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リュカ伝の外伝
リュカ一座 ACT6
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【金の斧】

むかしむかし……ある所に正直者の木こりが居りました。
その木こりが泉の側で仕事をしていると……

(つるっ……ぼちゃん!)
正直者の木こり:リュカ「アア……タイセツナ、鉄の斧ヲ、落トシチャッタよ(棒読み)」

正直者の木こりが大変困っていると、泉から美しい女神が現れて、彼に落とした物を尋ねます。

泉の女神:ビアンカ「木こりさん……貴方が落としたのは……」
正直者の木こり:リュカ「うわ〜い、ビアンカだー!!」

正直者の木こりは泉の女神の台詞を遮って飛び付くと、そのまま泉へとダイブ!
そしてイチャイチャ一生を過ごしたとさ……
めでたしめでたし



【金の斧2】

むかしむかし、ある所に正直者で真面目な木こりが居りました。
彼が泉の側で仕事をしていると……

(つるっ……ぼちゃん!)
正直者で真面目な木こり:ウルフ「困ったなぁ……仕事に使う鉄の斧を落としちゃったよ……アレがないと仕事が出来ないのに……困ったなぁ」

すると泉から女神が現れて、正直者で真面目な木こりに尋ねました。

泉の女神:ルビス「きっと絶対真面目な青年よ…貴方が落としたのは、この金の斧ですか? それとも銀の斧ですか?」
正直者で真面目な木こり:ウルフ「はぁ? 何だいきなり現れて……気に入らないな、その人を試す様な物言い!」

泉の女神:ルビス「す、済みません……」
正直者で真面目な木こり:ウルフ「大体考えてもみてよ……俺は木こりだよ! 斧を使って木を切り倒すのが仕事だよ!? 柔らかい金や銀の斧で仕事が出来ると思ってるの!? これだから人間の事を知らない女神ってのは……リュカさんが怒るはずだよ!」

泉の女神:ルビス「あ、あの……本当にすみません。この金銀の斧と貴方が落とした鉄の斧……それと底に落ちてたバトルアックスもお譲りしますから、もう帰って頂けませんか? ごめんなさい…私もうこの仕事止めますから……」

こうして正直すぎる木こりは、沢山のお土産を手にして帰りました。
めでたしめでたし



【金の斧3】

むかしむかし、ある所に【金の斧2】の話を聞きつけた、欲張り者の木こりが居りました。
んで、泉に鉄の斧を落とします。

欲張りな木こり:ナール「さぁ来い! 豪勢な斧を手にして現れろ女神!」

そんな訳で現れる女神。

泉の女神:マリー「お前……ワザと斧を落としたろ!?」
欲張りな木こり:ナール「えぇ〜……今回の女神はコイツなのぉ……」

泉の女神:マリー「何だお前……私じゃ不満なのか!?」
欲張りな木こり:ナール「そんなんじゃねーよ……豪勢な斧を頂ければ、不満なんて……」

泉の女神:マリー「何だ豪勢な斧って?」
欲張りな木こり:ナール「そうだなぁ……金・銀
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