暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
とある家での出来事
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はモルクの言葉を無理やり切り、はてなを浮かべているモルクにこう言った。
「確かにあなたの発言の通り辛い実を食べさせて体から暖めたほうっと思うでしょうけど実はその反対。 体温が低いのに辛い食べ物を食べさせてしまうと体の内側は暖かいのに外側は低いままだからあえて一種の 凍り状態を解いてから辛い実を食べさせて体全身を温める っていう方法がいいの」
「へぇ〜・・・じゃなかった。話を聞く通りだとナナシとフィラの実かな? 後はー・・・オレンの実とかオボンの実とか、毛布やら持ってくるね。 それと、ここまで頑張って連れてきたんだから疲れてたり、お腹空いてるでしょ?今日は泊まってていいよ」
「ありがとう、じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ。よろしくね」
 その言葉にモルクは 分かったよ っと言うと、足早にリビング、暖炉がある部屋を出て行った。モルクが木の実を持ってくる間にイーブイを改めてよく見てみると、濡れていた毛並みはいつの間にかに乾き切ったようだが、改めて見て気がついたことがあった。それは、そこらでみるイーブイより毛並みが綺麗で、整っていて、触ってみても引っかかりがまるでない。まるで、この世界に来たのが初めてみたいな・・・それに、身体の大きさも一回りほど小さく、自分はこれほど小さなイーブイを見たのは、幼いイーブイしか見たことが無い・・・。
 そして、そんな事をレイエルはあれこれ考えていると、モルクがナナシの実を2個と、フィラの実を1個と、オレンとオボンの実三個を浅いバスケットに入れた状態で持って現れた。それをレイエルは受け取る。ちなみにナナシの実が凍り状態回復で、次にフィラの実が辛い実で、最後にオレンとオボンの実が体力を回復させることが出来る実である。
「ありがとうモルク」
「このくらいならお安い御用だよ。 じゃあ僕は続けて毛布とか持ってくるよ」
「ありがと。あっ、一応この子には敷き布団持ってき・・・・・ううん、やっぱり私も行くわ」
 レイエルはそう言うと廊下の方へとモルクを追いかけてふわりと飛んでいく。最初は 任せちゃおかな などと考えていたのだが、改めて考えてみて、勝手に上がり込んできて何もしないのはどうかと思ったのだ。そして、廊下挟んで反対側の部屋のふすまの中から、敷き布団を1つ、敷き布団カバーと厚めの掛け布団と枕をそれぞれ3つ出すと、1セットはモルクが持ってきて残りはレイエルがイーブイをここまで運んでくるのに使った技、サイコキネシスを使って部屋に戻ると、一時全て置いて、今度は敷き布団カバーと敷き布団を浮かすと、慣れた手つきでセットして床に引く。セットするっと言っても、脇のゴムを引き伸ばしてはめるだけの簡単なものだが、手でやらないとなると相当難しいはずなのだが、簡単に彼女ははめてしまった。
「レイエル、疲れてるのにわざわざありがとうね」
「ふふ、
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