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ユーノに憑依しました
カレラに協力を取り付けました
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僕にも分かりません、今の僕には『家』もありますし『家族』も健在です……事件か事故でこれから失う可能性が高いですね」
「もしくは、俺が居る事で未来が分岐したって事だろうな」


 コンコンコンコン、お仕事的なドアノックが部屋に響き、シャッハと騎士カリムが入って来た。


「初めまして、私が聖王教会 教会騎士団 騎士 カリム・グラシアです」
「ユーノ・スクライアです、興味はお持ちいただけましたか?」
「ええ、大変興味深いレポートでした、何をお望みでしょうか?」

「ギル・グレアムとの闇の書に関する共同戦線の後ろ盾、ジュエルシード発掘にレイジングハート発掘の協力と言った所でしょうか、できればナカジマ姉妹の救出もお願いしたいんですけど?」

「……良いでしょう、お金だけ欲しいと言うのならお帰り願った所なのですが、この騎士カリム全面的に協力させて頂きます」
「おー、話が上手く行き過ぎて怖いね」
「これから『物凄く』忙しくなるので、覚悟してくださいね?」


 ニコニコと微笑を向けてくるカリム……地獄への道連れを見つけた様な笑顔だ。


「さて、早速ですがヴァロッサ・アコースさん?」
「はい?」
「貴方の『家』の事でご相談があります、長くなりますので今日の所は解散と言う事でよろしいでしょうか?」
「ええ、連絡先はレポートに書いてあるので何時でも呼んで下さい」

 ……早速ロッサ『家』の事かよ、どんな不幸か知らないが幸多からん事を。
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