは有りませんから。

 何故ならば、何某かの創作活動を行うと言う人間は、矢張り、繊細で感受性の豊かな方が多くて、それ故に、些細な事で傷つき易い物です。
 それで無ければ、何かに心を動かされて、それを創作活動の原動力とは為さないはずですから。

 それで、書くテクニックですか。
 大して技巧を持って居る訳でもなければ、文才が有る訳でもないので、大きな事は言えないのですが……。
 書く際に気を付けて居るのは、キャラクターを実在の人物になぞらえては書いて居ます。

 物語の中の登場人物も、物語の中では実際に生きて暮らしている人間だから、作者の都合の良い操り人形としてはいけない。……と言う事ぐらいですか。
 良くキャラが勝手に動く、などと申しますが、私から見ると、商業作家でもその半数近くが。それ以外なら……。勝手に動いたのではなく、作者の都合の良い形で動かされた結果、そうなった、と見える事が多いので。
 多いのは、急にキャラの頭が悪く成るとか、視界が狭くなるとか。

 後は、地の文を丁寧に書き込むぐらいですか。
 10行も会話文が続くと、流石に、コマ割りが必要でしょう? ……と思いますから。
 普通に考えると、突っ立ったまま、話し続ける事って有りますか?

 頭を掻きながら。指で顎を摘まむようにして。頬杖をついて。腕を胸の前で組ながら。身振り手振りの大げさな表現を行いながら。人差し指でリズムを取りながら。
 視線は? 表情は?
 自分や、相手の発している雰囲気は?

 ほら、表現出来る事はいっぱい有る。
 私が読者として、この手の会話文が多く並ぶ作品は『手抜き作品』だと評価しています。
 もっとも、これは、私の意見で有って、世間一般の意見からは乖離している可能性も高いのですが。

 最後は効果音を多用しない。
 これは、効果音を多用すると陳腐な内容と成るような気がしますから。
 飽くまでも、気がする、なのですが。

 それでは、非常に長い文章と成って仕舞いましたが、この辺りで失礼させて頂きます。 
SweetDreams
 
興味深い議題でしたので、私の意見も乗せたいと思います。
そうですね、私も「完全なるオリジナル」という物を作るのは不可能に近いと思います。
何かと小説、映画、アニメ、今まで様々なメディアを通して私たちは知識を得て、成長しました。
そして大抵人気がでやすい作品は結構「王道」なあらすじが多いように思います。
それぞれのクリエイターさん達が作り出す演出には個性がでますが、テーマとしては似ているものが多いです。
何千何万何億と世界は作品で溢れかえっていますが、やはりどの時代でも、人の心に響くものはそうそう変わらない気がします。

そう言う目線で作品を見て行くと、存在している「物語」というのはある意味パラレルワールドみたいな物かもしれませんね。
細かい設定は違えども、中核にあるメッセージは近いんじゃないでしょうか。

私は趣味で小説を書きはじめましたが、普段は主にグラフィックデザインの勉強をしています。
グラフィックデザインは基本的に多くの人の目を引きつけ、情報を流す為に何をどういう風にデザインすれば良いかを考えて制作します。
その時のプロセスで大事なのはリサーチ、他の人がデザインしたもの見ることです。
決して真似はしませんが、レイアウトなどは大変参考になります。
たとえば、ポスター制作の際、文を横書きにするとします。そうすれば会社のロゴや連絡先はポスターの右下に乗せる事が多いです。
左から右へ読む文面の場合、目が最後に辿り着いて記憶に残りやすいのがその場所だからです。

他にもフォントを必要以上に多用しない、使う色も喧嘩しないのを選ぶ、など考慮すべき点は多数あります。
これがもし映画用のポスターとなれば、さらにデザインの印象を映画っぽくしなければなりません。
キャラクターとタイトルのドアップに、小さい字で制作者側の情報が書かれたポスターと言ったら、どれくらいの数のポスターを思い浮かべますか?
ネットで検索しても結構な数が出てくると思います。

このように飛々ピョひこさんが書いたように、私たちは過去に経験して、見慣れている・理解している物に対して安心するのかもしれません。
逆に理解出来ない物に不快感・嫌悪感を持つのは簡単ですから。
でも全く同じだと、つまらないから嫌だ!という心理になるのではないでしょうか?
結構我が侭な生き物ですね(笑

定番な事と新しい・変わった事もバランス良く入れられた作品。
それが作品に対して人が求める物なのかもしれませんね。

心理学の専門知識は皆無なのに偉そうに書いてしまいましたが、私の解釈にここまで付き合って下さり、ありがとうございます。 

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