第1章 ニルヴァーナ編
緋色の空
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なかった。
「そいつは仲間だ!!!!連れて帰るんだーーーーー!!!!」
仲間・・・ナツさん・・・!
「よ・・・よせ・・・。」
ジェラールはそう言うが、ナツさんは止めなかった。
「と・・・取り押さえなさい!!!」
多数の評議院の兵がナツさんに押し寄せて来た、だが・・・
「行けナツ!」
なんと、グレイさんが加勢した。
「こうなったら、ナツは止まんねえからな!それにな・・・気に入らねえんだよ!
ニルヴァーナを防いだ奴に・・・一言も、労いの言葉も無えのかよ!」
「それには一理ある、その者を逮捕するのは不当だ!」
グレイさんの言葉にジュラさんも加勢した。
「くやしいけど、その人がいなくなると、エルザさんが悲しむ!!!」
さらに一夜さんも加勢した。
「もー、どうなっても知らないわよ!」
「あいさー!」
ルーシィさんとハッピーもヤケクソで加勢した。
「やっぱり・・・ジェラールは連れていかせない!!!」
俺も我慢できずに、加勢へ向かう。
「お願い!!!ジェラールを連れて行かないで!!!」
ウェンディはそう泣け叫ぶ。
「2人の恩人っだし、私も加勢だぁ!!!」
「今回は、同意見ね。」
ミントとシュルルも加勢してくれた。
「来い!!!ジェラール!!!お前は、エルザから離れちゃいけねえっ!!!
ずっと側にいるんだ!!!!エルザの為に!!!!
だから来いっ!!!!俺達がついてる!!!!仲間だろ!!!!」
「そうだよジェラール!!!今は思い出せなくても!!!!
俺達の事、絶対に思い出せれるよ!!!!来てくれぇ!!!!!」
ナツさんと俺の言葉ににジェラールは歯痒い気持ちでいっぱいだった。
俺はわかってはいる、わかっているけど・・・!!!!!
「全員捕えろォォォ!!!!公務執行妨害及び逃亡幇助だーーーー!!!!」
「ジェラール!」
「行くな!!ジェラール!!!!!!!!」
ナツさんと俺は叫んだ。その時・・・!
「もういい!!!!そこまでだ!!!!」
エルザの一言で俺達全員は固まった。
「騒がせてすまない・・・責任は、全て私が取る・・・。」
エルザさんの口から沈痛な言葉が出てきた。
「ジェラールを・・・連れて行け・・・。」
「エルザ!?」
エルザさんの言葉に納得がいかないナツさんは突っかかろうとした。
「・・・・・・。」
しかしエルザさんは何も言わなかった・・・。
「エルザさん・・・。」
「そうだ・・・。」
ジェラールが何かを思い出し、エルザさんの方を振り向いた。
「お前の髪の色だった。」
「・・・!」
今の
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