暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep2ようこそ海鳴市へ〜Family and friend〜
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
たけれど、目の前の屋敷もまたそれなりの大きさだ。門を潜り屋敷の前まで歩いていく。なのはは扉の横に付いた呼び鈴のボタンを押す。

「いらっしゃいませ、なのはお嬢様、シャルロッテお嬢様」

扉が開き、私たちにお辞儀をする1人の女性が、なのはと私の名を口にする。

「あ、シャルちゃんのことはもう教えてあるんだ」

顔に出ていたのかしら。なのはが私の耳元で囁く。なるほどね。それなら知っていて当然だわ。

「シャルちゃん。こちら、月村家メイド長のノエルさん」

「どうも初めまして、シャルロッテお嬢様」

「初めまして。シャルロッテ・フライハイトです」

自己紹介も済み、私たちは屋敷の中へと案内された。

†††Sideシャルロッテ⇒なのは†††

「あ、なのはちゃん。いらっしゃい!」

「やっと来たわね、なのは」

「うん、ゴメンね〜」

ノエルさんに案内された先の客室に、すずかちゃんとアリサちゃんが待っていてくれた。昨夜のうちにシャルちゃんのことを連絡していたから、2人の視線はすでにシャルちゃんの方にばかり向いてる。

「その子が昨日のメールで言ってた・・・」

「あ、うん! この子がシャルロッテ・フライハイトちゃん。昨日メールした通り、ドイツからの留学生で、今は私の家にホームステイしてるの」

「初めまして、アリサ・バニングスよ」

「初めまして、月村すずかです」

「初めまして、シャルロッテ・フライハイトよ。シャルって気軽に呼んで」

「そう。ならよろしく、シャル」

「よろしくね、シャルちゃん」

良かった。シャルちゃん、アリサちゃんとすずかちゃんと打ち解けてくれたみたい。そうして私たちは遅くまで話に花を咲かせた。シャルちゃんも楽しんでくれたようだし、本当に良かったよ。
夜、自分の部屋のベッドに入っても、明日からの学校生活のことを思うと興奮してなかなか寝付けなかった。

「シャルちゃん、友達がたくさん出来るといいな」
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ