第十四話 終幕
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
闇慈達は階段を下りていき、広い場所にでると・・・
「レイナァァァレェェェ!!!」
「腐ったガキが気安くその名前を呼ぶんじゃないわよ!!汚れるじゃない!!」
一誠と堕天使レイナーレが戦っていた。しかし戦っている内に一誠の足に光の槍が突き刺さってしまい、片膝をついていてしまった。
「一誠君!!」
木場が一誠の援護に回ろうとしたが闇慈がそれを止めた。
「ダメだよ、木場君。これはイッセー自身の戦いなんだから邪魔しちゃ後でイッセーから怒られるよ」
しかしアーシアが闇慈に叫んだ。
「でも!!このままじゃイッセーさんは!!」
「確かにイッセーはやられているけど・・・イッセーの目はまだ諦めてないよ」
再び一誠を見ると鋭い眼光がレイナーレを捉えていた。
「・・・分かった。でも本当に危なくなったら助けに入るからね」
「分かった。(でもあの篭手・・・時間がかかるごとに魔力が倍増している?)」
(やはり・・・あの篭手は我と同じ・・・)
(えっ!?)
闇慈がデスの解釈を聞き損ねるととレイナーレが闇慈の方を向いた。
「あら。お前は私をコケにしてくれた奴じゃない。もう少し待ってて頂戴ね?もうすぐこの死に損ないを消してお前の相手をしてやるわ!!そしてそこの裏切りの小娘のセイクリッド・ギア『聖母の微笑【トワイライト・ヒーリング】』を頂くわ!!」
「・・・そんなことさせない」
小猫が闇慈の前に立ち身構えたが闇慈は小猫の真横に来た。
「・・・闇慈先輩」
「心配してくれてありがとう、小猫ちゃん。でも僕は大丈夫だよ」
「・・・分かりました」
小猫はアーシアの隣に来ると闇慈はレイナーレと向き合った。
「レイナーレだったか?俺を消そうとするのは構わないがお前はお前の言う『死に損ない』を舐めているとやられるぞ?」
「なに言ってるの?あのガキがもう立てるわけが・・・」
「うおおおおお!!!」
レイナーレの言葉を一誠の咆吼が遮り、ゆっくりと立ち上がった。その拍子に足の傷口から血が吹き出るが一誠はその痛みに耐えていた。そして篭手を着けている左腕を天にかざすと緑色の魔力が一気に溢れ始め、篭手に牙のようなものが生え、形が変わって行った。
「そんな・・・ありえない。それに何なのこの魔力!!これは・・・もう私より遙かに上・・・」
「神様がいねえのなら・・・悪魔だから・・・魔王様か!!どうかこいつを!!」
一誠の気迫が上昇するとコウモリのような悪魔の翼が生えた。
「一発殴らせて下さい!!」
「ひぃぃ。いやあああ!!!」
レイナーレは恐れをなし、逃げだそうとしたが一誠の足の速さのほうが上だったのか一誠の見日腕がレイナーレの右腕を掴
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ