鳳苗演義
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かったら彼女を仙人界にスカウトしようと考えている。それはかつて女禍に対して何もしてやれなかったことに対する償いのつもりなのかもしれない。もし女禍そのものだったならば――その時は、今度こそ話し合おう。
今ならばきっと、自分の言葉も彼女に届くから。
しかしその前に・・・。
「苗?お主は何をさっきから頭を抱えたり顔を赤くしたり百面相しておるのだ?」
「にゃんでもない!な、何でもないのっ!ほら、さっさと行くわよお兄ちゃん!!」
「う、うむ・・・」
怒ったようにこちらの手をぐいぐい引っ張る苗に戸惑いながらも付いてゆく。現金な事を言って怒らせてしまったか、と伏羲はため息をつく。
そういえば”故郷”にいたころの女禍も時々こんな感じになっておったが、結局あれは何だったんじゃろうか・・・と考えながらも、二人は手を取り合い日の沈みかけた町を歩いていった。
その姿は・・・やはりというか、本物の兄妹にしか見えない。
この後、伏羲・苗・ぽんず・そしてはやては、この出会いを切っ掛けに世にも奇妙な道筋を歩むこととなる。決して忘れることの出来ない、長い長い道を・・・
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