暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 万死ヲ刻ム者
第二十三話 成果
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

ゲームが開始されて数十分が経った。闇慈達三人は体育館に到着し、裏口から内部に侵入し、ステージ袖の裏に身を隠した。しかし闇慈には疑問な点があった。

(妙だな・・・ここまで来るのに敵と全く会わなかった。黒羽も知らせてくれなかった)

闇慈はいざって時のために黒羽を光子状態にし、闇慈達の周りを見張らせていたが黒羽も見かけなかったらしい。因みに黒羽が光子状態になると気配を感じ取られることはない。体育館の中に入って初めて敵の気配を闇慈は感じ取ることが出来た。

(待ち伏せか・・・敵は・・・4人か)

「どうしたんだよ?闇慈。難しい顔をしてるぞ?」

「・・・闇慈先輩。イッセー先輩。敵の気配です」

小猫が話しているとアリーナ側の電灯が付いていった。

「そこにいるのは分かっているわ!グレモリーの下僕達!」

ライザーの下僕達も闇慈達の存在に気付いていたのか声をかけていた。

「こそこそしていても仕方ないみたいだね?イッセー。小猫ちゃん」

「だな」

「・・・みたいですね」

闇慈たちがステージ袖から姿を現し、見たのは4人の女の子だった。

「ルークさんに・・・やたらと元気なポーンさん。そして無謀な遊撃手の人間さんね」

「あ!!あの娘は!!」

一誠が驚きの声を上げて見ていたのは以前一誠の鳩尾に棍を叩き込もうとした和服の女の子がいた。

「ミラよ。属性はポーン」

「私はルークの雪蘭(シュラン)

「ポーンのイルで〜す♪」

「同じくネルで〜す♪」

チャイナ服を着た黒髪の女の子は『雪蘭(シュラン)』。和服を着た青髪の女の子は『ミラ』。そして体操服を着た緑色の髪の双子は『イル』と『ネル』らしい。中でも・・・

「あの雪蘭って娘の魔力はそこそこ強そうだね?小猫ちゃん」

「・・・はい。おそらくクイーンに近いでしょう」

「げっ!!マジかよ!!」

雪蘭は油断できない相手らしい。

「・・・あのルークは私がやります。闇慈先輩とイッセー先輩はポーンをよろしくお願いします。最悪の場合、逃げて時間を稼いでください」

「じゃあ僕はあの双子の相手をしようか。イッセーはリベンジしたいでしょ?」

「ああ。それに俺にも勝算はあるしな!!いくぜ!!ブーステッド・ギア!!スタンバイ!!」

『Boost!!』

一誠がセイグリッド・ギアを発動させると小猫も自分のグローブを引き締め戦闘体制に入った。闇慈もイルとネルの元に行くと格闘の構えを取った。デスサイズ・ヘルはライザー戦まで温存するつもりらしい。ポーン相手なら問題はなそう感じたのだろう。しかし『真紅の魔眼』と『魔力の応用』は使うらしい

「「お兄さんが私達の相手?カッコいいけどライザー様のためにバラバラになっ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ