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Angel Beats! the after story
記憶戻しの野球試合B
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グラウンドのホームベース近くでお互い向き合う。
全員が闘気を燃やしピリピリした空気がひしひしと俺に伝わってくる。
審判が両チームを見てから大きな声で言う。

「これから大学サークルチーム対──中学校野球部の試合を始める、礼!」

「「「「「おねがいしゃーーす!!!!」」」」」

両チーム盛大な声で礼をする。
そしてお互いのベンチに駆け足で行く。
戻っている途中で日向が声をかけてくる。

「音無調子は大丈夫か?」

「大丈夫だ、お前は?」

「絶好調だぜ。」

お互いの調子を聞きながら俺らはベンチに着いた。
ベンチに座っているところに日向が俺に声を掛ける。

「音無、今日の試合は6回までの少しばかり短い試合だ、だから最初から全力で行け。」

「わかった。」

日向にそう言われながら肩を軽く回す。
中学生チームがポジションを呼びながらボールを投げ合っている。
それを見ながら『ふっと』思いだす。

「日向、そういえばかなでたちはどこに行ったんだ?」

日向も気付いたらしく
「ほんとだな、たく大事な試合ってのにどこぶらついてんだか」

日向は少し呆れながらベンチに座る。
そんな時

「ほら、ゆりちゃんユイちゃん照れてないで早く。」

「そんなのわかってるわよ。でも心の準備がまだ」

「私もまだ心の準備が」

後ろからかなでたちの声が聞こえてくる。
「もォ〜言い出したのはユイちゃんでしょ、言った本人が照れるのはダメですよ。」

「それはそうですけど、いざ着てみると恥ずかしくって...」

「なんで私も着る羽目になったのかしら...」

どうやら何か話し合っているらしい。
「こうなったら音無さん、日向さんこっち向いてください。」

「「やめて〜〜」」

先に日向が後ろを向いたらしい。
「お、お、お前らな、なんだそ、そ、それは」

日向が驚いているらしくものすごく噛んでいた。
何をそんなに驚くやらと後ろを向いた瞬間、あまりの驚きに声が出なかった。
俺の目に写った光景には信じられないものが写っていた。

恥ずかしがっていない白い肌に控えめの胸の少女
恥ずかしいのか腕で体を隠すが隠しきれない胸がちらっと見える少女
特定の人物を見て恥ずかしくって顔をそらす少女

今、俺の目に写っているのはチアガール姿をしたかなでたちだった。
日向はまだ信じられないのか頬をつねっていた。

「おい音無、俺は夢でも見ているのかな?」

「いや、これは現実だ」

「そうか...ってなんてかっこしてんだよ!」

日向のその質問に代表してかなでが答えた。
「これはですね、ユイちゃんが提案したんです『どうせ応援するならこのくらいやらなきゃ』って言ったから着
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