第16話
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は強大である事に変わりない。
吸血殺し(ディープブラッド)の件は君一人ではなく星と幻想殺しを使えばいい。」
「魔術師を倒すのに能力者を使うのはまずいのでは?」
「問題ない、あの二人は無能力者だ。
価値のある情報は何も持っていない。
魔術師と行動を共にしたところで魔術側に科学側の情報が洩れる恐れはない。」
ステイルは無能力者(レベル0)の意味がいまいち分からないが言葉の意味を考えればあの二人は力が無いという結果が出ているだろう。
しかし、ステイルの心情をアレイスターは答える。
「幻想殺しのように正体不明の能力者はいくらでもいるぞ。
星のように「強大な力を持ち主ゆえに、誰も本気を出している姿を見た事のない能力者」などいう種類も存在する。」
ステイルはあれで本気ではないのか、と麻生の底知れぬ力について考える。
そして「人間」は言った。
男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見えるその者は等しく「笑み」を思わせる表情を作り言った。
「さて、吸血殺しが吸血鬼の存在を証明したと言うのならば、あの幻想殺しや星は一体何を証明してくれるのだが、ね。」
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